ハイブリッドカーのカタチ その2

GMが創立100周年記念式典において、プラグイン!? ハイブリッドカーのシボレーボルトの市販モデルを公開したそうです。

ご他聞に漏れず、ハイブリッドカーらしく5ドアのFF。先にエントリーしたホンダの次期インサイトや現行トヨタプリウスと同じようなパッケージです。

ただし、こちらのクルマはプラグインという通り、家庭用コンセントによる充電が可能です。電気代80セント分のフル充電で40マイル（約64km）の走行が可能とのことですから、ガソリンと比べるものではありませんがかなり経済的です。

それでいて、モーターの最大出力150ps、最高速度は細かく刻んで161km/hとそこそこの性能です。もっとも最大出力や最高速度を出し続ければ、経済性が失われるのは当然です。更に、このクルマのエンジンは駆動用でなくバッテリー充電専用とのことです。何となくまどろっこしい気もしなくはないですが、環境性能を高めるにはこの手の方が上だとか･･･。

しかし、やっぱりこのカタチがハイブリッドカーのスタンダードなのでしょうか。トヨタ、ホンダ、GMの3社が選んだこのカタチには、ひと目でそれと分かることによるハイブリッドカーの普及度合いを大きく見せる効果があるのかもしれません。いや、本当のところはよく分かりませんが･･･。