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イトケン(G)のブログ一覧

2015年11月30日 イイね!

クルマもミラーレスの時代

クルマもミラーレスの時代 クルマもミラーレスの時代に突入です。後方視界のためのバックミラーやサイドミラーを、カメラを介したモニターで代用できるようになるとのこと。将来的にはサイドミラーがクルマから消えていくのかもしれない。

 うわー、そんなの、嫌だー。

 サイドミラーがなくなったら、デザインバランスが崩れてしまうに違いない。子どもの頃、プラモデルのクルマで遊んでいて、サイドミラーがポキって折れちゃったりすると、バランスを取るために反対側もポキっとしてミラーレスにした。でも有るべきものがないだけで、何だかちぐはぐな感じがするなと、子ども心に思ったものである。

 とはいえ、こういう感覚って、慣らされるのも早いから、いずれ「ミラーレスの方がカッコいい」と思える時代になっちゃうんだな。まずは、高級車からそうなって、ミラーレスが高級車の証ってなる。そして徐々に一般車種にも波及して、いずれ「うわ、今どきサイドミラー付いてるのかよ」ってなことになる。

 こういう技術の普及の過程においては、格差が生じる。たとえばパワーウインドウ。オレが免許取り立ての頃は、手動のウインドウもまだまだ採用されていた。同じ車種でも、パワーウインドウは上位グレードだけの装備だったりした。この格差によって「劣等感」と「優越感」が生じ、そこに「見栄」が入り込んでくる。

 「パワーウインドウに見えるように、肩を動かさずに窓をスムースに開ける技」を習得したり、DIYで電動化をしたり、様々な見栄を張るわけ。

 オレなんか今でも、「オートライトに見える見栄」を張っていて、トンネル通過時のヘッドライトオンオフは、絶妙なタイミングで操作するようにしている。傍から見たら、オートライトのミニに見えるに違いないっ。

 ~いや、それ、誰も気にしてないって。~

 サイドミラーも、今後はきっと「ミラーレスキット」とかバンバン出てきて、みんな次々とミラーレス化していくんだろうなぁ。

 でも、こういう技術って普及しきってしまうと、今度は原点回帰現象が出てくる。「クルクルの手動窓って、カッコいい」とか。「黒電話って、なんか新しい」とか。ドアミラーをオシャレで取り付ける時代も、きっと来るね。ドアミラー風、モニターセットとかも出たりして。

 そして、今回も気の利いたオチが思い浮かばない。

 オチレス。

※日本で最初にサイドミラー撤去を試みた車両:オーテック・ザガートステルビオ(1990年)
Posted at 2015/11/30 13:40:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2015年11月24日 イイね!

コロナ・マークⅡ

コロナ・マークⅡ トヨペット・コロナマークⅡ(X30型)を見ました。そう、そう、そうだったね。昔は、コロナマークⅡだったんだよなぁ。

 工業製品にマーク○○(mark○、Mk-○)と記すのはイギリスの慣習で、改良版、改良型という意味なのだそうだ。トヨペット・コロナマークⅡは、最初はコロナのフルモデルチェンジとして開発されていたモデルなのだが、コロナはそのまま販売を続けることとし、新しいラインナップとして売り出された。クラウンとコロナの間に位置する格付けなのだそうだ。その位置づけと成り立ちからコロナマークⅡと称されたわけだが、絶妙なネーミングである。

 その後、何度かのフルモデルチェンジを繰り返す中で、「コロナ」が取れてマークⅡだけになったわけだが、当時(5代目X70型・1984年)、オレは、これに強い違和感を覚えた。「マーク○○」とは、あくまでも符号的なもので、元となる単語があって初めて存在が許される言葉だと思うからだ。

 ルパンで言えば三世。ジェイソウルブラザーズでいえば三代目。踊る大捜査線でいえばthe movie 2。明治メルティーキッスチョコレートでいえばプレミアムショコラだ。ただ、三世とか三代目とだけ言われても、何の三代目なんだ、という話になる。

 お前は、何のマークⅡなんだ。

 ところで、こういう感じで名前の前半部分が取れて、新しい名前になるってのは、クルマには多い気がするね。スズキ・ソリオはワゴンRソリオだったし、日産・シルフィはブルーバードシルフィだった。ホンダ・インスパイアはアコードインスパイアだったし、ホンダ・フィットシャトルはシャトルになってしまった。

 知名度のある商品名を冠することによって、新商品への親しみを感じてもらい、それが認知されたら、冠したものを外すという手法なのだね。なるほどね。その視点で見ると、現在売られているクルマの中にも、次の車名が想像できるものが沢山ある。ランドクルーザープラド(こいつはずっとこのままかもしれないけど)、カローラフィールダー、ムーブコンテなどなど。

 さて、マークⅡである。今は「マークX」になってしまった。Xは10をアラビア数字で記したものである。マークⅡの10代目という意味。ならば現行モデルは「マークXI」かと思いき、「マークX」のまま。そして、マークXは間もなく三代目にスイッチする。

 マーク2の10代目の3代目である。

 もう、何が何だか。
Posted at 2015/11/24 11:56:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2015年11月23日 イイね!

よくぞ生き残った、わが精鋭たちよ。

よくぞ生き残った、わが精鋭たちよ。 ロードバイクのツーリングで訪れた浜名湖で、カプチーノのミーティングが開催されていた。一体何台のカプチーノがいるんだろう。100台、200台、いやもっといるかもしれない。見たことのない台数のカプチーノが一堂に会している。会場周辺の湖畔道路のあちこちでは、イベントへのエントリーをしていないと思われるカプチーノ軍団が、隊列を組んで走行している。

 カプチーノへの慕情が胸によみがえり、思わず涙が出そうになった。

 お前たち。よくぞ、生き残った。

 カプチーノは1991年~1998年の7年間しか販売されていない。最古参は24年前、最も新しくても、もう17年も前のクルマ。世に送り出されたカプチーノはトータルでわずかに2万6500台。それが、いまだにこれほどのミーティングを開催できるほど現存しているとは。しかも、集まっているカプチーノは、マイナーチェンジする前の前期型ER11型のほうが多いように見える。

 会場に整列しているカプチーノの近くによってみると、どのカプチーノも例外なく、時代の洗礼にさらされていることがわかる。みな、傷だらけである。ヘッドライトが黄ばんだもの、塗装が傷んでいるもの、樹脂の黒いサッシ部分が白く変色したもの、ボンネットやトランクの隙間が均一ではないもの。シートやハンドルは、時間の経過を最も色濃く映し出している。

 だからと言って、みすぼらしいわけではない。それぞれのオーナーが愛情をもって丁寧にメンテナンスをして生かし続けていることがわかる。だから生き生きとした生命感がみなぎっているのである。

 これって、本当にすごいことだと思う。

 たとえば、自動車産業黎明期のクラシックカーのほうが、よっぽど綺麗である。太い鉄骨と分厚い鉄板で作られたクラシックカーのほうが格段に耐久性もあるだろうし、維持やメンテナンスがしやすいだろう。そして多くのクラシックカーはお金持ちのガレージや博物館などで大事に大事に保管されている。

 これに対して、カプチーノは薄っぺらい鉄板で作られたモノコックボディ。各部のパーツは軽自動車の廉価なもので、消耗が前提だ。生かし続けるのは、カプチーノのほうが大変だと思う。同じ時代の軽自動車って、もう残っていないもんね。

 さらにすごいのは、たぶんほとんどのカプチーノが、通勤、通学、お買い物など、日常生活の道具として使われているということ。青空駐車の環境にいるカプチーノも少なくないはず。

 よくぞ、生き残った、わが精鋭たちよ。

 すべてのオーナーと握手して回りたい衝動に駆られたが、気持ち悪がられるかな、と思って我慢した。せめて道行くカプチーノに手を振って声援を送るぐらいはしておけばよかったか。いや、それも気持ち悪いか。
Posted at 2015/11/23 15:21:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2015年11月20日 イイね!

MINIに出会って10年が過ぎていた

MINIに出会って10年が過ぎていた BMW製のMINIに乗り始めてから、もう10年が経っていることに気が付いた。途中2年半ほどフォルクスワーゲン・ゴルフ6に浮気をしているため、述べ期間としてはまだ10年に到達していないし、MINIもR50から、R56へと乗り換えているけれど、10年前と同じメーカーの同じクルマに乗っている。

 R50に初めて乗った時の感動は、今でもリアルに思い出せる。金庫のような頑丈な扉が閉まる時の、ガチャリという金属音。金属の塊が動いているかのような剛性感と重厚感、そしてパワートレインと、ハンドリングのリニアリティ。いずれもかつて味わったことのない感覚だった。

 現代のコンピューター技術で制御されたハイテクマシーンであるのにもかかわらず、機械式の精密道具に触れているような感覚。油にまみれながら動いている工作機械や、蒸気機関、あるいは、タイガーモス号を操作している感覚だ。

 R56ではこのメカニカルな感覚は薄れてしまったが、それでも、ガチャリという扉の閉まる音から始まる一連の所作、金属の塊のような剛性感はMINIならではのものだ。

 10年たった今、このクルマを超える濃い味のクルマにいまだに出会えていない。そして、ここにきて、こういうクルマは、もう二度と現れないんじゃないかとすら思い始めている。特に、正統な後継者であるF56が違う道を歩み始めてしまったってのが、絶望的だね。

 だから、このままR56に乗り続けてみようかな、と思い始めている、今日この頃。

 10年たっても色あせないMINIの魅力。きっと、この先10年も。

※10年間で、MINIから乗り換えてもいいかも、と思ったクルマと、乗り換えなかった理由。
フィアット・500S

 アナログチックな走りは文句なしに楽しかったけど、クルマの作りこみが雑。
BMW・320i
 MINIの兄貴的存在。MTも選べるのがいいんだけど、雑な作りで値段に見合っていない。
スズキ・スイフトスポーツ
 走りは申し分なし。けど、スイフトRSも持ってるし。二台もスイフトはちょっと。
マツダ・アテンザ
 デザイン、走り、燃費、とても魅力的。でもデミオの方が走りはいいのよね。
マツダ・デミオ
 走りは魅力的。でも、いまのMINIとお別れしてまで欲しいクルマではない。
フォルクスワーゲン・ビートルMT並行輸入
 輸入代理店と整備工場も見つけ購入の秒読みになっていた矢先に、インチキが。
ポルシェ・911
 高けぇよ、デブ。
Posted at 2015/11/20 13:12:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | MINI | 日記
2015年11月18日 イイね!

お待たせしました、フィアット124スパイダーです。

お待たせしました、フィアット124スパイダーです。http://www.worldcarfans.com/1151118101175/2017-fiat-124-spider-is-a-mazda-mx-5-with-italian-flair

 最初見た時には、受け入れられなかったのだけど、3日で慣れた。というより、好きだな、このクルマ。リアからのプロポーションから昭和のエッセンスを感じる。具体的にはホンダS800だ。

 そう思ったら、フロントデザインもS800のリメイクと位置付けてもいい気がしてきた。聞けば、フィアット124スパイダーもS800も1966年のお生まれだそうで。このままバッヂを付け変えてホンダS800として売り出してもいいんじゃないかな。このクルマ自体、オリジナリティなんてないんだから、バッジエンジニアリングでどんどん展開したらいいと思う。

 しかし、NDロードスターをここまで違うものにリメイクできるってのがすごいね。ウエストラインに共通点は見られるが、見た目は全くの別人だ。まぁ、ダイハツ・コペンがドレスフォーメーションと称して、別人を仕立てていたりするので、驚くべきことではないのかもしれないけど。

 コペン・セロも、このNDロードスターをベースにしたらいいのに。コペンのセロのデザインはとてもいいんだけど、細部に軽規格が理由の無理が生じている。ドレスフォーメーションとかいって、こっそりNDロードスターベースにすり替えてしまって、コペン・セロを作れば、たぶん誰にもばれない。そして、きっと、スゲーカッコいいと思うぞ。

 ~あれ、コペン・セロは普通車なんですね~

 え、あれ、そうだったっけな、コペンってもともと普通車じゃなかったかな。

 って、誤魔化す。

 あと、NDベースで、トヨタ・MR-Sとか、スズキ・カプチーノとか、オースチン・ヒーレースプライトとか、ダットサンフェアレディとか、ユーノス・ロードスターとか、いろいろリメイクしてほしいなぁ。
Posted at 2015/11/18 16:10:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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