高台側にある静嘉堂文庫美術館から下ってくると
漆喰の白い壁が目を惹く、倉が見えてきました。
そうそう、確かこの辺だったはず、岡本公園。
地図上で見た限りでは、わりかしコンパクトな公園だったはずだが、他にも何かあるのかな?
そういや民家園とか書いてたっけ。
園内に進むと、マップ通りこじんまりした敷地に、子供用の遊具と水場。
見てると、懐かしのザリガニ釣りセット(棒・凧糸・するめw)を駆使するオトーサンとか、滑り台から転げ落ちないか心配そうに見守るオカーサンの姿とか、まあ公園によくある風景が広がっております。
そんな中ヲッサン的にうれしいのは、さっき目に付いてた民家園が併設されてたこと。
おかげかどうか、園内も鬱蒼といっていいほど茂った木々、ありそうでナカナカない竹やぶを抜ける散策路など、プラプラするのにいい造り。特にこの竹やぶが結構雰囲気があって、カンタンな柵はあるものの竹に触れる距離感、都会人では感じることの少ない里山なイメージを手軽に体感できる(^^
グルッとひと回りするのにそれほど時間がかかる広さでもなく、そのまま民家園に突入。
ここもさっきの延長線上… というか、公園がここの延長線上というのが正しいか。
茅葺きの民家が一棟、それに付随して外から見えてた倉が建っています。
それに囲まれるように小さな畑と、お庭は何故か全面に筵が延べてあります。
これは埃除けかな? まさか下に苔が生えてて、それの養生に… とかじゃないでしょね(考え過ぎw)。
倉の中は何もなかったのでカンタンにスルーして、メインの母屋(旧長崎家)へ。
典型的な農家の姿を再現した建家で、薄暗い中には昔の農機具や生活備品などがイロイロと並べられています。
ここは座敷に上がることも出来て、中も見て回れるのがいいですね。
特に、こういうところで初めて見たのが仏壇。
神棚は大体どこでもありましたが、仏壇ってのにお目にかかったのはホントここがハジメテ。
うん、確かに普通ならありそうだし、これまで無かったほうが不思議かも。
位牌も素朴ながらアジのある出立ち。
今度からは、他でもその辺も注意して見ていくことにしましょ(^^
他にも管理棟で紙漉き体験をやってたりと、実は小さいながらも充実な公園でしたが、そっちはパスの方向で。
さてと、じゃ最後に砧公園、いっていましょう。
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岡本公園 /
民家園
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ふらり | 日記
Posted at
2016/07/03 10:19:27