TA-BL5 Blitzen2005(5AT)
[ 2006.3 撮影 於湖東三山百済寺]
車種:Blitzen2005 AT
色:Arctic White Pearl
内装:Blitzen専用本革シート(off-black)
馬力:191(260)/6000 [kW(PS)/rpm]
トルク:343(35.0)/2400 [N・m(kg-m)/rpm]
SUBARU BOXER ENGINE / Subaru of America, Inc.(SOA)
http://www.subaru.com/sub/misc/coretech/index.html?from=topNav
B4特装車。従来通りポルシェデザイン研究所の外装デザインだが、同研究所の親会社の経営方針の変更により公的には名前を出さないようになったとの噂。いわゆるM&Aの影響? でも、前ほどアクなくなりましたね。こんなに普通でなくていい。ハードはSUBARU、外観はポルシェのイメージを感じさせるもので、もっとグラマラスでいいんだけどな。SUBARUさん、Blitzenだけはデザインでもっと遊んだらいいのに...
2台FF車を乗ってきました。今回は初めてのAWD。ターボの太いトルクとAWDの組合わせ... LEGACYのGT系いいですね。しかも、水平対向エンジンのおかげか慣性重心が低い。ボンネットは、アルミ。加速しながらハンドル切れば、クイックなギア比のハンドルとも相まって中型バイクのように動きます。こんなによく思いのままに動くなんて! とにかく運転することが、楽しい。笑えてくる。
踏み込めば、馬がジャンプするように軽々と加速。4輪にトラクションのかかったAWDの走りは、とても面白い。軽快に登りヘアピンを駆け上がります。切り増してアクセル踏めば、サッとインを向きます。なんじゃこりゃ! 本当に知りませんでした。知ってたら、少々無理してでも、もっと早くB4のGT系を買っていたことでしょう。クラクションの音も、なかなかいい!
だが、不満がないわけではない。一点目。通常のB4で可能なのに、Blitzenではサイドエアバッグとクルーズコントロールが設定不可。これではプレミアムを名乗る資格はない! 早々に改善していただきたい。
二点目。車内の静粛性。少し要求が高すぎるかも知れない。が、Blitzenならもっと静かにしておいて欲しかった。とろとろ走っていると、ブロブロ...という品のない低い排気音?が車内に聞こえてきます。うんざりします。フル加速時は、ラリーカーを思い起こさせるようなエンジン音がかすかに聞こえて、これはこれでなかなか楽しいんですけど...
リアウィンドウ付近の「パキッ」「ピシッ」という音は、どうも溶接の不具合ではないかと思います。事例報告がかなり出ているようですから、早々に修正していただきたい。フロントガラス内側の汚れは、ピラー部分に使用されている接着剤の蒸着らしいが、これも困りますね。耐久試験してないのかなぁ。
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D型、いいですね。次のフルチェンジでも引き継がれていくものがあることでしょう。そう思うと、何だかワクワクします。フルチェンジ後の新A型で、わざとレベル落としたりしないでね。そんな様子見えたら、信頼感は消え失せますよ。今のレベルから出発して下さい。
2006年12月頃から、2007年3月までの期間限定でSI-cruise Limitedが発売されました。いいですね。2.0GTの SI-cruise Limitedは、3,297,000円。SIレーダークルーズコントロールに、キーレスアクセス&プッシュスタート、運転席シートポジションメモリー、助手席もパワーシートを装備。
この装備を Blitzenに付加して Blitzenを作って欲しかった。本革で更に高品質な内装にして静粛性を高めて、価格は 3,900,000円くらい。もちろんエクステリアは、ほんの少しポルシェを思い浮かべるようなグラマラスなボディーで、実用セダン。
おっと。こんな記事が。
日刊自動車新聞(2006.12.21)
『富士重工業、新型車開発で品質の適正化を徹底』
「(略)07年以降、市場に投入する主力車のフルモデルチェンジでは、サスペンションなどに採用しているアルミ部品について、スチールなど他の素材へ切り替える。」
大丈夫なのかな、LEGACY...