今年もそろそろ数時間となりました。本当にいろいろあった年だったなあ…。というわけで、わたしの2008年のクルマ関係を振り返ってみたいと思います。
■スポーツランドやまなし(SLy)で41.286秒
ベストラップの動画:
SLY_2008-01-19_BEST.wmv
たしか、このときはRE-01Rを裏組みして2回目ぐらいだったかな? ブレーキパッドはWinmax ARMA RDを入れたばっかり。RE-01Rをおいしく使って第3区間と最終コーナーをうまく処理できたのが、ラップタイムにいちばん貢献できた走りでした。RE-01Rはクセが強いタイヤです。
いいタイムが出せたときは、走っていてもわかります。ただ、そのあと連続していいタイムは出ません。たぶんFFだと、フロントタイヤの発熱が一気に上昇しちゃうんじゃないかな。このタイムを超えることが現在の目標です。
■RE-11に苦しむ
パーツレビュー:
BRIDGESTONE POTENZA RE-11
RE-01Rに代わり登場したRE-11を装着して走りましたが、つくづく苦労させられたタイヤです。発熱しやすく、横グリップもある。コンパウンドも熱に強い。ライフもRE-01Rの2倍。でも縦グリップはRE-01Rほどではなく、コーナーを立ち上がるときにだらしなくアンダーが出る。高速サーキットなら真価を発揮するでしょうが、タイトターンの多いSLyには合いません。
どんなに努力してもRE-01R並みのタイムを叩き出すことができず、このあとRE-01Rを買い直す羽目になりました。タイムは元に戻りました。半年間を無駄にしました…。
■筑波2000の最終コーナーをコースアウト
コースアウトの動画:
TC2000_2008-06-28.wmv
もう大爆笑の動画です。最終コーナー進入時に、4→3速にシフトダウンしたときのブレーキの踏み量とアクセルのアオリ量が少なすぎてシフトロック気味に。ステアリングで修正をはかりましたが、そのままコース外側に飛び出してグラベルへ…。
このあと一日中砂利落とし。そのあともバンパーを外したりしましたが、なかなか砂利が完全には落ちません。砂利が完全に落ちるまでには1ヶ月を要しました。ブレーキパッド交換、ブレーキローター交換、キャリパーが傷だらけになりました。
でもまた走りたいなぁ…。
■機械式LSDを入れて、スピードメーターが…
パーツレビュー:
CUSCO LSD type RS
CUSCOの機械式LSDを入れましたが、装着直後にスピードメーターが動かなくなるトラブル発生。車速を採るドリブンギアを交換してもらいましたが、SLy走行中にふたたびスピードメーターが動かなくなりました。
車速が採れないと、スピードメーターが動かない、5000rpmでレブに当たる、走行中でもリバースギアへのゲートが閉じない、などの問題が生じます。帰宅するときは苦労したなぁ…。
ショップ→CUSCOへとLSDを送ったところ、LSDに切ってあるドリブンギア用の溝が悪かったとのこと。いまは新しいLSDケースで問題なく走行できています。でも、まだLSDをうまく使った走りはできないんですが!
■苦闘の末、タイロッド交換
整備手帳:
タイロッド交換(前編)
わたしがメンテした中で、もっとも苦労したのがタイロッド交換です。オーリンズは車高を下げてもタイロッドがバンザイ状態にならない形状となっていますが、キャンバー角を付けるとタイロッドでトーの調整をする余裕がなくなります。キャンバー角とトー調整を両立させるためには、ショートタイロッドに交換しなければなりません。
作業でいちばん大変なのが、純正タイロッドの取り外しです。工具や用具、そしてある程度の思い切りが必要となります。お店に頼んだ方がたぶん楽です。
しっかし、本当に苦労したなぁ。何回あきらめたことか!!
■無限タワーバーを入手、すぐ手放して純正加工
整備手帳:
DC5インテR後期型のタワーバー加工
DC5インテR後期型では、純正タワーバーの形状のためにキャンバー角をあまり付けることができません。キャンバー角を付けるために無限のタワーバーをYahoo!オークションで落札しましたが、いざ装着してみると、思ったほどキャンバー角が付きませんでした。なんの意味があるんじゃこのタワーバーは!!
そもそも、フロントにタワーバーを入れて剛性を上げると、ステアリング応答性は上がりますが、アンダーステアが強くなる傾向になります。自分にとっては…デメリットしか残らないので、すぐYahoo!オークションに出品して手放しました。たしか正味一週間でした。
結局、思い切って純正タワーバーを電動工具で削ってしまうことにしました。電動工具のパワーはすさまじいですね。これでキャンバー角をめいっぱいまで付けることは可能です。
試しにめいっぱいまで付けて走行しましたが、ストレートでのブレーキ性能が怪しくなりました。いまはフツーの角度に戻しています。
■まとめ
うーん、走行もメンテも、いろいろあったなぁ。
考えて試し、装着して試し、苦しまされ。ふつうパーツを付けると性能が向上するんじゃ?って考えるでしょうけど、そんなことはありません。限界に近い状態でクルマを走らせると、そのパーツの予想もしない弱点が露呈します。サーキット走行ではそういったものが如実に表れるので実に面白い!
サーキットを走る仲間も増えたし、自分のDC5インテRもますますポンコツ車に近づいているし、まーこれからののんびりやっていこうと思います。
次回の走行は…1/3ぐらいかな?
Posted at 2008/12/31 18:07:32 | |
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