田んぼのカーブを曲がったところで、「おわっ!」って叫んでしまいました。
あるはずの物が無いのです。こうあるだろうと思っていた景色の中にそこだけぽっかりとピースがぬけています。それをどう理解して良いのか戸惑って冒頭の叫びとなりました。
あるはずのもの、それは大きな樹です。
昨年の8月14日に千葉県の印西市にある大榎を見に行きました。もともとは、4Catsさんとティオさんが自転車でこの辺りを散策している途中で偶然見つけたものだそうです。田んぼの中の異形な大榎は見てるだけで酒が飲めそうな(笑)堂々とした枝ぶり、そして映画やドラマのロケでも使われたという佇まいがもうなんとも言えずにいい感じで惚れ惚れとしておりました。大榎といえば
比企丘陵に権化のような存在がありますが、それに比べても引けを取らない存在だと思ってました。
それがもう、見事に無くなっていました。切り株のスッパリ具合が見事なくらいです。うーんどうしたんだろうと、3人ともしばし絶句。しばらくして、まあいろいろと都合もあるんだろうと何とか納得してからそこを後にしましたが、帰宅してからググってみると、驚愕の事実が! それは、昨年の8月22日に直撃した台風9号の折に
ボッキリ折れてしまったそうです。オーマイガッ! だとすると8月14日に見た大きな樹は最後の姿だったという事になります。間に合って良かったと思うかどうか・・・、そしてそれは奇しくも発見者のティオさんと最後に走ったコースでもありました。いろいろな物だったり事柄だったりが関わる事でより強く印象に残るのであればこれもまた大事な記憶の箱の中に入れときましょう。
手賀沼をスタートしました。
GWということで沼の周りは釣り人が沢山います。
いつもの端にやってきました。
右から2本目の橋げたが段差になっていて端を渡ってはいけないという事になってます。
コブハクチョウの艦隊も朝の給餌が終わったかもう既に散会してるようですね。
今回はTOEI号でやってきました。手賀沼に来るときはTOEI号の出番が比較的多いです。
巡り合わせかな(笑)ところで、後輪のところに咲いてるオレンジの花はご存知ですか?
CRだったり山里の道だったりの脇によく見かける花ですが、これヤバい奴だそうです。
ナガミヒナゲシというのだそうですが昨日家人からネットで駆除すべきというパンフレットが出回ってるよと教えてもらいました。
鯉のぼりっていえば、やっぱり風に泳いでいるのが気持ち良いですね。
だらんとぶら下がっているのはどうも・・・。
そして、田んぼの中を走っていくと
おわっ! なっ、無い!
スパッと、逝ってます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
いや〜、もうガックリだ。
だったら、利根川の空を飛ぶグライダーを見上げて
和たやさんの天丼食べて帰りましょう。
手賀沼のコブハクチョウも健在でした。
今ならひなどりを引き連れているのを、そこここで見る事できますよ。
走行距離 概ね64km
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Posted at
2017/05/04 07:31:34