
[スバルが顧客満足度1位に] 南アフリカ/JDパワー

南アフリカではスバル車の顧客満足度が高い、という話。
前日のブログ・・・2006年3月29日付け
[スバルが9年連続首位] ドイツのディーラー満足度 では、タイトル通り、ドイツのディーラーではスバルが満足度の首位となっていることを紹介した。
今回紹介するのは、南アフリカでの顧客満足度の調査結果である。J・D・パワー アジア・パシフィック(東京都港区) によると、南アフリカで新車を購入した 1万人以上にアンケートを実施したところ、スバルが顧客満足度のトップになったという。
以下、2006年3月22日付け 日経産業新聞の記事の一部要約である。
◎J・D・パワー アジア・パシフィックは3月17日、南アフリカでの顧客
満足度調査結果を発表した。メーカー別では富士重工業が第1位。
次いで BMW、アウディ、ホンダと続いだという。
◎調査は 2003年からの1年間に新車を購入した18歳以上の男女を
対象とし、約1万400人にアンケートを実施した結果を集計したもの。
◎首位となった富士重工業の評価が優れていた項目は、「品質と
信頼性」・「アフターサービス」 の2項目だったという。
◎ちなみに他の日本メーカーでは、三菱が13位、トヨタが15位。
車種別ではフォレスターやパジェロの評価が高いという。
私見だが、アンケートの母集団が [新車を購入] ∩ [18歳以上] ∩ [男女] ∩ [1万4千人] であることから、調査サンプルには片寄りが少なく(正規分布に近い)、母数自体も(結果を有効と判断するに)十分足るものだと思う (注;思うのであって、断定しているワケではない。念のため)。
それにしても、アウディや BMW を抜いて富士重工業が1位になるとは・・・。ただ一つ残念なことは、この新聞記事には、「南アフリカにおけるメーカー別シェア」 が併記されていないことだ。[1万4千人] という母集団自体は大規模なものだが、その構成が 「南アフリカでのメーカー別の新車販売シェアを反映したもの」 だとすると、単に 「シェアの大きなメーカーの新車を買った人」 の比率が高くサンプルされただけで、結果としてそのメーカーを ”是” とするアンケートの回答数も多くなってしまう、という懸念が出てくるのではないだろうか。
だが、仮に 1万4千人の母集団のうち、スバル車を購入したサンプル数が多かったとしても、それは必ずしも 「スバルが良い」 と評する人数ばかりが多くなることを意味しない。サンプル数が多くなればなるほど、「(買ってみたものの)スバルが悪い」 と評する人数が増える可能性も内包していることになる。
そう考えると、無作為に抽出した場合の方が、「各メーカーの新車を購入した人数を等しく選び出して母集団とする場合」 よりも、結果が 「より確からしい(市場の声をより反映している)」 ことになるかもしれない。調査結果にしっかりとした根拠を与えて意味付けさせようとすると、案外、統計的処理にも細心の注意が必要かもしれない。
さて・・・実際のところ、南アフリカではスバル車のシェアはどうなのだろう?スイスやイスラエルではシェアが高い、という話は聞いたことがあるが、正直に言って南アフリカでのスバル車の販売規模は、想像がつかない。そう思って、2006年1月のスバル車の販売地域と販売台数をザッと調べてみたところ、
・日本 ・・・ 14618台
・米国(カナダとチリを含む) ・・・ 13443台
・欧州&中近東主要国(※) ・・・ 4104台
・オーストラリア ・・・ 2711台
となっていた。ちなみに欧州&中近東主要国(※)とは、ドイツ・スイス・英国・ベネルクス・イタリア・ノルウェー・フランス・スペイン・スウェーデン・ロシア・イスラエルなど・・・となっていた。結局、南アフリカに関する資料には行き着くことはできなかったが、上記の結果から、台数的には多くないと思われる (つまりは、販売拠点の数も少ないと思われる)。それにも関わらず、顧客満足度でスバルが首位になるとは、やはり快挙と言っても良いだろう。AWD のスバルが もてはやされるような土地柄なのだろうか?ナゾである。
いずれにしても、スバル車を愛する人々は、世界中に意外なほど(>失礼)存在しているのかもしれない。ただ、Subie(日本で言うところの ”スバリスト” )が増えるのは結構だが、スバヲタ(← 外国語の中に、このニュアンスをうまく伝える訳語があるのかどうかは不明) が増殖するようだと、先が思いやられる・・・かも。
# 「そう言うKAZさんも、かつてはスバヲタだったのでは?」 というツッコミは無しでお願いします。(^^;)
ブログ一覧 |
スバル関係(一般)
Posted at 2006/03/31 23:25:46