アマチュア無線機の装着(iCOM IC-208改)前編
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YA5AエクシーガGTにアマチュア無線機(iCOM IC-208改 144/430MHz)を装着したので、作業風景を紹介する。
アマチュア無線機の購入元は東京・秋葉原。なおメーカーはiCOMであるが、IC-208「改」とあるのは、ショップオリジナルモデルのためである(秋葉原では、アマチュア無線機の世界もまるでパソコンの世界のようだなぁ・・・)。
手に持っているのは、無線機本体から分離可能な表示&操作パネル部分である。もちろんセパレートさせずに、本体ごとDINスペースに収納する手もあるが、今回はパネルをセパレートさせて本体はハイダウェイ(運転席下に設置)とした。
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秋葉原で購入したiCOM IC-208改(144/430MHz)は、実はしばらくの間、装着されずに自宅で保管されていた。
無線機は家族が使うので、ファーストカーであるBP5Dレガシィには装着せず、家族用のセカンドカーに装着する必要があった。
家族用のセカンドカーは、当時ちょうどGDA-CインプレッサWRXからエクシーガGTへの乗り換えを検討していた時期だったので、近い将来、下取車として完全ノーマル化することになるであろうインプレッサへの装着を、見送っていたのだ(もともとSTiマフラーもカーボンウィングも純正オプション品であったが、下取りのためライン装着品に替えたのだった)。
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その後YA5Aエクシーガが納車され、かねてからの家族の希望もあって、今回正月休みを利用してアマチュア無線機を装着することに。なおアンテナも新調している。
iCOM IC-208改のキットに同梱のディスプレイとトークマイク(カールコード付き)の大きさは、左画像のような感じ。
当面(未使用時)はセンターコンソール(SIドライブスイッチの前あたり)に置いている。
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ここから先は車外での作業になる。
まず、純正オプションのルーフキャリア(納車時に持ち帰り)を装着した。純正キャリアの場合、装着するバーの左右フット間寸法が1[cm]刻みで指定されていたり、あるいはボディに対するフットそのものの設置位置が細かく指定されていたりと、案外シビアなセッティングが要求された。
無線機用のアンテナは新規に購入したが、基台は以前プレオで使用していたルーフレール用をそのまま活用することにした(ヴィヴィオGX-Tの頃はワンタッチ式のマグネット基台を使用していた)。なお上の画像は、とりあえずエクシーガ純正ルーフキャリアのバーエンドに基台を仮に載せてみたところ(様子見の最中)。
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ルーフレール用の基台でもキャリアバーに固定可能なことが確かめられたので、そのまま装着することにした。
本来、プレオなどワゴン系ルーフレール(直付けのダイレクトタイプを除く)の断面は、台形や5角形などの異形断面をしているため、今回活用する基台のブラケット形状もこのようなサンドイッチ型 → <> を基本としている。
しかしブラケットにも(「く」の字部分だけでなく)平坦部があるため、断面形状が標準的な四角形(23[mm]×32[mm])の純正キャリアバーでも十分に固定できたワケである(なおボルト類はもちろん、耐候性を考慮してステンレス製に替えてある)。
基台をバーに固定したあとは、キャリアのフットのカバーを取り外す。このカバーの中に、アンテナ基台からの配線をスッキリと収納させる(隠す)ためである。カバーには盗難防止キーが付いているため、結果として基台の盗難防止も兼ねることになる。
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純正キャリアのバーエンド(フロント側、右端)にアンテナ基台を固定設置した様子。
この基台は2軸調整タイプなので、装着したアンテナを基台ごと前後方向、あるいは左右方向にチルトさせる(傾ける)ことが可能。
したがって、チルトさせたときに配線が突っ張らないように配慮しながら、キャリアのフットカバーの中に配線を収納させる必要がある点が要注意。
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純正ルーフキャリアにアンテナ基台を固定設置した様子を、別アングルから。
撮影のため基台は立てて(正立させて)いるが、走行時は車輌後方に寝かせて、いくぶんなりとも空気抵抗を減らせることもできる。
この時点ではまだアンテナ(144/430MHz用)は接続していない。アンテナを接続しない場合、基台のトップには、ネジ込み脱着式の金属キャップを装着するようになっている。
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