車・自動車SNSみんカラ

2009年06月15日
ユーノス・ロードスターを最初にデザインしたひと
ユーノス・ロードスターの美しいデザイン、何年経っても色褪せることのない曲線美。いったい誰が生み出したんだろう?田中俊治氏、林浩一氏の名前は知られているけれど、最初にデザインしたのは誰なんだろう。

「ユーノス・ロードスター~日本製ライトウェイト・スポーツカー開発物語」によると、林浩一氏はこう書かれている。


<以下引用>
・LWSデザインスタディモデル 1台目(May'84~July'84)
モデル製作の担当デザイナーは本社から出向中の八木正雄があたり、トム俣野、マーク・ジョーダン両デザイナーのサポートを受け推進した。

<引用終わり>

八木正雄氏の事はネットで検索しても見つからなかったけれど、トム俣野とはどんな人物なのか?こちらはすぐに分かった。以下ざっと略歴を記す。


俣野 努(Tom Matano)

長崎出身。成蹊大学を中退後、車への興味が捨てきれず単身渡米。1974年、GMに入社。その後BMWに移籍、1年後に3シリーズを担当。その後カリフォルニアMAZDAに招かれる。米国社屋のデザインを手がけたのち、チーフデザイナーとしてLWSプロジェクト、つまりロードスターのデザインを手がける。


調べていくにつれ、彼がどういう存在だったのか分かってきた。RX-7も彼のデザインだったとは。こんなページも発見。そして先日見つけた本。いのうえ こーいち氏著の「名車を生む力~時代をつくった3人のエンジニア」。いのうえ氏がトヨタ2000GTとシビック、そしてユーノス・ロードスターの開発者にインタビューする形式で書かれている本だった。

インタビューの相手は立花啓毅さんだった。平井敏彦さんじゃないのか、と少々がっかりしながらも、とりあえず購入。そして先のページには目もくれず、立花さんの話を読み進んでいくうち、こんな記述を発見。

「ああ、ユーノス・ロードスターのオリジナルのデザインは俣野努さんですよ。もう書いてもいいんじゃないかな」

思わず本を取り落としそうになった。よく見ると、クレイモデル1号の元となったデザインスケッチには、彼のサインが記してある。日付は7-3-84。

少し前に、トム俣野氏が出てくる動画を見つけていたので掲載。



彼はアメリカでこう呼ばれているそうだ。"Miata's Dad, Tom Matano."時間があれば、もう少し彼について記してみたい。
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Posted at 2009/06/15 22:15:05
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トム俣野 ロードスター ミアータ Miata MX-5
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「Before Hirai」」 From [ 青い森と蒼い空と..        ] 2009/06/18 05:29
この記事は、ユーノス・ロードスターを最初にデザインしたひと について書いています。 中学、高校と英語の成績が、確か「5」であったと記憶している私 しかし、私は「英語が話せない」... それは、 ...
ミーティングには、前日から~が、おすすめ」 From [ 青い森と蒼い空と..        ] 2009/06/18 08:40
この記事は、ユーノス・ロードスターを最初にデザインしたひと について書いています。 私は、若い頃は、自己嫌悪・自意識過剰・自信喪失・人見知りでした.. で、今でも、そうなんですが f(^_^; ...
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この記事へのコメント
2009/06/16 00:53:13
ほうほう、なるほど。
勉強になります!
コメントへの返答
2009/06/16 22:48:17
私は全然知らなかったのですが、世界的に有名なカーデザイナーだそうです。もう少し調べてからご報告します。
2009/06/16 06:14:31
「デザイン」って、定義が解らないのですが
スタイル(所謂、こう言うのが欲しいと言う形?)を、提案した(大きな役割を果たしたひとり)ではありますね

推測ですが、皆がこれが良いぞ!と、賛同した最初のデザインスケッチは、「ウーファング・チン」と言う中国系の方でしょう...?

彼は、RX-7(FD)の最初のデザインスケッチも、しているようです...?
(途中、退社されている方々は....、詳しくは紹介されない...ようです?)

と、全部、「...ようです?」、で恐縮ですf(^_^;
コメントへの返答
2009/06/17 00:28:20
コメントありがとうございます。

当初は6人でスタートし、色々な案を持ち寄って作り上げていったのですから、彼ひとりで仕上げたという訳ではないでしょう。

ウーファング・チンさんの記述を見つけられなかったのですが、出来れば詳しく教えて頂けると有り難いです。

TOKIOさんの書かれていた「Before Hirai」という言葉に触発されて、歴史を調べてみたくなりました。英文の文献には沢山の真実が埋もれていそうです。

(追記)開発物語を読み返してみました。3台目のクレイモデル製作時に、チン氏がデザインしたエモーショナルな雰囲気を持つスケッチがベースになった、とあります。RX-7に共通するフロントウインカー=眼のモチーフが採用されたのも、この時からですね。
2009/06/16 19:22:47
軽井沢でちょろっとお話してくださったヤツですねー(長音記号2)指でOK

ロドペディアなんて作れれば掲載決定です~わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)

アメリカ生まれのデザインでもヨーロッパ風な雰囲気であるのは俣野さんが描いたからですかねexclamation&question
コメントへの返答
2009/06/16 23:54:08
あまりにも文献が少ないので推察の域を出ません。もっとも、こういう話は噂が一人歩きして真実が語られないほうが多いのですが。

ユーノスのデザインは何度かの脱皮を繰り返しながら完成しました。しかしあの絶妙なボディラインは、彫刻家でもある田中俊治氏によるところが大きいでしょう。

日本人である我々は、ユーノスの中に西海岸の風を感じ、アメリカ人はジャパン・オリエンタリズムを感じているように思います。
2009/06/16 23:22:45
その本は買ってあるんですがまだ全然読
めてません。(泣)

ロドはエラン等あの時代のヨーロッパ
のデザインがダブります。
コメントへの返答
2009/06/17 00:22:01
活字が多いですからね(笑)でも、ユーノスの生い立ちが開発者の言葉で語られているので、とてもリアリティがあります。ぜひ時間をみつけて読んでみて下さい。
2009/06/17 08:30:26
ちなみに、俣野さんは、10周年の頃は、広島に勤務してたんですよ。
(その当時の、関連ブログを、今夜にでもあげる予定  f(^_^;)



↓は、彼のLAのガレージです(笑)

http://minkara.carview.co.jp/userid/12365/blog/122946/
コメントへの返答
2009/06/18 00:11:45
俣野さん、10年前の軽井沢MTGにも出席されていたんですね。昨年にもセミナーで来日されているようですし、秋のイベントにも参加してくれたら嬉しいですね。

リンク先、能面と水琴窟のお話しでした。かの水琴窟は実際に拝見しましたが、綺麗な音がしていましたよ。

ブログ楽しみにしています(^^)
2009/06/18 01:02:32
3次クレイモデルは林氏のデザインとなっておりますが、1次、2次はあまりにかけ離れていますよね!
その3次モデルでさえ『贅肉がつきすぎ!』と田中氏がクレイを削りまくり平井氏が心配されたほどと・・・
『贅肉ではない筋肉である!』とMANAの連中が反発し林氏がチーフデザイナーを勤めた時期モデルではあのようにマッチョなデザインに・・・

俣野氏がデザインしたクラブレーサーやMスピードスターをみるとやはりMANAの嗜好は筋肉質ではないでしょうか?

田中氏がチーフでなければあのような繊細な曲線は表現できなかった!
と田中氏信者の私は信じております!

もっと資料が欲しいですね♪
コメントへの返答
2009/06/18 23:55:37
初めてユーノス・ロードスターを見た時の印象、「なんて丸っこいクルマ!」インパクトありましたね~。

で、私が言いたかったのは、この基本デザインを最初にスケッチした人に、ただ敬意を表したかったのです。

田中さんの功績は今や語る必要もないほどですし、それよりもあまり表に出ることの少ない人々にスポットを当てたいと思いました。誰がいちばん偉い、誰が凄かったとかいうのではなく、誰もが素晴らしい仕事を成し遂げたからこそ、我々はこうして楽しい時間を過ごせているのですから。

貴島さんの書いた洋書を読むべし、と博士は申されました。あれに全て、ではないけれども近い内容が書かれているそうです。
プロフィール
ユーノスロードスター VRリミテッド・コンビネーションA(長い!)というワインレッドのクルマに乗っています。以前は初代Vスペに乗ってました。やっぱオープン最高っ...
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