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タケ2の愛車 [ケータハム スーパースプリント1700]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

デフ

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以内
1
少し前の話。
チューニングエンジンとSタイヤ。どこかがヒューズになるとしたら、デフ。やっちまったのは、岡国サーキット。
自覚症状は、あった。いきなり片輪のリアトラクションが無くなったかと思うと、スピンモード。その後、なぜか直ぐに復旧。この時、キーが破断し、その直後テーパー状のシャフトが焼き付き、見かけ元に戻ったのだと思う。同時に瞬間的にデフに大入力がかかり、ギアを損傷したのだろう。

走り切ったが、その後の公道でオカシイことに気付く。最初、ペラシャフトの回転に合わせて、コトコトと異音がし始め、次第に大きな音になってくる。そして最終的には、ロック。ちょうど帰宅と同時。律儀な車だ。
速度落としきっている時で、良かった。
2
開けてみれば、歯が欠けている。
元々マリーナは、ドカパワーについていけない。シャフトのキーをナメたりするトラブルは、よく聞く。
そこでレースラインに乗せ換えた時、パワーに負けないようにシャフトをクロモリ製にした。結局、シャフトはネジ切れなかったけど、デフギアが逝ってしまった。
3
シャフトはネジ切れなかったし、キー溝もナメなかったが、分解して驚いたのは、デフギアだけでなくキーそのものが千切れていたこと。これは自覚症状とも符合する。
クロモリシャフトのキー溝の幅は、ノーマルより長く作られているが、まさかキーが千切れることはないだろうと思ってノーマルサイズを入れていたのもいけなかったのかもしれない。
4
キーは、モリブデン鋼からフライス盤で削り出した。長さも、溝の長さいっぱいまでとして、強度を持たせる。
ファイナルレシオも3.63に変更した。今までより10%以上ハイギヤード化。
広島に移り住んで、10年以上。多分、筑波を走ることは、ない。だから少しぐらいハイギアードでも大丈夫だろう。
実際、岡国裏ストレートで、早々に吹け切ることもなくなったし、往復路の高速も快適だ。

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この記事へのコメント

2018年1月17日 12:39
初めまして、少しご指導頂きたいのですかファイナル3.63に変えたとのことなんですが、やっぱりノーマルでは、すぐ吹けきってしまいますか?自分のはlotus t/cノーマルなんですが、町乗りでも原チャリみたいにすぐ吹けきってしまって疲れてしまうんですがご指導宜しくお願いします。
コメントへの返答
2018年1月17日 15:50
マリーナデフのファイナル比は、3.94と3.63があります。私の以前のマリーナは、3.94でしたから、約10%ハイギアになり回転数を抑え、高速などは楽になりました。

だけど、たったの10%ですから、高速でのストレスは無くなりますが、街中では大きく変わりません。60キロで吹け切っていたのが、65キロになる程度のもんです。
鈴鹿や岡国のような高速サーキットのストレッチでは、少し手応えが変わり、レッドゾーンギリの7000まで回して以前200キロぐらいだったのが、220キロぐらいに上がります。が、これだって回し切った場合のはなしです。(メーター誤差あります)
むしろ街中で、簡単に吹け切れてしまうのは、ミッションのギア比の問題かと思います。
乗用車から流用したノーマルのギア比は、
1速=3.34
2速=1.99
3速=1.41
で、見て分かるように1、2速のギアがとてもローギアになっていて、街中の流れに乗るだけで2速を吹け切ってしまいます。
私は、15年以上前のことでしたが、そのギア比が嫌でクワイフのクロスに入れ替えました。
こちらは、
1速=2.44
2速=1.64
3速=1.22
となり30~20%ほどハイギヤードになります。これだと2速の守備範囲が広く、また峠程度の速度なら3速ホールドで十分に走れますし、街中で一瞬で吹け切ることもありません。
心配したことは、1速がハイギアになるので、サーキットなどでのスタートダッシュに問題があるかと思ったのですが、元々車重が軽いためもたつくこともなく、スタートと同時にシフトアップするロスもなくなるので大丈夫でした。
街中の1、2速を生かせない不満なら、ギアボックスの交換の方が効果があるかと思いますよ。

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