テスタロッサのパワステ、出来上がりました~。
結構隙間が無いので、部品も選ぶの大変でしたが、取り付けブラケットさへも半分にしてから中で組み立てなければならないほどです。
先ず、本来純正のステアリングラック取り付けブラケットを切り落とします。
それで今回付ける国産の油圧式ステアリングラックの取り付けブラケットが純正のラックのある穴に入るかというところから選別です。
国産ラックには片側がラックに鋳込みのブラケットが付いているものが多く、これもそのブラケットがテスタロッサのラックの穴に対角線上でギリギリ入ります。
次に、新しいラックを取り付けるための板を切り出します。
しかし、この板がラックの穴に入ってくれません。
そこで横に半分に切り、左右を間違わない様にわざと左右で高さを変えて半切します。
ラックの取り付け穴に半分ずつ通して、車体にボルトで4か所固定。
更に、板の真ん中が反り上がるので、押さえ板を溶接して起き、そこをボディー側からもボルトで固定できるようにします。
足りないラックのエンドまでのアダプターも、国産側がM12Xp1.25、テスタ側は1/2インチの20山のユニファイ。
これで先ずは取り付けるための下準備完了。
次にラックを通しますが、先ほど板の固定に使ったボルトの頭が邪魔で、ラックが通りませんので、1か所だけボルトを外します。
ここまでしなければラックが通ってくれなんです。
ラックの左右の位置と、ラックからステアリングシャフトへの向きを確認していよいよラックの取り付け一の穴を決めます。
ラックは45度ほど傾けて固定することになるため、ボルトを固定するための45度斜めカットしたスペーサーが必要になります。
ラックは10mmと12㎜のボルトそれぞれ4本で固定です。
ステアリングラックの左右とステアリングシャフトの油圧配管を作って、油圧の電動ポンプをトランクルームに取り付けます。
電源やアースを引いて電源オン。
モーターが回ってステアリングが軽々と動きます。
これでこのテスタロッサも車庫入れが楽になるんでしょうね~。
この後電気配線などのまとめを終えたら、いよいよ12連スロットル日産ECUのROMの実走セッティングです。
燃費悪そうだな~😿
で、このテスタロッサの純正ステアリングラックは、ヨーロッパで買うと50~60万円ですが・・・・・
そうそう、ハンドルの奥にあるライトスイッチが壊れていて、ヘッドライトが消えないのでスイッチを交換するのに、国内でテスタロッサの純正スイッチ類を見積もると、30数万円。
しかし、とある外車と同じものを使っており、配線とカプラーが異なるだけだそうで、これを買ってハンダでつけて終わり。
こちらが4万円弱。
そして、タイロットエンドのブーツも破れていたので国内で調べると、片側2万7千円。
ヨーロッパでスト6千円しませんでしたが、私が取り寄せるの手間なんで・・・・
てな感じで形になりました。
そして、以前から買ってあった、バルブ研磨機。
やっと活躍の場が訪れたので、ジープエンジンのバルブをリフェースしてみました。
そしてシートカッターもあるので、バルブの径に合わせてシャフトを旋盤で切削して作り、シートカットして摺合せも終了!
やる気出せば出来るんだけど気が乗るまで時間かかるんだよな~(笑)
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Posted at
2017/05/24 17:08:38