てらかわのブログ一覧

　先日、久々にBX本来の乗り心地が味わいたくて、16VではなくGTIで出勤した時のこと。

　ハイドロの恩恵にあやかり、朝から一人ニヤケ顔の私は、何事もなく職場の駐車場に着きエンジンを切った。しかし、窓を閉め忘れたので、再度キーをひねったが感触が違った。もう一度キーをひねるが、アクセサリーはおろか、エンジンすらかからない。

　そう、久々にGTIが壊れたのだ。最近はホントに調子が良く、エンジンがかからないなんてことはここ数年なかったはずだ。今後、ATに再換装し父が乗ることが決まったので、それまでにたくさん乗ってあげようと思い、久々に通勤で使った矢先のことだった。

　このタイミングで、久々にグズってみせたコイツ…何なんだろう。何を意味するのだろう。壊れたのに、何だか嬉しいような、不思議な気持ち。

　ちょいと放置気味だったコイツに、あ～まだ見捨てられてないんだという安堵感か、とても複雑な心境であった。

　でもやっぱりバカな私には、俺のことをもっとかまってくれ、と言わんばかりに壊れたように思えてならない。もちろん考えすぎに決まってるし、機械なんだからそんなことあるわけないのだが、私にはなにかメッセージというか訴えのように感じてしまった訳だ。

　そんな気持ちにさせるBXは、どこかアナログチックで人間的で、私にとって心地よいのだ。決して優れた機能もないし、最新の機器が搭載されている訳でもないのだが、このハイテク現代の中で、忘れ去れつつある大切な何かを教えてくれるような気がするのだ。

　だから仕事の後とか、疲れたときとか、BXのシートに腰をかけたくなるし、プラスチッキーなチャチナ室内にどこか安心するのだ。パソコンのスイッチの様な素敵なエンジンキーではないけれど、キーをひねってクランキングして、爆発して。シトロエンの場合は、ムクムクっとリアからフロントにかけて車高が上がったら、クラッチを繋いで自分の意思でもって自動車を操る。

　そんなアナログ感がたまらない。これで十分、そう思わせてくれるBXは、私にとって必要不可欠な訳である。もちろんこの感覚は自動車好きの共通の概念ではないだろうか、と思う。

　そういえばいつだったか、家に着いてドアを閉めたと同時にガチャンと音がした時があったっけ。この時も駐車場で起きたからありがたい。走行中であれば、ガラスを踏みつけパンクしたかもしれない。

その時はフロントのガラスが落下したのだ。BXオーナーなら一度は経験があるはず。

慌ててホームセンターに接着剤を買いに行ったのが懐かしい＾＾


　今回は、職場から埼玉まではるばる遠出ですね＾＾；

　
　元気になって帰っておいで☆

ところで、今月末にやってくるであろう究極の現代版エコカー♪
たぶんビニールシート（こうもり傘）の下にタイヤが四つあって、籠いっぱいの卵を割らずに走破できるんだろうなあ＾＾


　楽しみ、どれだか分かりますー？？ハハハ（＾＾）

フレンチフレンチ幕張へ

　土曜雨のため、洗車も何もしないけど、フランス車を見に行こう♪
幕張は通っていた大学が近く、思い出深い地でもあるので、少し遠いですが行くのに抵抗がありません。それに、同行する同乗者とは学生時代から、そしてフレンチフレンチに行く度に通っている、パスタ屋に行くのも楽しみの一つであります。

かつて、ちゃりんこという名でしたが、現在は今日和（こんにちは）という名のようです。おススメです。

　当日は天気も良さそうだし、楽しみですね。


　それにしても、2007年9月30日。忘れもしない、この日。
私のところに来た君は、本当に輝いていたね。


　まるで新車の様なキラキラした瞳で、10年の歳月を経て再び現れた君。BX好きな我が家に、会話の花を咲かせてくれたね。


　父も母も、たくさん遊びに行った頃を懐かしむがごとく、ピカピカなボディをなでていたね。


　小６ながら、深緑色のBXが我が家から去って行ったあの日のことが、鮮明に思い出される。曲がり角でユーノスの営業マンがホーンをパーンと鳴らして、姿が見えなくなった時、誰にも見られぬ様駆け足で自室に閉じこもり、目を真っ赤にして鼻水たらして、父を恨んだね。バカ野郎ってね。　


　あの日心に決めたんだっけ、絶対免許取ったらBXに乗ってやる、と。
12歳から10年後、感無量の再会に、感極まって涙したんだっけ。そういう今も、何だか目頭が熱くなってきた（笑）

だから私は、コイツの事を絶対に見捨てない＾＾★


　あれからずいぶん汚しちゃったけど…


　たくさん遊ばせてもらったね。


　まだまだ宜しく頼むぞ。


　来年３月より、BXGTIは、ATに再換装し父が乗ることとなりました。


その為の初期化整備、進行中です。


　そして、父には内緒にしていることが一つ。
何十年かして、父が乗らなくなった時に、再びGTIを引き取って16Vを手放そうと思います。という訳で今回AT再換装に際し、マニュアルトランスミッションを下取りに出さずに、ペダル一式、シフトノブ等々全て一式を確保することにした訳です。これは常識を逸脱した判断であり、どうかとも思うのですが…。

　大学生の冬休み、アルバイトを年末年始20連勤してMT換装のために20万貯めて換装した事を考えると、下取りに出すということが惜しく感じる訳です。それに再びマニュアルトランスミッション一式を購入するとなると、いくらかかるか分からない。という訳で、確保です＾＾。

　とうとう私も頭がおかしくなったみたいですが、父にすら内緒です（笑）

　というわけで長くなりましたが、幕張に行かれる皆さん、当日イオン駐車場でお会いしましょう♪

2CVゲットに向け、色々考えると…

　まず保管場所が青空駐車であるということ、日光も雨も落ち葉も全て容赦ありません。すなわち、ピカピカに塗装されて完璧にレストアされた個体を100万近くかけて購入したところで、結局錆には勝てないということ。

　ましてや海も近いので、鎌倉で乗り回すには機関は別としてそれなりの塗装を保ち、修復されていようがいまいがそれなりのフロアの状態を保ってさえいれば十分ではないか、という考えに至った訳であります。

　何十年かして、広い敷地に屋根付きガレージがあって、その中にはピカピカのBXと2CVとDSがあって、リビングから眺められる…なんて理想の住居を構えられれば話は別だが、はっきり言って待てません（笑）今年のFBMでも、2CVは目に毒でした。オレンジ号のTさん、こんな可愛らしい演出したらいけません＾＾；


　よって、車検２年付きで50～60万位でいいのがないか、探すことに。いやいやっもうとっくの昔に目星は付けてます！！（笑）理想のグレードはスペシャルですね、やはりあのコクピットのような単純かつしゃれっ気満載のメーター周りが好きです。色は、白ベースにツートンへの塗り替えを予定しているので、できれば白。つまり、理想は白いスペシャル、左ハンドル。

　しかし、私が目星を付けたのは、全然違います（笑）
グレードはクラブ、色はフレンチブルー。左ハンドルでもちろんMT。123イグニッションなしで、バタンコ付き、おまけにハッチバックタイプ。

　ダッシュは、扇形メーターに一本スポークステアリング。実走行38000キロ、フロアは修復歴ありだけど、ボチボチ。幌は破れていて、見たときは雨漏りしてました（笑）当然フロアマットめくったら水たまり＾＾；

　ちなみに、助手席に座ることになるであろう彼女には、この事実言えません。海の様な広い？心の持ち主ですが笑、あまりみすぼらしいと、一緒に座ってくれない可能性があります（笑）内緒ですねここらへんは＾＾

　しかし、彼女の同世代だったり職場の人たちだったり、周りには古い車に乗っている人がいないようです。そんな中、よくBXに乗ってくれています。今年のFBMでは、終始黄色カングーに乗りたい、と言っておりました。2CV購入を勝手に模索している中、彼女のカングー熱が高まるといけないので、ひたすら2CVを持ち上げたのは言うまでもありません＾＾でも分かります、カングーいいですね、子供が出来たらカングーか、フォルクスワーゲンのタイプ２ですね♪

　話は変わりますが、今年のFBMで痛感したのは、シトロエンZXが絶滅危惧種でないかということ。行かれた皆さん、ZXいました？

　唯一、BX用のホイールキャップをつけたブレークは確認できましたが。この一台です。

今見ると、カッコいいですね。

　そしてDSは圧倒的な存在感で、見る人を魅了していましたね。

　ウインカーの位置に、クラっときます。


そして30＆40周年コンビ。


これも、美しすぎるコンビ。　


　これも素敵。


　BXは30周年だけあって、例年より多かった気がします。




同行したSさん、当日はありがとうございました。


次は、フレンチフレンチ幕張かなあ＾＾