Mission Impossible!?

カリーナを、24か月点検で主治医に預けて数日後に
ミッションを開けたとの情報をいただき、本日夜に
現物確認をしてきました。

以前から、4速に入れる際に「ガリッ」となる症状があり
一度主治医にも試乗して見てもらっていたところで
以前4速シンクロとベアリングローラー等を準備していました。
シンクロ状態がどうなっているのか？気になっていたので
無事に直るといいな~と思いつつ、到着。

最初の画像は、オイルの状態チェック。

ムム？（川平ジェイ風）
交換して1年しか経過していないのに、透明度無し！


次に、4速シンクロ状態を確認。

教わったのですが
通常、シンクロとギアの間には明らかな隙間があるのですが
まったくありませんでした！！


試しに、新品のシンクロを当ててみると

確かに隙間があります。

すなわちシンクロが摩耗してお亡くなり状態に。
さらに、内側に溝があるのですが、その溝もほとんどなくなって
ツルツル状態でした。

また、上の画像で左に見えるベアリングは
本来シャフト方向には動かないのですが
ガタガタに動きました。。。

さらに
このシャフトの部位には
本来段差はありませんが、摩耗して段差になってしまっていました。


こうなると、シャフトも交換するしかありません。

さらに追い打ちが。。

カウンターシャフト側の前後のベアリングが「製廃」！！

結局、シャフト交換になるので、「フルオーバーホール」と同じです。

どうせ分解するのであればベアリングも全て新品にしたいです。
さすがに中古のベアリングでは、そこが壊れたらまたばらして組まないといけないですので、手間・お金がかかってしまいますから。

なので、引き続き汎用ベアリング等を探していただくことに。

そこで、どうせばらすならと

クロスミッションのギアセットを手配しました！

クスコのＡＥ８６用「Ｔｙｐｅ　Ａ」で
4速と5速が入れ替わるタイプです。

ちょっと楽しみ♪
（高速での長距離移動が大変になりますが。。８０ｋｍ/ｈ巡航かな～）


想像以上にダメージがあったのでショックでしたが
いろいろアップデートできるチャンスと「プラス」に考えました。
ただ、製廃になったベアリングと同等のものが見つからなかったら
程度のいい中古ベアリングを探す（あるいは中古ミッション）
しかないかな？


摩耗の原因を考えましたが
去年、プロペラシャフトのセンターベアリングを交換した際
少し偏心していたので、それが原因の一つかな？

ガタついていたベアリングのせいで、インプットシャフトがガタついて
それがどんどん他の部位に伝播していったのかも？と。

昭和車ジムカーナは参加厳しいかもしれません。。
でも頭数不足の際は参戦します。（ミッションに負担がかからない（無理しない）程度で）


Ｔ５０なら、ベアリングはあるだろうと思っていましたが
製廃になっている事実に、少々焦っていますが
ＡＥ８６がまだ現役（？）のうちは、どこかのお店が作るかな～と
期待しつつ。

ギアは、某ショップでもつくられていますから。高いけど、部品が存在しているだけありがたいと思います。





そんな衝撃を受けつつ、少し続きます。