• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年07月13日

G-Bowlとi-DM

G-Bowlとi-DM 昨日のブログのついでに、i-DMとG-Bowlの違いについてちょっと書いておきます(^^;)。


これも意外に良く解ってない人が多いように、色々な人のブログの呟きを読むと感じるものでね。


完璧に誤解を誘発する有害情報もありますし、、、(苦笑)





まぁ言葉で説明するのはアレなんで、手っ取り早く見て頂きましょう。


ちなみに単に「G-Bowl」と書いているのはタイトル画像の通りで、云わばリアルG-Bowlの方。
一方で「G-Bowlアプリ」と書いているのは、ボクも愛用しているiPhone/iPad用アプリの事。

何気に見て頂ければ、ボクがなんでi-DMとG-Bowlアプリを併用しているか判るでしょうd(^.^)。

説明画像はG-Bowlアプリの単独ブレーキングのグラフですが、i-DMとG-Bowl、G-Bowlアプリが運転のどの部分をトレーニング出来るか?を示しています。

例は減速(ブレーキング)ですが、旋回も加速も基本は一緒です。

i-DMは

○「滑らかなG変化(=減速なのでブレーキペダルの踏み方)と」
○「減速G一定」を評価しますが、
×「生じる減速Gの大小」は評価の対象外です。

一方G-Bowlアプリは目標G設定と言う機能を使って

○「減速G一定」と、
○「生じる減速Gの大小」は評価しますが
×「滑らかなG変化」は評価出来ません。

リアルG-Bowlは一応、全てを評価可能ですが、Gの大小は0.4Gが上限です。


なぜi-DMは、Gの大小を評価しないのか?

だって、、、「速く走ったら上手」とか「ゆっくり走ったら上手」とかって、違うでしょ?(苦笑)
そらサーキットのようなところで速さを競うのであれば「速い人=上手」は成立しますが、ほとんどのマツダ車が利用される道路は一般道であって、サーキットじゃありません(^_^;)。

まったく逆にもし、もの凄く上手いドライバーが居たとしたらその人の運転って、ゆっくり走ろうが、速く走ろうが、やっぱり上手ですよね?きっと(^-^)。

というワケで、ドライバーが運転するクルマのペースには原則として依存せずに「こいつは上手いのか?」を評価しているのがi-DM。


一方のG-Bowlアプリですが、作成者のもっきーさんが仰る通り、こいつは「生じるGの大小をコントロールすること」を学ぶのが主眼なので、ユーザーが目標Gを定める機能があって、それにどれだけ近いG一定の運転が出来るかを点数化する機能なんかも持っています。

勿論、グラフには様々な情報が表示されたり走行データをログする機能もあるんで、それらを分析すると色々と有用だったりもしますが、運転中に起動して利用する機能は「狙ったG一定がどれだけ出来るか?」が主たるところです。

同乗者にも優しい運転を磨きたければ目標Gは0.2Gにしてやって、これを超えないように走ればイイ。一方で或る程度スピードを出してクルマのコントロールを学びたければ、目標Gを0.3Gとか0.4Gにしてあげればイイってな具合です。

実態として、i-DMでアベレージが5.0点前後になったドライバーがG-Bowlを使い始めると、最初は上手くいかなくてハマる傾向があります(笑)。

なぜならi-DMって既に説明した通りで生じるGの大きさは評価対象外です。なので大半のドライバーが最初は「青ランプが点灯し易いGの大きさ」の運転操作になります。一旦は(^_^;)。

大体0.2~0.25GくらいのG変化がもっとも青ランプが点き易いんで、そのGの大きさにコントロールしているというよりは、青を点けるためにそのくらいの加減の操作になる、という感じです。

で、G-Bowlを導入して目標0.2Gなんかにすると、それを守ると青が点かないから5点が取れない(笑)。目標0.3Gなんかにすると普段の操作ではGが足りず、より大きなG変化を与えようとすると白がバンバン点いて、やはり5点が取れない(苦笑)。
つまり、一旦は「上手くなった!いつでも5点が取れるぞ!」と思ったのは勘違いwで、青が点き易い操作パターン、つまりワンパターンをマスターしたに過ぎず、コントロール能力に幅が無いことが露呈するんですね(^_^;)。

ここで「i-DMとG-Bowlは両立しない!」なんてトンチンカンな事を言って挫折しちゃう人も世の中には居るようですが、、、(^_^;)

ここから、青が点灯し易いGより小さく/或いは大きくG変化をさせても青が点くようにトレーニングしていくと、本当の意味でGの大小を制御できる技術が身に付いてくるんですが、i-DMの白を貰わない正しい運転操作を守りつつ幅を広げていくことになるんで、G-Bowl単独で練習するより10倍難しいです(苦笑)。

ただ、ここまでの説明で判る通り、i-DMもG-Bowlも、ドライバーに何か特別な運転を求めているワケではありません。逆に極めて質の高い「普通の運転」を求めているだけです。

だって、

①滑らかな運転操作(i-DM)で、
②狙った大きさのG(G-Bowlアプリ)をクルマに与えて、
③与えたGを一定に維持(i-DM&G-Bowlアプリ)すること。


だけですからね。(^-^)b

ましてや、i-DMとG-Bowlが違う運転を求めているなんていうのも大きな勘違いww

稀にマツダの営業担当やサービスマネージャがボクの運転するクルマに乗りますが「とっても普通な運転なのに、なんでいつも5点なんですか?」って驚きます。だって普通に運転すりゃぁイイんだもん(^^;)。
ブログ一覧 | i-DM:その他 | クルマ
Posted at 2015/07/13 19:50:35

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

モンスター サーベラスを試して、パ ...
ミムパパさん

ホイールから出汁を取りたいな💨
まんじゅさんさん

風景がかすむ程度ってことだけど・・・
hirom1980さん

✨使ってみたいな🎵『モンスター ...
ひでごん123さん

4/19 金曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

♦️「モンスター サーベラス」♦️
taka4348さん

この記事へのコメント

2015年7月13日 23:11
こんばんは。
先週にリアルG-Bowlを導入したので、
タイトル画像を見てドキッとしました(笑)

リアルG-Bowl、なかなか面白いです。
運転中は見れないのでウェアラブルカメラ2台を
使用して、帰宅後にPCでチェックしています。

何が面白いってGの変化が鮮明に可視化されるのです!!
Gが見えるって何だか凄いコトだと思うんです!
(いや、当たり前だろ馬鹿か。と思われそうですがw)

普通の道路を普通に走るとi-DM3rdステージで意識せずとも
5点が取れるのですが、山間部などをそこそこのペースで走ると
4.5点とかになっちゃうんです。
とくにS字コーナーの切り替えしなどは白ゲージ率が高いです(ーー;)
つまり、下手糞と・・・(ToT)/
恐らく普通に運転して5点取っているときも、ワンパターン化しているのかな・・・。

それでG-Bowlを導入してどうするつもり?と聴かれそうですがw
単に白ゲージが点くときのGの変化を、この目で見たかったワケです。

確かに、目標Gを定めて運転するとi-DMの結果がまた変わってきそうですね!
これから同じ道を何回も走ってみて自分の運転の癖を客観的に
見れればなーと思っています。
コメントへの返答
2015年7月15日 7:36
こんばんわ。
今回はちゃんと空気を読んでコメントしましたか?(笑)

Gの変化が可視化されると面白いでしょ?
G-Bowlアプリは別にウェブカメラを用意しなくても(苦笑)、レコーダーのようにG変化の様子をログに記録してくれます。後で再生することも早送りも巻き戻しも自由自在。しかもGPSで位置情報を拾って地図にマッピングしてくれるんで、どんな道を走っていたかも見られます。あと精度は低いですけど走行速度もねd(^.^)。

ボクももう1年くらいになりますが、これを使うとドライバーの走りが丸わかりなので、アドバイス等にも重宝してますょ。

リアルG-Bowlは目標Gを設定出来ないから最大0.4Gを超えないように、という走り方しか学べませんが、G-Bowlアプリだと0.2Gとか0.3Gに上限をセットして点数で運転を評価出来るので、これもとっても便利です。

ちなみにi-DMの白か青かの違いは紙一重の微妙な加減なので、G-Bowlアプリのログでは違いは判りません。それがリアルG-Bowlのボールの動きなら何か変化が見えるのか?というのに実はボクも興味があって、近々買っちゃおうかな?なーんて思ってました(^_^;)。

何か面白い事実を発見したら教えて下さいな(^-^)。
2015年7月14日 15:38
こんにちは。

ワンパターンすらもまだマスター出来ていない者です(汗)

自分の運転を客観視するのはなかなか無いことですから、i-DMとG-bowlは違う角度から自分の姿を見せてくれるので、どちらも気に入っています。

スキーヤーあるあるで、ビデオ撮影された自分の滑る姿を観てギョっとする(あまりの下手さに!)というのがあります。自分の思い描いている自身のイメージとのギャップが凄いってヤツです。

私も自分の運転にギョっとしました(笑)
己を知る!って事から上達は始まるのかも知れませんね。

i-DMとの信頼関係ありきな話ですが…

この間、うちのやつが今のブレーキいいね!と
初めてのコメントをくれました。

タッチさんのおかげです。
コメントへの返答
2015年7月15日 7:45
おはようございます。

スキーヤーあるある、実はボクも若かりし頃に経験しました(苦笑)。

スポーツでもなんでもそうだと思います。
己を知ること。「自分は上手い」と思えば上達は止まります。
いくら無駄と感じても上級者の助言は貴重、基礎はやっぱり重要、道具のせいにしてはダメ、、、まぁ色々ありますよね?教訓ってヤツは(^_^;)

お、奥方様から運転を褒められましたか。
なんと羨ましい。ウチのカミさんは未だに「ヘタクソ」としか言ってくれません(爆)。

お互いにまだまだ頑張りましょう(笑)。

プロフィール

「@タッチ_@i-DMs さんw、意外に…というか、全く反応が無いというのも寂しいですね🥲」
何シテル?   12/14 19:35
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

G-Bowlはなぜ0.4Gまでなのか? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/07/21 21:31:10
ミスターロードスター 貴島孝雄さんインタビューまとめ① 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/09/23 17:58:12
予想外の反響? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/07/19 07:55:58

愛車一覧

マツダ アテンザセダン 家族車[ファミリーカー] (マツダ アテンザセダン)
フルSKYACTIVの何かに買い替えるまで、とBLアクセラに15ヶ月。 XDのAWDが出 ...
ホンダ NSX 玩具車[おもちゃ] (ホンダ NSX)
別名「愛人」。つまり家族車は「正妻」(笑)。 極めて従順。しばらく放っておいてもスネたり ...
ホンダ CBR1000RR(SC57)後期 なんちゃってサイクロン号 (ホンダ CBR1000RR(SC57)後期)
2007年式の300台限定、国内仕様。 アラカンとなって、人生やり残したモノが何か無い ...
マツダ アテンザセダン 元家族車[Exファミリーカー] (マツダ アテンザセダン)
2013/1/19にディーラーから借用した25Sで高速走行性能を確認の上で契約。DC-D ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation