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2016年08月18日

プリウス販売苦戦の報に想う

プリウス販売苦戦の報に想う 先日、マツダ失速の報道に関してブログを書きましたが、今度はトヨタのプリウスに関してです。

いや別に意図した展開ではないのですが、↓こんな記事を見掛けちゃったもので。。。(^_^;)

トヨタ新型「プリウス」早くも納期待ち無しで販売苦戦か?HV車が普通になり特別感薄れる(autoc-one.jp)

書かれている販売減速の理由はまぁ、書いた自動車評論屋wの見解なので斜め読みするとして(苦笑)

問題と言うか注目の事実としてはやはり、日本市場で大人気のハイブリッド車の、しかも代名詞とも云えるプリウスが、発売8ヶ月後にして受注ペースが落ちてきて、トヨタ社内でも問題になっている点というのが事実ならw

蛇足ですが、ボクはトヨタが嫌いです(苦笑)。そしてプリウスも嫌いで、自慢じゃないですが歴代プリウスの各車についても、タクシーの後席にしか乗った事がありません(爆)。

しかしそれ故に、最新型のプリウスの販売がこんなに早く減速した事実を捉えて

ざまぁみろ!(爆)

と思ったワケではありませんょd(^_^;)

ボクがこの報に触れて想ったことは巡り合わせの悪さです。


そもそもボクがトヨタ車を嫌いな理由が、別にクルマ好きでもなんでもない多くの一般大衆向けには「こんなもんでイイのだ」と云わんばかりの基本性能の低さだったり、ひたすら安定性重視!でドライバビリティが悪いといったクルマ造りの姿勢にあります。それはトヨタなりの顧客志向でありマーケットインの企業姿勢の表れなのですが、出来上がったクルマの多くが、現実問題として運転しても全く楽しくありません(苦笑)。

ホンダ車などは、例えそれがNSXだろうがFITだろうがオデッセイだろうが、パフォーマンスの高低に大きな差があったとしても、同じ匂いの運転する楽しさがあります。つまり少なくともボクが知るホンダ車には、それがコンパクトだろうがミニバンだろうがスポーツカーだろうが、根っ子に有る哲学「クルマは人間が操る乗り物で、扱い易く意のままに動いて然るべき」が貫かれたクルマ造りがされているのです。

一方のトヨタ車には、非常に良く出来た道具というモノ以上に、ホンダ車で感じるような哲学がまるで感じられません。

・ただただフワフワと柔らかく路面の状況を遮断して「乗り心地が良い」を演出する高級車、
・安定性だけには長けて簡単に破綻はしないものの、一向に思い通りに曲がらない大衆車
・それらしい恰好はしていても、ところどころが高級車チックだったり大衆車チックなチグハグな乗り味のスポーツカー
etc...

思わず「オマエたちのクルマ造りの哲学って一体何なんだ?」と噛付きたくなることが多々あって(なにしろウチの家族・親戚にはトヨタ信奉者が多かったのでw)、自分でお金を払ってトヨタ車なんか絶対に買わないと誓って今に至るワケです、、、

そんな風にトヨタ車を評価しているが故に、豊田章男社長が掲げる「もっと良いクルマ造り」は大いに応援したい気分にもなるのです。

だってボクが感じる「走らせても全く面白く無いクルマ」が日本市場のシェア4割を超えて久しく、クルマで走る事に楽しさを感ないオーナーが増え続けている現実もあります。ボクはトヨタ車のシェアとクルマ好きが増えない(運転嫌いが増える)現実には関連性があるのでは?と勘繰っているのです。残念ながら学術的に証明できる材料はありませんが(爆)。

まぁボク個人の想いはソレとして、しかしそんな歴代のトヨタ車の中にも、ときとしてエンジニアの哲学や気概が感じられたモデルが極稀に登場したことがあります。なんで突然、そんなクルマ造りが出来たのかは定かではありませんが、トヨタだってやれば出来るwワケです。

と・こ・ろ・が、、、d(^.^)

モデルチェンジなどでそんなクルマが出たときに限って、その代のモデルが不思議と売れなかったりしたんですねぇ(苦笑)。

プリウスも先代以前の各モデルに於いて、走りの基本性能は専門家の評価が押し並べて低かったものの、日本市場ではバカ売れしました。
しかし今度の最新型はTNGA初採用という事も手伝って、多くの専門家がその基本性能を高く評価しています。

しかしそのモデルが思ったように売れなくなってきた、、、というから悩ましいA^_^;)。

これってトヨタからすれば、クルマの基本性能を高めること、もっと良いクルマ造りなんかしたところでどーせ商売に結び付かないじゃん!という結論に導く材料に成り得ます。

ボクが巡り合わせが悪いと言うのは以上のような意味です。

じゃぁ先代まで大人気だったプリウスの最新型が、なんで1年も保たずに減速に見舞われたか?
その真因を、このブログを読んでいる皆さんはどう考えますか?某自動車評論家が言うように「ハイブリッドの神通力に陰りが見えた」からでしょうか?w

ボクの意見は極めて単純明快ですd(^.^)。

その理由は格好悪いから(爆)

流石に発売直後から2万台以上がコンスタントに売れると、あっという間に街中でも見掛けるようになります。ハイブリッドの定番の最新モデルですから、まぁ何も考えずに飛び付く客は多いでしょうし、人気が過熱して納車まで時間が掛かるとなれば「早く手に入れたい」という心理も働きます。
しかしそういった層の需要、云わば新車効果も発売から半年もすれば或る程度は落ち着きます。

で、熱気がそこそこに冷めた状態で新型プリウスを見てみるとどうでしょう?わざわざディーラーに足を運ばなくても、街中でも結構頻繁に見かけるようになりました。

クルマには全く疎いウチのカミさんですが、興味が無いなりの普通の美意識は持っています(^_^;)。
助手席に座る彼女にたまたま並走していた新型プリウスを指して「どう思う?」と聞いたら、間髪を入れずにこう答えました。

カミさん:「変!」

ボクは我が妻の印象ではあるものの、これは市場の声を代表していると思いましたね(^_^;)。

カッコが良い/悪いは個人の趣味・趣向、好みの問題で、印象(評価)は様々あるでしょう。

しかし変な恰好のクルマに乗りたいと思う人は、普通に考えればあまり多くはないのではないでしょうか(苦笑)
ブログ一覧 | 自動車市場 | クルマ
Posted at 2016/08/19 19:26:27

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この記事へのコメント

2016年8月19日 20:40
こんばんは。
クルマに興味ない層からしたらデザインは重要な要素ですよね。
かつての私もクルマに興味なかったですがアテンザの格好よさに一目惚れして購入...という経緯があります(^_^;)

ちなみにうちの嫁さんも現行のプリウス(特にリア)は格好悪い!だそうです(笑)
フロントの方は大分見慣れてきましたが、、、(^^;;
コメントへの返答
2016年8月20日 21:02
こんばんわ。
クルマに興味のある層にもない層にも、デザインってすんごく重要な要素ですょ。(^-^)b

ウチのカミさんもリアの、特に夜間でスモールランプが点いているときが変だと言っていますね。
一方でフロントというか顔も「なんかウーパールーパーとか爬虫類系だと言ってますね。

マツダの魂動デザインはチータがモチーフでしたが、爬虫類がモチーフのクルマが恰好良くなるとは思えませんね(^_^;)
2016年8月19日 20:59
こんばんは

脚がトヨタとしては随分まともなったと聞いて、乗らず嫌いではいかんと思い乗ってきました。

わたしのレベルでは、ここ20年のトヨタとはひと味違いました。そこらの街乗りではカックンブレーキも影を潜め、フワフワも減り、営業マンもやっとまともな車になりました!と喜んでいました。(そんなこと言って良いのか?)

でも、仰るとおりデザインについては、その営業マンもモリゾー社長がとち狂ってしまってるので、どうしようもならないとあきらめ顔でした。

うちの子(6歳)も見かける度に変になったプリウスと叫んでいます。(よそでは言わんでね、近所トヨタ関係者だらけだからとだけ注意しています、笑)
コメントへの返答
2016年8月20日 21:15
こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。

専門家のあまりアテにならない評論wによれば、相当にまともになった(苦笑)ようですが、恐らく大半のプリウスオーナーはソレを「良くなった」とは思わんのでしょうね(^^;)

しかしこのデザインはモリゾー社長のせい?w

普通の美意識を持った人なら、コレをカッコイイとか良いデザインという人は圧倒的に少数派でしょうねA^^;)
2016年8月19日 22:30
こんばんは。

また、もつ鍋をつつくようなネタにつられて一言w。

今後変わってゆくかもですが、トヨタの客層には、足回りの良さ、操舵や走りの一体感、、、なんてとこに付加価値を置いていないので、「良くなった」とは思われていないのでは?。 私は自己啓発のために、市ディーラに行って座って来ましたが、視界がぐっと改善された。恐らくだいぶ静かになった。この2点が評価されているでしょう。 

一方デザインですが、私も同意(サナギのような、膜をつまんで引っ張ったような奇異なデザイン)なんですが、これが斬新でかっこいい、、という声も聴きました。なんせあのシエンタが評判なんですからw。私には芋虫か?としか見えませんでしたが。 ただ、雨や視界の悪い時でも、一発で後姿はトヨタのアレ、とわかるデザイン。(LFAにつながるかっこよさ、、、なんでしょうか)

で、売れない理由ですが、あの話半値八掛けのひょーろんですから、欧州PHEVへの転換の援護射撃でのトヨタ攻撃とうがってしまう。 在庫が追い付いたのは生産供給力が増したからでしょう。 一つ言えるとしたら、エコが行きわたって、それなりの経済性に到達。奥さんの興味は「安心、安全」により興味が移ったのでは、、と思います、、そういう元トヨタオーナが押し寄せてますから(;^_^A
コメントへの返答
2016年8月20日 22:01
こんばんわ。

ボクのブログは"もつ鍋"ですか(^^;)

従前の、というかほとんどの旧プリウスオーナーが操安性に関して進化などは感じておらず、もしかしたら「乗り心地が悪くなった」とか感じているかもしれませんね^^;。

いずれにしても、新型に多くの人が求めている点は「そこじゃない」筈なので、彼らの中でその部分の進歩や退化が注目されてはいないと思います。

じゃぁ注目ポイントは?というとデザインだと睨んでいるワケですが、目立つ尖がったデザインをボクは悪いとは思いません。しかし「尖がっている」のと「美しい」「醜い」は必ずしもイコールでは無いでしょう。

スーパーカーデザインではフェラーリは常に美しいですが、ランボルギーニは尖がってますょね?でもランボの各車のデザインは醜くはありません。尖がってはいてもね。

先進性を見せたいとか、一目で判る、を目指したのは理解できるのですが、結果論ではあるものの従来型のクルマとの違いを「変」な恰好によって実現しちゃったのはどうなんでしょうね?と思うワケです。
リアのスモールランプが縦に長くかなり下の方まで伸びているのですが、確かに未だかつてない形です。しかし違和感120%で変です。妙にボディが縦長に見えます。しかし前から見ると水平基調の平べったい爬虫類顔です。前と後のデザインに一体感が無い。これも違和感です(^^;)。

単に今までに無い形を「斬新」と評する人も皆無ではないでしょうが、如何せんベストセラーの量販車ですから、斬新な形を好まない保守的な層も相当数居ます。

シエンタは長く新型を待たされていた層と、奥様方には「カワイイ」と言ってもらえる要素と、アノ手のクルマながら、他人とはちょっと違うのに乗りたいという欲求に上手くハマったのかな?と分析していますが、ボク個人は良いデザインとは思っていませんょ(苦笑)。

トヨタも、ちょっとデザインは課題になりそうですね(^^;)。
2016年8月21日 9:37
こんにちわ。
エンジニアリングは頑張った車なのですが、マネジメントをよりどころに車を作ると魅力的な車にならない見本ですかね。
ただ、セールスの話を聞いていると変な形にも理があります。
先代プリウスが売れに売れたので、デザインをキープコンセプトにしても、お客がいない。
ユーザーは締まり屋さんが多く、買い替えタイミングは、まだ先なので、デザインコンセプトが変わるのは正解とのこと。
先代ユーザーには不評だが、カッコ好いという客や、若い人が来るようになったと、発売当初にセールスが言ってました。

おそらく企画段階で、「思い切ってコンセプトを変えること」「どの車とも違うデザインにすること」が決まっていたのではないでしょうか?
その通りの車になっていると思います。

「格好良いデザインにすること」「わくわくするデザインにすること」にすれば良いのに。
今のマツダは、デザイン前面に出して頑張ってますね。
コメントへの返答
2016年8月22日 10:44
こんにちわ。
コメントありがとうございます。

新型プリウスに於いて
・パッと見てプリウスである事のアイデンティティ
・しかし旧型とは違いが明らかなデザイン
・今までにない新しさを感じさせるデザイン
を目指したことは理解が出来ますし、間違いだとも思っていません(^_^;)。

思っていませんが「これはないんじゃない?」というのが出来上がった商品を見たときの素直な感想で、カミさんの反応も予想通りのモノでした。

デザインの評価には個々人の好き嫌いがありますからコレをカッコイイと評する人も皆無では無いでしょうが、一方でベストセラーカーという宿命もある以上「気に入った人だけ買って頂戴」というスタンスは採れない筈だと思っていました。
となれば、やはり「コレはないんでないの?」という評価にしか、ボクはなりませんでしたょ(苦笑)。

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