ビッグイベント「国際サイクリング大会・サイクリングしまなみ」から丁度1年経過、今日は久々にサイクリングイベントに参加しました。
尾道市向島運動公園を9時にスタートし制限時間の17時20分までに再びスタート地点に戻る全長120㎞コースにエントリー。でも、「
サイクリングしまなみ」で感じたワクワク感、緊張感はゼロ・・(微笑)
■2015年10月25日 プレイベント・前日車検
噂のイオンバイク(笑)
参加者の多くが
大会規定に明記されているライト、リフレクター、ベルを装着されていなどまだまだ問題山積、軽量化自慢で盛上がるこの世界、私は意図的だ思っています。やはりイベント当日トンネル区間で無灯火走行されている方が居ました(残念)
■2016年10月26日 イベント当日
雲ひとつないとても良い天気でしたが気温が低くてウェア選択に悩みました。結局は
先週同様スマートウール1枚でスタートしたのですが後で後悔する事に・・
「サイクリングしまなみ」以上にロードバイク率が高く120㎞コースのロードバイク以外の参戦は皆無に等しく開会セレモニー中周囲の冷ややかな目線をかわしながらスタート時刻を待ちました(笑)
70kmコースにはクロスバイク、レンタサイクルもちらほら・・
完全に自転車イコールロードバイクの時代になっています。(ロードイベントなので仕方ないのですが・・)でもサイクルショップの方々は、ロード、MTB、+αと複数台持ちをされている方ばかり土俵が違うだけかもしれませんね。
スタート前にトイレを済ませておいたのですがVAAM効果が如実に現れ開会セレモニー中び尿意を催し、そのまま9時10分にスタートを切りました。エイドステーションまでは集団走行が続きサイクリングロード・因島大橋上は大渋滞(汗)、頭の中は”WC”オンリー(微笑)
<第一エイドステーション+チェックポイント:万田発酵>
10時前に第一エイドステーションに到着するなりトイレに直行!しかし、トイレは長蛇の列(泣)サイクルスタンドは満車で仕方なく大根脇に自転車を置きました。(ゴメンナサイ)
飲み物やおそばを頂き次のチェックポイント(多々良しまなみ公園)を目指します。
生口橋までの数キロは単独走行でしたが生口橋上で再び集団走行となり生口島では20~30台での集団走行が続き抜いて良いものなのか判断がつかないままレモン谷へ突入、この区間でペースアップ出来なかったことが後々尾を引きました。
ご覧の通り多々良大橋上は大渋滞、立ちごけ寸前(?)まで速度低下、渡り終えるまでに相当時間を費やしました。また橋上で悔しいと言うか憤りを感じたことがあります。停止寸前だったため停止の合図を出したら数台後方から、「止まりゃーせんじゃにゃーかー」と・・イベント中じゃなかったら反対に怒鳴り返してやるのですが・・
<第二エイドステーション+昼食+チェックポイント:多々良しまなみ公園>
11時15分頃、多々良しまなみ公園に到着。大幅に目標時間オーバーです。
お弁当を食べ終り直ぐに出発です、出逢いを探している余裕はありませんから・・(笑)
この後の30㎞はアップダウンが続く「しまなみ海道」最大の難所(?)大三島西側を走行。追い打ちを掛ける様に宍道湖並みの逆風で体力を奪っていきます。こんな状況では集団走行が良いのでしょうね。
遠くに来島海峡大橋の姿が・・
<第三エイドステーション:大三島ふるさと憩の家>
チェックポイントでないので立ち寄る必要は有りませんが一応 ^^;
当初はこの後のアップダウンで伝家の宝刀(立漕ぎ)を抜くつもりだったのですが想定外の強風で体力温存を優先し鞘に収めたままに・・。
ある上り坂でロードバイクの集団に横に並ばれ一気に追い抜いて行くのかと思い気や、
ローディー:「マウンテンで120kmなんて凄いですね~」
SOICHIRO:「これしか(MTB)持ってないんで・・(しかもアラフィフだし)」
ローディー:「頑張ってくださ~い。」
天邪鬼な性格なので今の会話で闘志に火がつき、「ロードバイクに負けん、絶対に負けん」とハーハー言いながら目の前のアップダウンを一つ一つクリアしていきますがこの区間だけでも50台以上のロードバイク、しかも中には私より年齢が上、女性の方にも抜かれ
辛酸をなめることとなりました(悲)
クルマで例えるならEK9でランエボやインプレッサに勝負を挑む感じでしょうか!?
昔々熊本空港脇のワインディング(通称:空港裏)の下りでは
無敗だったのに・・(微笑)
<第四エイドステーション:今治市役所 大三島支所>
この先は大山祇神社に続く県道21号線を走るのだと勝手に決めつけていましたが全く違う方向に誘導され・・、この先フラットなのかアップダウンがあるのかさっぱり分らずペースを抑えての走行を強いられます。海岸沿いでは逆風のため思うようにスピードが出ず体力を奪われていきます更に体温低下と疲労からか徐々に左手、左足小指が痺れるように・・
数百メートル先に坂を上っている30台ほどの集団が見えました。彼らはほとんど前に進んでいない状況が遠目にもはっきりと分かる激坂(?)です。ここでもシッティングで淡々と上ることを決断。激坂を上り終えると今度は長い下り坂です。ありったけの力で狂ったようにペダルを漕ぎ更に発狂しながら(笑)高速コーナーを駆抜けました。(冷静に考えると恐ろしい・・)その後はずっとフラットな海岸線を逆風の中淡々と進んで行きます。
<第五イドステーション+チェックポイント:多々良しまなみ公園>
<第六イドステーション+チェックポイント:サンセットビーチ>
サンセットビーチでは見慣れたお顔が・・、
サングラスを取って、「こんにちは♪」とご挨拶。
おばちゃん:「まぁ、久ぶりじゃね、奥さん元気?」「みかん持って帰り」「レモン食べ、甘酸っぱい思いでも一緒に・・(笑)」
などと本日初めてまともな会話をしたような気が・・(笑)
ちなみに、おばちゃん達とは「サイクリングしまなみ」以降親交が続いています♪
午後2時の時点で残りが全体の約1/3(35㎞)、まだまだ余裕はあってイベントを終える寂しさが芽生え始めましたが(微笑)、ゴール時刻を4時に設定してペースアップ♪
要橋西詰交差点
<第七エイドステーション+チェックポイント:万田発酵>
最終チェックポイントの万田発酵へは午後3時に到着。フィニッシュ地点まで目前です。
ただ・・
今回、全く出逢いがなくて不完全燃焼・・
「サイクリングしまなみ」では素敵な出逢いがあったのに・・
てな訳で・・
スタッフさんと記念写真
SOICHIRO:「逆光で真っ黒じゃね~」
スタッフの皆さん:「じゃあまた来年撮り直しじゃね~(大笑)」
フィニッシュ直前の長い上り坂でメディアの方からレンズを向けられたのでサービス精神で覚えたての立漕ぎを披露(笑)、そして場内アナウンスが無い中で拍手で迎えられて午後4時前に完走を果たしました。正直なところ感動や達成感は全くありませんでした。(何故だ!?)
<フィニッシュ:向島運動公園 第1駐車場>
”走り”も、”出逢い”も不完全燃焼だった1日・・。
フィニッシュ後は案内等がなく解散して良いのか・・
最後に・・
今回心がけたこととして、
沿道・エイドステーションのスタッフさんへは、「おはようございます。」「お疲れさまです。」、応援してくださっている地元の方々へは「手を振り、ありがとうございます。」と大きな声で伝えることでした。
特に地元の方々の応援は「サイクリングしまなみ」の時と比べものにならないほど多くて感動したと同時に少しびっくりしました。更に素人カメラマンの数には驚愕(笑)
「国際イベント」、「しまの輪」」から1年、着実に「自転車」が地元の方に受け入れられ根付き始めていることを肌で感じました。
「しまなみ海道、マナーを守って、楽しくサイクリング♪」
本日の走行距離:120㎞
「第4回瀬戸内しまなみ海道サイクリング尾道大会」
(呼称:瀬戸内しまなみ海道サイクリング尾道大会~銀 輪パラダイス~)
さあ、お次は来月の「
安芸灘とびしま海道オレンジライド」