<2017年7月29日、細い文字に施したレターが剥がれました。太字の”TOYO”の文字は剥がれておりませんが、あくまで参考程度にお読みください〉
現在プリウスに施しているホワイトカラーは定番のポスカによるもの。
だがやはり耐久性には難があり、フロントタイヤは重ね塗りをしていても2週間程度で隅から削れてくる。
多くの方が色々な塗料を試した結果のポスカなのだから、現状でこれに勝るものなしで削れるのもやむなしと思っていたが、最近気になる塗料を見つけた。
「マスキングカラー」
不透明の水性顔料インク。
この辺りはポスカと一緒。
ガラスやプラスチック、鉄など何にでも書ける。
そして1番の特徴は"剥がせて再度貼れる"。
ホイールやボディに使える同様のスプレーはあるが、ペンタイプの水性顔料は聞いたことなかった。
ホワイトレターに必要な塗料の条件としては、
・不透明
・タイヤを傷めない水性
・柔軟性
・耐久性
が挙げられるが、不透明と水性は既出の通りクリア。
柔軟性は上記の剥がしているシーンを見る限り十分なものと思われる。
あとは耐久性だが、これは経年観察するしかないので不明だが、特徴を考える限りポスカよりは優れているはず。
ちなみに"剥がせて再度貼れる特徴"についてメーカーに問い合わせたところ、ゴムには癒着する可能性が高いので張り付くか、剥がせても綺麗には剥がせないとのこと。
試しに実験で一度塗って乾いてから剥がしてみたところ、ビニールが千切れるような感じで剥がすことは可能性だった。(経年後は不明)
だが、自然に剥がれるようなヤワな密着ではなかった。
再度貼れるかは今回は必要としない項目なので無視。
それではさっそく作業に入る。
ポスカは剥がれやすい。
が、洗って剥がすとなると一苦労。
水洗いぐらいじゃビクともせず、タワシと研磨剤入りキッチンクリーナーで除去。
その後、脱脂。
マスキングカラーはペンのまま使用できるほか、器に取り出して絵の具のように使うことも可能。
自分はペットボトルのキャップにインクを出して、100均で買った筆で塗った。
うん、酷い 笑
一回の塗装では薄くしか色が乗らないので、薄いままどんどん作業を進めて、乾いたところから2、3度塗りをしていく。
はみ出ないようにするのはすごく時間がかかるので、はみ出た部分は後でポスカの黒で塗りつぶす前提でちゃっちゃと塗った方がストレスがなくていい。
黒で塗りつぶし仕上げ後。
中字しかなかったのでちょっと雑になった。
遠目から見れば大丈夫。
ただ、塗料の特徴としてどうしても油絵のような凹凸ができる。
そしてそのまま固まる。
しかし柔軟性があるため、ちょっとハードに走ってタイヤがヨレてもポスカのようなひび割れは起きていない。
うちのはタイヤの油分が出てきたためすでに黄ばみが混じっているが、修正をマスキングカラーで行うのはやめておく。
メーカーから厚塗りではひび割れる可能性を指摘されているから。
結論として、現状ではポスカよりは柔軟性と耐久性は間違いなくある。
あとはいかに綺麗に仕上げるか。
筆使いになれた方なら綺麗にできるかもしれない。
だが俺のようなシロウトでは筆のアラが出るので、下地としてマスキングカラーを使い、表面はポスカで定期的に手直しするのが手軽で良いかもしれない。
経年劣化でどうなるかは不明ですが、ホワイトレターが気になる方は挑戦してみてはいかがでしょう。
ポスカより良いと思いますよ。
でも自己責任でね。
Posted at 2017/07/20 09:56:14 | |
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