エアクリーナーとプラグ交換（その２）

　ダクトを外せば、一番前の２気筒はアクセスできますが、奥の４気筒はスロットルボディが邪魔になります。
　なので、このスロットルボディも外します。
　４カ所、5mm六角レンチを使ってボルトを外していきます。
　ゴムのシールが付いているので、落とさないように気を付けましょう。
　
　車体側と違って、バルブのエンジン側は吹き返したオイルとかで真っ黒です。
　この黒ずみを掃除するんですが、パーツクリーナーなんかを吹き付けると、スロットルボディの軸に塗ってあるグリスが落ちてしまうとか、軸を伝ってモーター部に悪影響がでるとか、色々と噂されています。
　今回はウエスにキャブクリーナーをしみこませて、拭き取りました。
　本当は、エンジン上部のエアサージタンクも中を開けて掃除したかったのですが、時間の関係で今回は見送ってます。

ここまでくれば、作業も終盤。
　イグニッションコイルを外せばいいのですが、M10ボルトで止まってますので注意を。
　ボルトを外せば、コイルを引っ張るだけでプラグにアクセスできます。

　ただ、VQ35HRエンジンのプラグは14mmサイズです。
　一般的なプラグレンチは16mmなので、合いません。
　また14mmディープソケットも、大きさによってはプラグホールに入らなかったり、長さが不足してアプローチできません。
　実は作業時にこれをやらかして（あると思っていたプラグソケットは16mm、持っていた14mmディープは入らない）、あせって近所のホームセンターを走り回る羽目に。なかなか14mmプラグソケットって売ってないもんです。

こいつは右バンクの真ん中です。
　古いプラグは真っ黒ですね

今回の失敗です。
　左バンクのパイプを外すときに、バックり割れてしまいました。
　もともと割れていたのかもしれませんが。

　二次エアを吸って燃調が狂うことより、フィルターを通らずに外気を吸う方が危険なので、掃除機用の補修テープで応急手当です。
　これがなかなか強力で、割れた部分からのエア漏れは完全になくなりました。

作業が終了したら、外したパーツやカバーを元に戻して終わりです。
　最後に急速TAP補正をして、作業完了です。