☆　ZOX ワンセグチューナー　DS-DT303GM チャンネルリモコン作成

　えー、ZOX ワンセグチューナー「DS-DT303GM」 のチャンネル切替リモコンを作成してみましたので、記録しておきます。

　この手のチューナーはチャンネル切替や音量調節には本体スイッチで操作するか、専用のワイヤレスリモコンで調整するようになっていますが、今回は残念ながらワイヤレスリモコンがありません。

　チューナーでチャンネル切替は可能ですが、本体を見えない所に隠したいので、リモコンで操作できるように改造して遊んでみたいと思います。

　　これを見て真似される場合はお決まりの自己責任にてお願いします。

m(_ _)m

ZOX ワンセグチューナー専用のリモコンがどのような物か当方は全く知りませんが、多機能操作は必要ないので、チャンネル切替（送り）専用だけのリモコンを作成いたします。

　しかし、ワイヤレスリモコン作成にはちょっとハードルが高過ぎますので、今回はワイヤー方式のリモコンにいたします。

　リモコンを失くされた方の参考になれば幸いですが、作業が面倒なので、まずこれを見て真似される方はいないと思いますねー．．．。

　（笑．．．）

　さて、材料の調達ですが、スイッチが１個だけあれば良いので、写真右側のスイッチ付ＬＥＤ照明器具を流用いたします。

　１００円ショップで売っている物で、充電式LED３発仕様のLEDライトになります。

　失敗しても１００円程度ですので、どうってことないです。（笑．．．）

さて、加工に入りますが、チューナーを分解して基盤だけにいたしますが、中はこんな感じになっています．．．。

　チャンネル切替「送り」のタクトスイッチは赤○の所になりまして、このスイッチに並列に別スイッチを増設してあげますと、チューナー本体スイッチを生かしたまま別スイッチで切替できるようになります。

こんな感じにスイッチ左右の端子に配線を接続いたします。

　左が赤色で、右が黒色となっていますが、左右入れ替わっても何も問題ないので、気にするところではございません。

　また、タクトスイッチは４端子になっていて上側にも同じ端子が見えますので、そちら側でもかまいません。

　ただ、上下は同じ極性の端子になりますが、左右は別極性になりますので、左右に分けて接続いたします。

続いてリモコン側の作業に入りますが、硬いので隙間に精密マイナスドライバーを差し込んで何とかこじ開けました。

　写真では真ん中の四角の部分にあった太陽光パネルを取り外していますが、最終的にはそのまま使いますので、元通りに復旧するようにいたします。

矢印の所に充電用の電池がありましたが、不要のため取り外しいたします。

　真ん中のタクトスイッチ端子にチューナー本体から延ばしてきた配線をハンダ接続いたします。

　こちらも配線色は関係ないので、入れ替わっても問題ございません．．．。

一応接続配線はケーブルタイプ（２本）で仕上げておきました。

　また、リモコン側はLEDを撤去しておりますので、その穴からケーブルを出しておきました。

　抜け防止に内部でケーブルをインシュロックで縛って蓋をして終了です。

最後に電源を入れて、リモコンスイッチを押してチャンネル変更（送り）できれば出来上がりです。

　リモコン側のボタンを押す毎にチャンネルが送り変更できて、動作も問題ないようです。また、チューナー本体ボタンでも切替できますので、両側で変更できます。

　素晴らしい。

　今回はチャンネル切替は送りだけですので、戻しができませんが、リモコン側にスイッチが２個あれば、「送り」と「戻し」ができるようになります。

　これで、チューナー本体は隠ぺい場所へ設置可能となり、リモコンだけ手の届く箇所へ設置すれば問題ないかと思います。

　素晴らしい。