レガシィ(BE)のショック、ラック、パワステポンプ交換

レガシィ(BE)の17年目の車検を４月に控えていました。
このBEはなぜかLLCが減ります。別に漏れているわけではないのですが、リザーブタンクが大気圧なのも関係あるかと思うのですが。
そんなんで、LLCチェックでエンジンルーム見ていたら、前ストラットのアッパーマウントに亀裂発見。



私の感覚では、つい最近まで無かったのにっていうところでしょうか。

これを発見したのは３月２０日くらいでしょうか。その時点では、まだスキーの予定があり、さあ困ったでした。

前回のショック換えは約１０万キロでしたので、今のショックで乗った距離は８万キロ強＋αです。αの意味は中古を仕入れたからです。仕入れた時は見た目も新しかったので少し走っただけというのは信じられました。
１０万キロ乗ったら変えようとは思っていたのですが、予定より少し早くその時が来てしまいました。

フロントはこのように目視できますが、リアは頭のナットが見えるくらいの穴しかなく、ゴムの部分は外さないと見えません。悪いことにフロントはマウント（ゴム）の下に鉄板があるので上に抜けることは無いはずなのですが、リアは鉄板がありません。しいて言えば、取り付けてある車体に当たるので、完全に抜けることは無いだろうということでしょうか。

今入っているのは、その中古ですが、新車から付いていたショックは取ってありましたので、これをO/Hするか、何かの新品を買うかでまた大迷い。

ネットには、カヤバのものが４本で４万円くらいで出ています。一方、ビルのO/Hはエナペタルで何も交換無くて４本６万円くらい。ショップの話では、少しでも問題のあるパーツは換えてくるとのこと、最低８万は覚悟しろとのこと。

大変迷いましたが、小僧の頃からのビルへの憧れと、もしカヤバで納得が得られ無い結果であると大変悔やむであろうとのことで、ビルのO/Hにしました。
金額はやはり４本ともロッド交換等で、９万円を少し切りました。

塗り直しはしませんでした。エナペタルは青になってしまうのと、少しでも安くあげたかったからです。



フロントはキャンバー調整用の楕円のボルトが１本入っています。純正から純正ですのでそのまま換えても大きな変化は出無いと思い、外す前に調整ボルトの位置確認をします。



とは言え、左右とも１２時の位置でした。

O/Hから上がったショックは、



塗装無しですが、一応クリーニングしてくれているようでした。

前回、１０万キロでの交換した時、スプリングも純正の新品に換えました。すると明らかにフロントの車高が上がりました。つまり、純正スプリングがへたっていた。
今回のスプリング交換を迷いましたが、前回のことが頭にあったので、今回もスプリング（純正）は換えました。

今回は大きな違いはありませんでしたが、感覚として１cmくらい上がったように思います。



外したF、Rのアッパーマウントです。実は前回交換していません。つまり、１８万キロのマウントです。



で交換したショックは、



でもって変化ですが、これは劇的です。
足が動いています。段差をいなしてます。

古いショックは柔らかくなっておらず、むしろ突き上げが大きかったです。
アッパーマウントが硬化し逃げ場が無くなっていたのは理解できるのですが、私の今までの経験ではショックは古くなるとフワフワになると思っていましたので、本当に大きな驚きでした。
また、段差乗り上げる時に、コツコツという音もしていましたが、これも無くなりました。

ひょっとすると、前の取り付け作業に何か問題があったかもしれません。

また、少し前ですが、自宅でオイル交換をした時に、ステアリングラックのブーツにオイルの滲みを見つけました。ディーラーで相談しましたが、クリーニングして様子見になっていました。

その後、ディーラーでスバルカード特典でのオイル交換をした時にまた同じ箇所にオイル滲みがありました。
結局、ステアリングラックのオイルシール不良で、ラックのアッシー交換になりました。見積もりで、パワステオイル交換もありましたので、１８万キロ強の走行距離ですので、パワステポンプ、その関係のホースの交換も一緒にすることにしました。

ただ、ステアリングラックの新品部品は１０万円を超えるので、止む無くリビルト品を探すことにしました。ついでにパワステポンプもそれで。

なんとか見つかりました。



交換時の写真は、



外したラックは、



まだ交換、車検が終わらず、退院できていません。

１７年、１８万キロ強ですから、いろいろ交換することは覚悟していましたが、今回の車検時はお金がかかりました。

あと考えられる交換部品は、インジェクター、ダイナモかな。あ〜。