2017年11月10日
ゆっくり走る事で見えて来たもの
今日のブログは時々書く自己満足な内容で自分以外には意味の無い話です。
道交法的に明らかに駄目な事も書いてます、見習う様な事では有りませんが・・・まあ運転遍歴と戒め、今年になって見つけた目標です。
趣味はドライブと胸を張って言える私。
以前は目を三角にしてステアリングをギュッ!と握ってガンガン走るのが好きだった。
やっぱり早く走れると気分が高揚したものです、免許を取ってから20代前半の頃までのお話です。
早く走れると自分が凄くなった様な気になって少しでも早く、速度を出せると言う意味で早く走れる様になりたかった。
若いと言うだけじゃ言い訳にもならない無鉄砲な事もやって車も自分の運転で壊したり、そうした結果パトカーや白バイのお世話になった事も有りました。
それが30代になり少しづつ心境が変わってただ走ると言うのが楽しくなり始めました。
長距離を走り出した頃です、年間5万kmくらい走りました。
ロードスターも2年でタイベル交換とかしました(汗
この頃の私にとってタイベル交換は所有している車で一回やるかやらないかの重整備では無く定期交換部品でした。
その頃も時々無性に速度が出したくなったりもしました、まあそんな運転してれば当然の如く私の免許証はゴールドになった事が無かったりする訳ですが (汗
そして最近のこと、30代後半になると逆に早く走るのが疲れてしまう様になりました、体力的にと言うより精神的に。
特に今年になってからは顕著で正直なところ60km以上の速度で走ると結構疲れてしまう事に気付きました。
もちろん仲間と行くツーリングでははぐれない様にペースを揃えたりもしますが先頭で走る時はのんびりと走るしソロの時は殆ど50km前後で走っています。
自分でもちょっとびっくりなのですが速度を出さなくてもただ運転しているだけで気分が良いし、前に車が居てその車の速度が思ったより遅くてもイライラし辛くなりました。
もちろん常識外れに遅い場合は別ですが法定速度付近で走っている車に対しては何も感じなくなりました。
「歳を取った」そう言ってしまうのは簡単ですがね・・・いや、やっぱり歳とったのかな?
そんな最近ですが、いつものんびりと走っていると自分の運転で気が付いた事が有ります。
街中でも山道でも同じで道路の中の自分の走行する位置、かっこよく言うとラインですが、それをキープする為に結構細かく無意識に修正舵を当てている事に気付きました。
まっすぐ直線を走っている時はステアリングは殆ど切りません、コレは車を運転し始めて一番最初に練習した事です。
狙った方向へまっすぐ進む、ステアリング操作一発で車の向きを決める、簡単な様に聞こえるかも知れませんがこれが出来ない人がかなり多いんです。
高速道路やバイパスなど、ほとんどまっすぐな道で左右にふらふらしている車、結構居ますよね。
私の中で一番運転が下手な人だと言う基準がこの「まっすぐ走る」と言う事が出来ない人です。
どう見てもまっすぐな道なのに明らかにステアリングを切っている様にしか見えない動きをする車、こんな車の近くには寄りたく有りません、何度向きを変えても道の向かっている方向に車を向ける事が出来ないと言う事ですから。
こう言う人は山道などのくねくねした道でも当たり前の様にセンターラインをはみ出して走行しています。
まっすぐな道ですら進行方向に車を向けられないんですからくねくねした道で進行方向に車を向けられる訳が有りません。
と、話が変な方向へ行きましたが自分の運転についてです。
狙ったラインを走る為に細かい修正舵を当てている事に気付いたのですが修正舵なんて当てない方が良いに決まっています。
ですので最近は意識して修正舵を当てない運転、または特定の操作をする事でその後結果的に修正舵を当てなくても良くなる様なステアリング操作の練習をしています。
もちろん自分の車の走行区分をハミ出さないと言う絶対条件の元に下記の練習を始めました。
練習の一つ目。
出来る限りステアリングの舵角を小さくする練習。
最低でも切り過ぎたステアリングをちょい戻すと言う事は絶対にしない様に、下手で慣れないうちは同じ修正舵を当てるのでも切り過ぎて戻すのでは無く、足らない分を切り足す方向の修正舵になるよう心掛けます。
要は同一方向への動き以外を車に与えない為の練習です。
ちょい戻しをするとコーナーリング中に発生している慣性と逆方向の慣性が発生してしまいタイヤグリップの低下や自分を含めた乗員全員に対して乗り心地の悪化を感じさせてしまう要因になるからです。
練習の二つ目。
ステアリング操作速度をゆっくり、ですら無く出来る限り遅くする。
ワンテンポ置く、と言う意味では無くステアリングを切る速度自体を遅くすると言う練習です。
コーナーリング中は常に少しづつステアリングを同一方向へ動かし続けられる様になる為の練習です。
素早く切るとコーナーのクリップポイントよりも前にステアリング操作が終わってしまい結果的に戻す方向の修正舵を当てる必要が出てしまう可能性が高いからです。
コーナーの始まりからクリップポイントまでの間は常に進行方向へ少しづつステアリングを切って行き、クリップポイントを過ぎたら少しづつステアリングをまっすぐ戻す。
その結果クリップポイントまでの間は少しづつ慣性が強くなって行き、クリップポイントからコーナー終了までの間は少しづつ慣性が小さくなって行く様なコーナーリングが出来る様になる為です。
最終目標は
・どんなコーナーでもステアリングをスーっと切ってスーっと戻すだけで曲がれる様になること。
・一回のステアリング操作の間は操作の手を止めずスムーズに曲がり切れる様になること。
・一回のコーナーリング中に微細な逆方向への慣性は発生させない運転が出来る様になること。
・ヘアピンのコーナーリングでも急激な慣性の立ち上がりを無くせる様になること。
これらの操作を無意識に、そして当たり前に出来る様になること。
全ての操作を一本の線で繋げた様な運転が出来る様になりたい。
一部の切れ目も無いスムーズな運転が出来る様になりたい。
ゆっくりと、のんびりと走る事で見えて来た自分の欠点。
車の運転に関しては向上心を常に持ち続けようと思う。
ここ最近の目標です。
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走り方 | 日記
Posted at
2017/11/10 19:06:34
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