数日前に我が家のトーマスが5,000kmを突破。
(画像が超ピンボケですがw)
納車4ヶ月にしては、ちょいと早めのペースかしら?^^;
(あ、先月の北陸ツアーが効いてるな、こりゃw)
で、節目を迎えたので、これまで乗ってきた感想などをつらつらと。
正式な車名は、ルノーメガーヌエステートGT LINE(長っw)
1、駆動系
・エンジンはごく普通の2.0リッターNAなので速さはそれなりですが、低速トルクが豊かで直4のわりに不快な振動は少なく、市街地でも高速でも至ってスムーズ。
特にドラマチックな部分もなく実用的なエンジンですが、4000rpm以上回すと結構スポーティなサウンドが聞けます。
・CVT本体はジャトコ製ですが制御プログラムはRENAULTオリジナルのようで、アクセル開度とEG回転数と車速がそこそこリンクしているのでダイレクト感はあります。
逆に言うと省燃費には特化していない制御なので、燃費走行をするなら早めに流れに乗せてパーシャルを心掛ける感じかしら?
あとマニュアルモードのレスポンスが素早いので峠道でも結構楽しめます。
CVTだからって残念がる人もいますが、シームレスな加速感も含めて、渋滞の多い日本の道路事情にはかなり適合しているかと。
2、フットワーク
・足回りに関してはRENAULT SPORT開発って事で、ワゴンとは思えない身のこなしを感じます。
ロールは少なめで不快なピッチングもなく、速度が上がれば上がるほど車体はフラットに。
その分低速域の乗り心地はハッキリと硬めですが、ハンドリングも含めたダイレクト感が気持ち良く、なんてことないコーナーが楽しいです。まぁサーキットなどを攻めた訳ではないので、限界域での挙動は分かりませんが、少なくとも自分が感じる限界スピード域では、な~んも起こりませんw
・直進安定性も文句なし。
・ブレーキは立ち上がりから強烈に効き、踏めば踏んだ以上に止まるほどで素晴らしいですが、停止直前のコントロールはちょっと神経質かな。
3、エクステリア
・ネット上で「日本のM社と似てる」という感想を見た事がありますが、個人的には全く感じませんw
『デザイン』と言えば欧州の、特にイタリア(ミラノ)・フランス(パリ)あたりが本場だと思うので、そこはやはり全くの別物でしょう。
ワタシの場合、R.S.を諦めた段階でネットのこの画像を見て一目惚れ♪
これは、本国で2011年に発売された「GT」というグレードで、去年日本にも限定60台で販売された直4、2リットルターボ+MTの組み合わせです。(Lineは付きませんw)
そして標準で付くこのアルミ(アロイホイール)のデザインがまたカッコ良くて・・・オプションで買った次第w
厳密に言えば、ワタシの「GT Line」も含めて現行型は既にマイチェン(Phase2化)しているので、アルミのデザインも変わり、サイドモールもボディと同色化されていますが、とにかくボディラインが綺麗で、エステートは特に斜め後ろからの眺めがセクシーです♪
まぁワタシが特に気に入っている部分はヘッドライトのデザインですがw(エステート関係ないやん)
ちなみに、今年の春に日本で発売された「GT220」はこのマイチェン前「GT」のVerアップ版で、RHD化とパワーは170→220psに上がり、ホイールやボディ各所のダークシルバー部分が光沢ブラック化されてさらに精悍なシルエットになっています。
4、インテリア
・流れるようなダッシュデザインで、ステアリングも小径で太く、アチラではCセグ大衆車なのにスポーツカーみたいで気に入ってます。
う~ん、家族の要望が無ければモニターは付けなかったでしょうw
・シートはこれまたRENAULT SPORT開発のスポーツタイプが付いていますが、サイドサポートがしっかりしていて硬さも丁度よく、座面は弾力がしっかりとありダンピングのある乗り心地。
また、ヘッドレストは一部を手前側に引き出す事が出来、常に後頭部と接触させる事で首の座りを良くし、目線がブレないので長距離でも疲労感が少ないです(大げさに言うと「枕」みたいw)
・ステアリングは、断面形状や表皮の素材も手に馴染む感じで、握って心地良いタイプ。
調整はチルトの他にテレスコもあり、ペダル配置を含めてポジションが決め易くてGOOD。
シートのサポートと相まって必然的にキチンとした運転姿勢になるので、間違っても右手だけをハンドル上部に添えるようなヤンキー姿勢は許しませんww
・リアシートもお尻を深く、姿勢を正してキチンと座らせる事を前提に作られている感じで、よくありがちなシートアレンジを優先したモノや、くつろぎ感を演出したシートではありません。
ちなみに、我が家の子供たちには以前試乗したカングーよりも高評価でした。
スペース的にはクーペやハッチバックより70mm長いホイールベースも効いていますが、なによりこのクラスで3人が普通に並んで座れるリアシートのクルマって意外と少ないですからねぇ。
・ラゲッジルームは全長のわりにそこそこ広く、サイドも妙な出っ張りがないので、四角いモノでも結構積める感じ。
5、装備・その他
・クルコンはやっぱり便利です!
・速度超過防止にスピードリミッターも付いてますが、まだ未使用。
・メーターは文字盤が斜め上を向いているのはデザインの為らしいですが、それより速度計の数字が奇数なのが最初は見辛かったです。
(フランスの高速道路は制限速度が110km/hだかららしい)
・エアコンはAUTOの他にFAST(早い)とSOFT(やんわり)モードがあり、強烈に効きますが、ファンの音が一昔前の国産車並みに五月蠅いですw
・オートワイパーは便利ですが、間欠のタイミング(時間)は任意に選べません。あくまでセンサーの感度を選ぶだけなので、思った通りの動きをしない事がありますw
・Pブレーキがオートなのは先進的かも。シフトをDに入れアクセルを踏むと自動解除し、エンジンを切ると自動で掛かります。(もちろん手元のレバーにて任意でもOK)
・車幅はあるけどドアミラーが大きいのと、運転席側のミラーは全体の2/3(内側)が平面鏡、外側がR面鏡になっている(隣の車線の車が近くに居てもよく見える)ので、慣れると非常に運転し易いです(これはカミさん談)。
・ロードノイズも含めて車内の静粛性はかなり高いです。なのでオーディオの音質も純正のわりにはいい部類かと。
・塗装に関しては、自分が今まで乗ってきたどの車よりも綺麗ですw。クリアーが厚いような気がします。ちょっと前に営業車のドアミラーにメガーヌのドアパネルを軽くヒットしてしまい、若干塗料が付きましたが、指で擦ったら消えましたw
・どうでもいい部分ですが、ヘッドライトはAFS動作確認とレベライザー設定の為、点灯する度にプロジェクター自体が一旦外側を向いてからグルンと回り、最後に正規の場所に戻るという、ちょっとガンダムチックな動きをします(これがまたカッコイイのよ!)
以上、今後も新たな発見があると思いますが、現状で思いつくのはこんなトコロですかねぇ。
とにかく、クルマの作りにおいては色々と国産車との違いを感じます。まぁ良し悪しは別としてw
最後に、ブログタイトルにある通り、5000km突破記念に、こんなブツを。
国内外ともに、GT&GT220にしか付いていない
「GT RENAULT SPORT」エンブレムを奢りました♪
フロントは「line」を取り払って「GT」のみに(移設も含む)。
これで少しは冒頭の本国『GT』に近づいたかな?
まぁエンジンとミッションはどうしようもないけれどww