ドア周りの整備

パワーウインドウの動きが悪く、なんとかグリースアップでいけるかな？と考えていましたが助手席側は一番下まで下がってから上に上がる途中で「バン！」とワイヤーが切れました。
と、いう事でレギュレーター交換となるのですが、手持ちの新品レギュレーターはモーターとセットで購入してあるのと、高価なんですよね。
そこはオークションでまあまあな程度のモノが出ていましたのでそれを使います。
スライドレールは古いグリースを拭き取って、樹脂用のシリコングリスを塗布し、ワイヤーにも注油します。
また、ガラスガイドはRSファクトリーステージのジュラコンを使用しました。
なかなかガラスの調整が難しいというか、上がり過ぎないようにストッパーで位置決めをして、レール全体は仮止めのままガラスを上下させて馴染んだところで本締め等、やってみると勉強になります。
ただ、全体にモーターが弱いですねえ・・・次回、ここをやる時には海外製のモーターAssy品が良いかなと思っています・

で、ドアウエザーストリップも交換します。
６年前にセミレストアした際に外したゴム類、ドアアウターハンドル等があります。
今回は予算の関係もありこの中古品を使って時間軸をちょっと巻き戻します。
幸いに車庫保管車から外したゴム類は現在のものよりも弾力がありまだ使えます。
中継ぎ品です・・・本来は新品にすべきですが、手持ちの中古で使えるモノがあれば積極的に使う作戦です。
とはいえ、中古の状態が悪いのは・・・例えばドアアウターモールは中古品の前後のロックがちぎれていたので新品にします。

作業画像はこちら

そして、運転席側は鍵穴の蓋のバネが折れて蓋がしまらなくなっているのと、26年間鍵の抜き差しでキーシリンダ周辺とアウターハンドルも摩耗が激しいので、アウターハンドルは中古に、キーシリンダはこれまたステージさんのバネを使って修復。
予算があれば新品のシリンダーを使ってのO/Hをしたいのですが、シリンダ洗浄と注油で済ませました。
ガタが残っていますが、半減したので良しとします。

また、ドアの閉まりもバシャ、バシャっといかにもお疲れな感じですので、これも見た目で良さそうな中古のキャッチに交換。
その際に折れるとドアが開かなくなる「例の」バネはタイタン純正の新品が手持ちにあるので、それに交換しました。
また、ストライカーもキャッチが掴む部分は減ってますので180度反転させてみました。
上記の作業で、まあ、ドアが閉まる音は以前よりも良くなりました。

この作業はこちら

ここで思ったのは、これはドアウエザーストリップを交換するのと同時にスライドレールを外してグリースアップし直すのが良いと思いました。
古いグリースは固まって用をなしていないし、やった分の効果はあると思います。
２６年の時間を巻き戻す作業は未だ続きます。