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カーオーディオの「究極のアナログシステムの可能性」について。

現在では「デジタルシステム」が流行りで、
ほぼ99%くらいの人が、デジタルシステムやってます。
はて何年位前でしょうかTAなる時間差を調整出来るデジタルシステムが出たのは。
カロッツェリアXがとても有名。
カーオーディオのコンテストなる物も、デジタルシステムが出てから始まった。
音像はダッシュから上で鳴ってないといけないとか。
定位はピンポイントで何処に楽器やボーカルが居るかはっきりと分からないといけない。
とこんな基準。

カーオーディオって、
ホームオーディオと比較して一番の大きなデメリットと違いでもある、
「左右のユニットの真ん中では無い場所で聴く」という事。
これを解消したのが「TA」てもある・・・。

けれど生演奏を実際に聴きに行くと、
今流行りのカーオーディオは全く通用しない。
(そうでない車もたまに居ますが。)

私のシステムは今の流行りのシステムとは逆行した「純アナログシステム」。
イコライザーもトーンコントロールもTAも音を調整する物は一切無し。
これだと普通ならステージセンターのボーカルは、Aピラー付近で歌っている間違った世界に。

けれど生演奏にも足を運び、
機材は随所に良い物を使い、
余分な音質に悪影響な物は徹底的に排除し、
フルレンジで、
ケーブルの構造や素材を徹底的に厳選し研究し、
理屈など通用しない事をやれば、
「究極のアナログシステム」になる！

クラシックピアノを上手い具合に再現するのは難しいと何度も豪語して来ました。
クラシックピアノが上手い具合に再現出来れば何も言う事ありません。

確実に違いますね②
です。

260Sメモリーオーディオの、
電源ケーブル全体を、低インピーダンス化を、
一週間前に済ませました。

ピアノの右手が煩くなったかなと思いきや、
3日目辺りからじわじわと変貌してきました。
遠藤さんのショパンのヤマハがスタインウェイ？みたいな感じです。
ぐぐくっ！と低音の重心も更に下がりました。

次は最後の一番やりたかった事を。
260Sメモリーオーディオの電源ユニットからサブバッテリーまでの、
電源ケーブルの長さが300mm程度と極短なので果たして効果があるのか必要なのかはやってみないと分かりません。

「一体」と「ダマ」
について。

「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 ハ短調作品18」



これの第一楽章のオーケストラ冒頭の「ユニゾン」の所で違いが判ると良いと思います。

ユニゾンと言えば、
オーケストラ全ての「キー」の違う楽器全体が同じ音程で同じメロディで一体となって一斉に迫って来なさい。
という意味合いです。

フルコンのピアノでさえ、
フルオーケストラ全体が一斉にユニゾンで迫って来られると、流石に音量では叶いません。

けどピアノの音階はオーケストラに埋れてはいけないんです。

上流機材
下流機材
どちらが大切か。

ここ一ヶ月の、
上流機材だけの弄りで判明して来ました。

答えは、
上流機材。

トランスポート


DAC


下流機材は、
上流機材からの音を増幅するのが役割です。
上流機材の追い込みが足りないと、
その足りない音を幾ら下流機材で増幅しても駄目である。

ショパン バラード1番 作品23
について考える。

この曲の、
出だしの、鋭く、重く、威圧感の有る、ショパンの苦しみの音、
は上手い具合に再現するのはかなり難しいと思います。
カーオーディオで、上手い具合に再現出来ている車は何台居るでしょうかね？


この動画の演奏と、
遠藤郁子さんの演奏が良く似ているんです。
ペダルの使い方の曲の解釈が。

HP見つけました。
http://encyclopiano.net/preview/


ショパン序破急幻 / 遠藤郁子
ピアノは「ヤマハ CFⅢS コンサートグランド」ヤマハの一番高級なピアノです。
このピアノも内田さんご愛用のピアノと同じく、良く鳴るピアノです！