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先日の話。

うちの奥さんは霊感が強い。以前から霊を見たり、場合によっては霊に一時的に乗り移られたりしたこともあった。

彼女が一切知らないであろう情報を言ったりするので、これは彼女に何かしら不可思議なことが起こっているとしか思えないことが年に数度ある。

そんな彼女に先日、妙なことが起こった。

直前までテレビを見て笑っていたにもかかわらず、急に悲鳴をあげたのだ。

尋常ではない様子に、ああ、また霊でも見たのか、と思ったのだけれど、妙なことを口走ってる。

「見られた・・・見られた・・・」

ガタガタと震えながら、そう繰り返す。

どうしたのかと聞いても答えない。

すると、息子がやってきて

「母さん、昨日、ベランダで男の子の霊を見たって言ってたよ」

とのこと。

妻を少し落ち着かせてから彼女に聞いたのだけれど

「あの男の子を見てしまったことを、あの男の子に見られた・・・
本当は見てはいけなかったのに、見てしまったことがわかってしまった」


少しわかりづらいのだけれど、どうやら、男の子の霊を見たことを、その霊に気がつかれてしまったということ。

怯えていたけれど、とにかくそんなことは気にするな、と慰めた。
気にしたら余計につけこんでくるから、と。


その夜の出来事。

寝室でさあ、寝ようとエアコンをかけるために、ドアを閉めた。

しかし、ふと気がつくと、ドアが大きく開いている。

猫が開けたのだろうかと周りをみても猫はいない。

不思議には思ったけれど、風で開いたのだろうかと考えた。


その後、妻はうつぶせで漫画を読んでおり、私はそろそろ寝ようと目をつぶろうとした瞬間、バサバサバサっと大きな音がした。

何事かと妻の方向を見たら、本棚から本が落ちている。それも10冊ほど。

落ちる瞬間を私も見た。

で、本が落ちた瞬間、妻が

「暴れるな！」と本棚の方向に一喝。


本棚に猫でもいるのかと見たら、何もいない。

本棚から本が落ちるなんてことは、普通の状況であればありえない。

だって、昨年の地震でさえ本棚から本は落なかったほど本棚はがっちりと安定していたのだから。

人の手で落とす、もしくは本棚で猫が暴れない限り本が落ちるなんてことはない。


ぞーーーーーーーーーーーーーーーーっとしてしまった。

妻は、男の子の霊に向かって、暴れるな、と言ったのだった。


その晩、それ以外に不思議なことはなかったけれど、昨日、やっぱり落ちる要素が全くなかったカメラの小物いれが突然落ちた。


まじで怖いんですけど・・・・・・・・・・・・・・。((((；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

今日などはまだまだ残暑も厳しく、夏かよ！とミムラのように
突っ込みそうになるほど。

しかしそんな暑さを一瞬で忘れさせる出来事があったので報告。
そんなわけないだろ！と引かれる方もいるかもしれませんが・・。

うちの奥様は体調によりますが、霊感があり、あちらの世界の
方を見かける事がたまにあります。
私自身は霊感はまるで無いので彼女の周りにいると不思議な事
が多々あるのでびっくりします。

もう何年も前ですが、奥さんとお風呂に入っていた時、彼女が
いきなり泣き出したんです。
何事かと思ったので泣き止むのを待って
何があったの？と聞いてみると
「火事があった」
は？と思って聞き返すと「東京で火事があった」と言って
また泣くのです。
「何で東京なの？」
「東京消防庁って書いてある消防車が走ってるイメージが頭の
中に飛び込んできた」
「他には？」
「いっぱい人が死んでる。窓から人が飛び降りてる」

風呂を出てテレビをつけると・・
何年も前に新宿の雑居ビル（風俗店が入ってたビル）で火事が
あり、多くの方が亡くなった事件が報道されていました。
というより、我々が見た段階では、まだ新宿のビルで火事があった
としか報道されておらず、犠牲者が出たことは何も伝えられて
いませんでした。
なので、人が死んでるってのはどうやら思い過ごしみたいだよ、
なんて話をして寝たわけです。
次の日、ニュースを見たら多くの犠牲者が出たとの事。
妻はもとより、私も真っ青になってびびりました。
思うに、犠牲者の方のどなたかの意識とシンクロしてしまった
のではないかと。。
一瞬、テレビでも見てふざけてるのかと思い
ましたが、大阪出身の彼女、東京の消防車に何て書いてあるのか
知るはずがないのです。

長くなりましたがこんな感じで不思議な事に遭遇するのですが
今日、息子のダンスの発表会の待ち時間の間、デニーズで時間を
潰す事になりました。
交差点にさしかかった所で妻が突然「あっ」と声を上げて
顔を背けました。？と思って交差点を見ると花が飾ってあります。
見えたの？と聞くとうん。。と頷きます。
「どんな人？」
「二十歳くらいの女の人。ものすごい血にまみれてる」

まだ自分がこの世界から去った事に気がついてないのかもしれま
せん。その交差点でもう事故が起こらないように見守ってるのか
もしれません。
彼女の意図はわかりませんが、早く彼女の存在が昇華できるようにと心の中で祈りました。

ちょっと不思議な話でした。