Elise 系のﾓﾃﾞﾙ名変更と 価格も再改定 ?
毎年Lotus Cars の場合秋口頃より生産されるﾓﾃﾞﾙから翌年ﾓﾃﾞﾙ ( 現在で有れば 2016 ﾓﾃﾞﾙ ) と呼ばれる形になるのですけれども ､ 昨日ｻｲﾄを見ていて気がついたのですが 英国では ｴﾘｰｾﾞ系のﾓﾃﾞﾙﾈｰﾑ が変わるようです ｡
これまでも何回か細かい変更が有りましたが今回は
Elise が
Elise Sport へ
Elise S が
Elise Sport 220 へと
Evora 400 や
Exige 360 CUP 等ここ暫く発表されたもののように車名の一部に馬力数が入るようになっています ｡
日本国内向けが今後どうなるのか分かりませんが , これまでの流れを見ても同様に変更を受けるのかもしれませんね ｡
もう一つ ｢ あれっ ? ｣ と思ったのが車両の写真の下に一番ﾍﾞｰｼｯｸ な仕様での英国価格が入っているのですけれども ､ ここは昨年秋に 価格改定を受け Elise に関しては それまでの
28.100 GBP から
30.900 GBP 変更されていたのですが 今回なぜか
29.900 GBP となっていました ｡
一方 Exige S ､ Evora については昨年秋の改定時と変わっていないので ､
これが 誤表記でなければですがElise の価格のみ英国内では秋頃にやや安く再変更された ･･･ となるのかもしれません ｡
最も Lotus Cars のｻｲﾄ内の表記にはこれまでも加速ﾀｲﾑ 記載等誤りも散見されたことが有りましたのでなんとも言えないところが有りますが ｡
LCI 側については昨年秋の Lotus Cars の価格改定に合わせた日本国内価格の改定に続いて ､ 前回同様
" Lotus Cars による全世界的価格改定により ･･･ " として既存ﾓﾃﾞﾙ の9月ｵｰﾀﾞｰ分からの再改定が発表されましたが ､ 現状 Lotus Cars のｻｲﾄ を見る限りでは 春以降で Exige S の値上げはされておらず Elise は少なくとも秋以降価格が再度下がった と見ても良いのかもしれません ｡
( Evora 400 はこれから国内発売となるので今回には影響有りませんが )
今後 Lotus Cars 側の改定が無ければ ｢ LCI だけ 2 度 上げたのか ｣ ということにもなるかもしれませんが ､ Elise ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞﾓﾃﾞﾙ に関すれば Lotus 側が 約 10 % UP させたのに対し LCI 側は 確か 5 % 程で 2 度上げていたような気がするのでやはり消費税のように 2 段階に分けたのか ｡
ただし その場合国内で同様な形で 2 度上がった Elise S と Exige S については 昨年秋に Lotus 側は 3 % 程しか上げていないので ､ やや気になる方もいらっしゃるかもしれませんけれども ｡
体裁が変更された LCI 公式ｻｲﾄ
こちらは一週間程前に気づいたのですけれども LCI の公式ｻｲﾄ も表示体裁が変わり 写真やﾚｲｱｳﾄ 等今年春にﾘﾆｭｰｱﾙ された 後の Lotus Cars のものと基本的に同じになり ､ 最初は自分のお気に入り登録の場所がPC上で2 社が並んでいるので ｢ Lotus Cars のところと押し間違えたかな ･･･ ｣ と思ってしまいました ｡
幾つか見ていて 気になったのが 正規ﾃﾞｨｰﾗｰﾈｯﾄﾜｰｸ です ｡
少し前に
" Lotus 徳島 " さんが増えたので 全部で 21 ヶ所になる筈ですが
20 しか ･･･ 有りません ｡
地図を見ても東は群馬 ･ 千葉 までしか無く Lotus 宮城 ( ｶﾞﾚｰｼﾞ ｴﾃﾞｨﾌｨｽ ) さんの名前が見当たりません ｡
ｴﾃﾞｨﾌｨｽ さんと言えば自分は社名しか知らないのですが 記憶が合っていれば ､ 遠方ながら JLD に第一回から ｼｮｯﾌﾟ としても出展され 震災に会われた後の JLD 2011 にも参加されていましたので ｢ すごいな ･･･ ｣ と感心した覚えが有ります ｡
ただ JLD の会場ﾚｲｱｳﾄ をLCI ｻｲﾄで見た際 今年 ( 確かその前も ? ) 出店されていなかったようなので ､ ｢ どうされているのかな ｣ 的に感じる部分も有りました ｡
しかし ﾃﾞｨｰﾗｰﾘｽﾄ の部分を下がっていくと
ｻｰﾋﾞｽﾎﾟｲﾝﾄ ﾘｽﾄ というものが有り そこにお名前が有りました ｡
ここに記載されているのは他のｼｮｯﾌﾟ も併せ いずれも 元正規ﾃﾞｨｰﾗｰ だったところが多く ､ 正規ﾃﾞｨｰﾗｰ の看板は下ろしても過去に販売した車両等のﾒﾝﾃ 等も有る為か以前にも
" 協力店 " として記載されていた時期も有りましたが 近年はそうした表記を見かけなくなって久しくなってもいた気がします ｡
自分が見ていなかっただけで以前から復活していたのかもしれませんが ､ 異動等で近くに正規ﾃﾞｨｰﾗｰが無い場合にどこでﾒﾝﾃ を受ければ良いか迷った時や遠方へ出かけた際のﾄﾗﾌﾞﾙ時等 の ご参考にもしていただけるかもしれませんね ｡
ｴﾃﾞｨﾌｨｽ さんの場合も HP上では Lotus 車のことも出ていましたので車両販売もある程度継続して行われるのかもしれませんが ､ 北海道を含め関東から東の 東北ｴﾘｱ に正規ﾃﾞｨｰﾗｰ が 1 件も無い というのはﾊﾞﾗﾝｽ 的にも悪く そのｴﾘｱ のｵｰﾅｰさんにも御不便が有ったり 購入を考えていただた場合に 車を見たい時 等 ､ やはり正規ﾃﾞｨｰﾗｰ が有るのと無いのとでは 多少なりとも差も出るかと思いますので新規ﾃﾞｨｰﾗｰ 等なにか方策が無いかと 思いますが ･･･ ｡
そうした点は LCI もやはり考えているそうで 400 のﾌﾟﾚﾐｱ会場で行われた発表では今後北海道や東北ｴﾘｱ に再度正規ﾃﾞｨｰﾗｰ を作りたい との意向 ｡
ただ 現在無くなってしまった原因としてはLotus の正規ﾃﾞｨｰﾗｰ を続けることでの経営上の問題が主になる筈で購買層的に人口の少ない地方になる程難しい と思われますので新たな正規ﾃﾞｨｰﾗｰ契約締結も簡単では無い気がします ｡ 人口が集中している関東に多いのは仕方無いところですが ､ やや偏ってしまっている形にもなっているかもしれません ｡ 愛知で言えば ｻｰﾋﾞｽﾎﾟｲﾝﾄ になっている K - One さんも一時 正規ﾃﾞｨｰﾗｰ になる可能性が有りましたが これは既存ﾃﾞｨｰﾗｰ から ｢ ｾｰﾙｽｴﾘｱ規模から見て多過ぎる ｣ と同意が得られず実現しませんでした ｡
元々 Lotus 車の 購買層は Lotus Cars 自身も言っているように
ﾆｯﾁ な ものになるかと思いますので 正規ﾃﾞｨｰﾗｰ となっても Lotus 単独で経営を続けるのは難しい面が多く ､ LCI も 他ﾒｰｶｰ車 との併売 を認めていて 経営上の利益の多くを他の欧州車やｱﾒ車等の販売に依存しているﾛｰﾀｽﾃﾞｨｰﾗｰ も幾つか見受けられます ｡
それでも今の 1 国で 20 ヶ所も 正規ﾃﾞｨｰﾗｰ が有るのは世界的に見て多いほう で ､ 今年に入ってかなり Lotus 側は 各国の正規ﾃﾞｨｰﾗｰ 数を増やすべく動いていますが 2012 ～ 2014 年あたりでは ｱﾒﾘｶ を除くと 日本は英国より多いくらいで ､
日本でのﾛｰﾀｽ車の販売実績が多いのはある意味当然な部分も有りました ｡
ﾊﾞﾊｰ体制時に大幅に販売ﾃﾞｨｰﾗｰ数が整理されるまでは地元英国が一番 で毎年の販売実績も日本より倍以上多い時期も長く有りましたけれども ｡
( 日本が成り行きから 販売台数で1 番になったのはまだここ 2 ～ 3 年のことで今後どうなるのか は分かりません )
LCI 設立後の新車販売登録実績の変遷 2006 年が ﾋﾟｰｸ で その後はは ﾘｰﾏﾝｼｮｯｸ以降一度も 400 台に到達していません ｡
LCI 設立 後から 来年 3 月までの予定分を含める形での各ﾓﾃﾞﾙ 輸入内訳
ﾄｰﾀﾙ で 4.073 台 ( 内 S2 ｴｷｼｰｼﾞ NA 2 台 が自分です ? )
2011年以降の ﾓﾃﾞﾙ別ｼｪｱ
だいたい 各ﾓﾃﾞﾙ 30 %弱 で ｴｳﾞｫｰﾗ が 15 % 弱 というところでしょうか ｡
2 ZZ 時代のｴｷｼｰｼﾞ も およそ 35 ～ 多い時で 40 % 程でした ｡
LCI は ｴｳﾞｫｰﾗ 400 の目標 60 台を ﾓﾃﾞﾙｼｪｱ として 20 % と見込んでいるそうなので 2016 年は 年間 300 台 程度を目標にしているようですね ｡
LCI 設立当時 南原前社長は ｾｰﾙｽ が軌道にのった際には 年間 750 台 を見込むとしていました ｡ それは無理としてもやはりｺﾝｽﾀﾝﾄ に年間 500 台はｸﾘｱ 出来るようにはしたいところではないでしょうか ｡
更に 英国でも 500 台ﾚﾍﾞﾙ が以前のように売れるようになればかなり 3.500 台が見えてくる筈ですので ･･･
Lotus Cars の黒字化がいよいよ達成出来るかもしれません ?
来年 3 月決算時には ｹﾞｰﾙｽﾞ 氏は 営業利益を出すと していましたが ･･･
さて ｡
Elise 系のﾓﾃﾞﾙ名変更と 価格も再改定 ?
