メルセデス・ベンツ - トランスポーターＴ１Ｎ

レッドブルホーリーライドに参加すべく、
京都までの移動に元モトＸプロライダーさんが借りてきてくれた車。

とにかくそのデカさに圧倒！ｗ

全長５．６ｍ　全幅２．０ｍ　全高２．６ｍ

車検証に記載された重量は２６００ｋｇ
（本来、簡素な商用バンなのだが、中はキャンピング仕様に改装されており、
かなり重くなってると思われ）

これはミニバンではない。　ミニが付かないバンだ！

とにかく車内が広い！後部座席を倒さずとも、
ＭＴＢのＤＨ車がホイール外さずに４台は楽々詰めそうな感じ。

んで、走りの方は、
右ハンドルなので違和感なく運転できるぞ！
５ＭＴで運転も楽しい。ちょっとペダルの感触に違和感はあるけど、
慣れればなんとかなる範囲。
変なフワフワ感も無く、
乗り心地は悪くない。そして、視界がとにかく良好。
着座位置は高く、アルファードやエルグランドのルーフが見れます。
カローラの屋根の上に座ってる感じの高さだ。

しかし！この車には最大の弱点が！
２．８リッター？ディーゼルターボは、
この車には少々非力っていうか、
高速でも僅かな登りに差し掛かると、
即シフトダウンしないと前を走る車に置いていかれる。
気を抜くとあっという間に失速。
発進トルクはかなりあるのだが、低～中速トルクが薄く、
きっちり引っ張ってからシフトアップしないと、
とにかく加速しねぇ！ｗ

５速で１００キロぐらいの速度が出てる時はアクセルの反応も良いのだが、
５速８０キロぐらいで走行すると、アクセルを深く踏んでもなかなか加速しねぇ。

しかしだ！、
デカくて遅いだけじゃない！この車には大きな魅力がある。
こんなにバカデカいのに、リッター８キロも走る。
これだけの巨体な事を考えれば、驚異の燃費性能だと思う。

この車のオーナーさんは、
競技用のオートバイの輸送と車中泊を目的に、
この車をそれ専用に使っているそうだが、
やっぱりそういう使い方しか出来ない車だと思う。
とてもじゃないけど、これで都内で買い物とか無理かと思うｗ

自転車やオートバイといった趣味を持ってる人にとって、
夢のトランスポーターだな。