年に2回。
若くして逝った 父の名代 として
お墓参りと親戚への挨拶回りのために
三重に行くことにしています。
その三重には おばあちゃんの家 があって
今は 誰も住んでいない のですが、
思い入れ がある人もいるので 潰すに潰せず… (^_^;)
なので、
地元に住んでいるひとつ年上の 従兄弟 に
草刈りだとか 風通しだとか 庭木の剪定だとか
そういった 管理 をお願いしているのですが、
今回、その従兄弟夫婦と夕飯を食べることにしました。
ということで ٩(ˊᗜˋ*)و
せっかく 横浜から三重に 行くのだから
途中にある 見頃 を撮りながら西進するのは
私にとって 必然(笑)
少し遠回りになる 寄り道 を
企画するのでした。
しかし…
邪な思いを
ご先祖さまに感づかれたようで(笑)
その日は雨 (T_T)
事前に行く日を決めて
親戚に都合をつけてもらっていたので
天気は選べないのです。
雨の紅葉
それでも…
河口湖あたりの紅葉は
まさに 見頃 といえる美しすぎる状況♪
雨が降っていることなんか
とても 小さなこと に思えます。
最初に訪問した
もみじ回廊と久保田一竹美術館では
もみじ回廊
久保田一竹美術館
雨の早朝ということもあって
人影は疎ら♪
紅葉の精たち
誰に遠慮することなく
カメラを振り回しながら見て回れます。
薄緑
黄
薄茜
紅
もみじ回廊で見た 紅葉 は
雨に濡れているせいもあって
落ち着きを感じる彩。
苗色の記憶
彩狭間
丹色の世界
派手さ がないことが
却って 浅き夢 でも見ている…
つなぐ手
そんな気分にさせてくれるのです。
一方…
久保田一竹美術館周辺の紅葉は
まさに 紅葉ここにあり とばかりの
彩の世界♪
しあわせのとき
彩流
美術館自体のオープンは 9時半。
なので、開館前に周辺を見て廻っただけですが、
雨に霞んで
その美しさは 京都のそれ を彷彿とさせる
上品で雅やかな紅葉♪
雅紅葉
彩変化
それが
雨に濡れて 落ち着いた感じを纏う ものだから
私の 好きなイメージそのもの の世界が
其処此処に 落ちている のでした。
紅葉珠 放つ
ひとやすみ
ひとつのマフラーで
ひかり満ちる世界
夢中になること 1時間あまり…
あふれる思い
そろそろ
移動しなくちゃいけないと思ったのは
お腹が空いたから(笑)
名残惜しくも この場をあとにして
チェックしていた 8時オープン のパン屋さんへと
Pirelli を走らせるのでした。
今回見つけた パン屋さん は
私の好きな雰囲気を持つ建物の お店 で
この辺りで
朝の8時からオープンしているカフェは
貴重で ありがたい存在。
価格設定は やや高め でしたが、
美味しかったし 接客も丁寧だったので
また来ることになるでしょう。
そして、
お腹を満たして カフェラテで身体を温めたら
またもや撮りにいきたくなります。
ついでのついで ということで
一昨年に 偶然見つけた こちらにも
立ち寄ると…
紅世界
こちらも
まさに 紅葉の美 を絵に描いたような情景♪
紅に染まる
ここは 紅に支配されている 世界で
降臨
紅雫
紅だけで埋め尽くされた道は
それはそれは 美しく
何処か 現実離れ した感じさえするのです♪
紅いつばさ
静かなる情熱
ふたりの気持ち
見たい と思ったところで見たいだけ見て
撮りたい と思ったものを撮りたいだけ撮っている時間は
あっ という間。
時をとめて
“永遠に続けばいい…”
そんな風に思える 時間 を
過ごすのでした。
紅葉は見ている
とはいえ、
本日のメインイベントは
従兄弟夫婦との夕食会♪
心を鬼にして(笑)
撮影を切り上げて 三重へ と向かうのでした。
紅雨
今回の雨紅葉。
雨が降っているからこその
しっとりと落ち着いた淡い世界♪
瞳を閉じれば
いつもの
明るくひかりに満たされた世界も 好き ですが、
こんな落ち着きに満ちた世界も もうひとつの好き なのです。
水を含んだ空気に
やさしく包み込まれていくような感覚♪
そんなような感覚を
感じてもらえれば しあわせ です (*^-^*)
まだまだ見頃♪
この週末も雨予報ですが、
みなさんも 雨のなか お出掛けしてみませんか? (*^-^*)
【本日の一枚 〜君のもとへ〜 】
雨が降るなかの 紅葉狩り なんて
自らの意思で 行こう とはなかなか思えないので、
この 機会 を与えてくれた ご先祖さま に
感謝したいと思います(笑)
子供の頃に育った場所を持つ者は
その場所を 心の拠り所 とするのでしょうか…
私自身は 転勤族の子供 だったので
なかなか そんな気持ち を理解できないのですが、
この場所で育った人がいるうちは
おばあちゃんの家は大切な場所なのだろうから
できる限り維持していこう
そんな風に考えていました。
しかし…
その代償として
これまで従兄弟に大きな負担を掛けていて、
迂闊なことに それ に気づかずにいた私。
夕飯を一緒に食べながら語ってくれた
この半年の 従兄弟夫婦の毎日 は
親の介護もあって
聞いているだけで大変過ぎる日々。
それなのに
それを笑いながら話せる 彼らの懐の深さ と
無邪気にもほどがある 自分自身への自己嫌悪 で
とても 恥ずかしい気持ち になってしまいました。
人間として
従兄弟夫婦を心から尊敬します。
そして…
私も覚悟を決めて
おばあちゃんの家を整理することにしました。
いろんな軋轢があることでしょう。
でも、それは
私自身が引き受けるべきもの。
私自身が背負った責任。
逃げることなく
すべてを受け止めよう と思います。
Posted at 2015/11/12 21:46:48 | |
トラックバック(0) |
撮影日記 | 日記