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2015年11月25日 イイね!

航跡の行方 -東京夜景-

航跡の行方 -東京夜景-土曜日は休日出勤となり、
前日の夜も急に入った懇親会… (^_^;)
さらに そのあと事務所に戻って残業 という状況で
予定していた 新道峠 はお預けに (ToT)

その代わりに… 
と言ってはなんなのですが、
夕方から始まる 東京での撮影会 に
休日出勤のあと参加してきました。


場所は
隅田川大橋と永代橋。
それに丸の内仲通り。

私の 職場エリア の近くなので
休日に行きたい場所ではないのですが(笑)
仕事したあとに立ち寄るには好都合♪


以前、
仲間のひとりから見せてもらった情景が
頭から離れず
ずっと 撮りたい と思っていたので
とっても 楽しみ でした。

都会の情景


そのロケーションはこんな感じ。

ここを舞台に
美しい情景が見られるのです♪



現地に到着したのは
午後4時。

空には うろこ雲 が浮かび
月も見えています♪

月も雲とともに


三脚のセッティングを終えると
あとは その時が来るのを じっ と待つだけ。

基本的に
じっと待つことが苦手な私ですが、
仲間と一緒だと こういう時間 も楽しい時間。
飽きることはありません。


そのうちに 沈みゆく太陽 によって
時とともに変わる 空景色のショー が始まります。

東京の夕暮れ


陽が沈み焼けていく空の
その方角は期待とは少し異なる方角で
急いで探した被写体は…

夕暮れクレーン


ビルの上のクレーン… (^_^;

悪くはないものの
私が 伝えたかった のは…

グラデーション


うろこ雲が
夕焼けから夕闇に変わっていく空模様。
それは、夜への入口。

これが
この日の オープニング となるのでした。


オープニングの 茜色 が終わりを告げると
薄暮のなか
本日の メインテーマ が浮かび上がってきます。

彼と彼女の航跡


それは
水面に浮かびあがるビル群と
そこへ向かう光の航跡♪

都会ならではの 夜の情景 なのです♪


時間の経過とともに
空も ビル群も 航跡も
その 色合い と 存在感 を濃くしていきます。

夕闇航跡


そして、それらは ついに
都会でしか見ることができない 夜景世界 へと
辿り着くのでした。

ほわ珠 東京夜景


橋の下を通り抜ける
水上バスや屋形船を光の航跡に変えて観る夜景は
実際に目で見るよりも 美しさ が増すように思います。


通り過ぎる船を
いくつ見送ったことでしょう。

しばらくしてから、
場所をひとつ移動して 隅田川大橋 からの夜景に切り替えます。

こちらは さっきまでいた永代橋 を
被写体のひとつに組み込んだ景色。

青へと向かう


青い橋が
まるで 青い虹 のように架かっていて
そこへと吸い込まれていく航跡♪

青の虹


こちらはこちらで
とってもキレイでした (*^-^*)



一枚撮るのに
かなりの時間がかかる今回の撮影。

飽きっぽい私には
修行のような時間になるかと思ったのですが
修行というより悦楽の時間でした(笑)

橋のたもとで


やっぱり、
本当に 楽しい と思ったときには
時間が足早になるようです。



それと…

東京ならではの夜景を
贅沢にも始まる前から観ていたからか
別の意味でも楽しめました。

それは
時の経過とともに 移ろいゆくイメージ の変遷。

同じ場所なのに
まったく違った印象に変わってゆく街の姿は
私のなかに生まれた別世界♪

地球ではない別の惑星に来たかのような
そんな気分にさせてくれたのです。


薄暮のなかで感じたのは
その地表の大半が水に占められた
水惑星の水上都市。

アクアワールド



夜の帳が降りて
完全なる夜景になったときに感じたのは
機械化人が住む世界。

メトロポリス



そして、
長秒撮影で光を集めて見えてきたのは
エルドラド♪

ルミナスシティ


同じ場所なのに
こんなに様々な表情を感じさせてくれるなんて
妄想と想像の狭間の不思議な世界でした。



それからの時間は
カフェで軽くお腹を満たしてから
遅れて参加の 仲間のひとり と合流して
丸の内仲通りの光の道へ。

人が多すぎて
撮影意欲は ほとんど湧かないまま でしたが、

光の街


楽しむ仲間たちを見ているだけで
嬉しくなるのは なんで なんでしょうね(*^-^*)

光葉


私自身は ほとんど撮らなかった のですが、
とっても楽しい時間と感じるのでした。

思い出は光とともに



解散してから
横浜の自宅に帰宅したのは
午前0時の少し手前。

仕事で こんな時間 になったときは
クタクタになってしまうものですが、
遊びだと疲れも心地よいもの。


でも…

休日出勤でも片付かなかった仕事が
いま現在も残っていて… (^_^;)

寝てる間に
小人さんたちが片付けておいてくれないかな…(笑)


【本日の一枚 〜七色の航跡〜 】



東京の夜景はクールに思えて
どこか 冷たい感じ がすると思っていたのですが、
ほわ珠効果で少しは緩和できたかな(笑)


この 光の航跡 は
一度は撮ってみたいと思っていた情景。

何度も撮っているのにつきあってくれた仲間に
わざと?悪態をついて笑いを狙ってくる仲間に
帰宅時間を遅らせつつ付きあってくれた仲間に
突然のお誘いに笑顔ひとつで来てくれた仲間に
仕事を終えて遠くから渋滞を超えて来た仲間に

感謝です m(_ _)m



新東京夜景♪

その光の 航跡の行方 は
新しい世界への扉。

苦手な夜景撮影が少しだけ好きになった
夜となりました (*^-^*)
Posted at 2015/11/25 22:15:15 | コメント(8) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2015年11月19日 イイね!

京の紅 -雨紅葉再び-

京の紅 -雨紅葉再び- 秋の京都。

一度 その美しさ を知ってしまうと
心の奥底で湧いてくる “行きたい” という衝動を
抑えきれなくなるようで… (*^-^*)

今年も行ってきました。
秋の京都へ。


とはいえ、今回も合間の時間(笑)

仕事が始まる前の早朝と
仕事を終えた夕方の時間。

秋の京都の
ほんの 一片 でも感じられれば…と
僅かな時間を楽しんできました♪


雨の記憶



前回の Blog と同様、
撮影のためのお出掛けではないので天気は選べず
今回の天気も雨(笑)

それでも
早朝の時間には
雲間から 薄い陽射し が見られるような天気で
たまたまホテルから近かった こちら へ
朝飯前(笑)に行ってみました。

早朝の千本鳥居


思った以上に 美しい世界 にワクワクするも
思った以上に 光が足りない くもり空。

ISOを高めに設定するか
手ぶれを気合いで克服するか

迷った挙句に
この際だから… と
積極的にぶらしてみます(笑)

お稲荷さまの通り道


これはこれで
なんだか お稲荷様がお通りになられる道 に
相応しい感じがして 好き なのですが、

それでも、これだけしか撮れないと
なんだか 負けたような気持ち になるので
秘技 地面直置き撮影 を

ふたり道


繰り出すのでした(笑)



そして、夕方。

朝方 一旦止んでいた雨も
昼過ぎから 本降り となってしまいます。

“このまま新幹線に乗って帰ろうか…”

ゆる撮り が基本の私ですから
そう思うのは当然 で… (^^;

そんななか
そんな気持ちに 待った をかけてくれたのは
外国の方が持っていた雑誌の写真。

その写真の 美しい情景 に
にわかに心動いて、

“ここに行きたい”

と思ってしまうが最後。
無意識に そこへ と向かうのです♪

根が単純…というか…
欲望に正直というか…

雨庭へ


それでも
その判断は 正しかった と
あとで知るのでした。



その場所は
南禅寺にある開山塔である
天授庵。

枯山水の庭園と
それを臨む和窓の妙♪

見たかった情景


窓の外には
緻密に計算されているのか
紅と黄色と緑の楓。




それらが合わさって
紅葉という音色を奏でているように
感じるのです♪



庭に出てみると
そこには縁側に似た板の間があって
みんな その場所 に座って
庭を眺めています。

雨の星


その情景は
家屋の中から眺める 雅やかな世界 とは
少し違う雨の匂いを濃く感じる
野趣あふれる世界。

雨に匂い立つ


どちらも
ここ 天授庵 の魅力なのでしょう。

どちらがいいか… なんて
甲乙つけること自体が
無意味に感じるのでした。



容赦なく降り続く雨と
靴のなかに進入してくる水に
信じられないくらいの数の観光バス… (^_^;)

そんな ネガティヴ要素 を
軽く凌駕 する情景。


ここでも私なりの表現で
私の好きな 彩の世界 を探します♪

影絵紅葉


雨が降っていても
少しも色褪せることのない…

虹色に乗って


いや…
雨が降っているからこそ
この世のものとも あの世のものとも
判別のつかない 幽玄な世界 が

雨のひかり


目の前に現れてくれました♪

とっても
いい時間を過ごせたと思います。


現代小町



この日は雨。

私と同じように 天気を選べない のは
外国からのお客さまも同じ (^_^;)

そんな外国からの お客さま とは
何故かよく目が合います。

雨のなか 妙な連帯感 を感じながら
譲り合って 微笑みあって 挨拶を交わした時間は
日本ならではの 美しい情景の一部 として
彼らの記憶のなかに残るかな♪

残るといいな♪


【本日の一枚 〜雨の逢瀬〜 】




南禅寺には
中学校の修学旅行で訪れている私。

そのときの記憶にあるのは
立派な山門と美味しい湯豆腐(笑)

その当時、
こんなにも 美しく 落ち着ける 場所に
立ち入ったかどうかすら
覚えていません。


大人になったからこそ
研ぎ澄まされる感性というのも
あるのでしょう。

あの頃の自分に
これだけの 情景 を感じる力があったとは思えないので、
私はまだまだ 成長している のだと思います。

伸び代がある…
ということは嬉しいことですね。



今年の秋は
なんだか 雨が多い という印象を受けます。

秋といえば 秋晴れの青い空♪
傾く陽射しに輝く紅葉♪

そんなイメージが私の中にあるのですが
今年の 秋の情景 は雨紅葉。


そんな記憶になっていくことでしょう。
Posted at 2015/11/19 23:55:49 | コメント(11) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2015年11月12日 イイね!

時雨降る紅葉 -富士河口湖町-

時雨降る紅葉 -富士河口湖町-年に2回。

若くして逝った 父の名代 として
お墓参りと親戚への挨拶回りのために
三重に行くことにしています。

その三重には おばあちゃんの家 があって
今は 誰も住んでいない のですが、
思い入れ がある人もいるので 潰すに潰せず… (^_^;)


なので、
地元に住んでいるひとつ年上の 従兄弟 に
草刈りだとか 風通しだとか 庭木の剪定だとか
そういった 管理 をお願いしているのですが、
今回、その従兄弟夫婦と夕飯を食べることにしました。


ということで ٩(ˊᗜˋ*)و

せっかく 横浜から三重に 行くのだから
途中にある 見頃 を撮りながら西進するのは
私にとって 必然(笑)

少し遠回りになる 寄り道 を
企画するのでした。


しかし…

邪な思いを
ご先祖さまに感づかれたようで(笑)
その日は雨 (T_T)

事前に行く日を決めて
親戚に都合をつけてもらっていたので
天気は選べないのです。

雨の紅葉


それでも…

河口湖あたりの紅葉は
まさに 見頃 といえる美しすぎる状況♪

雨が降っていることなんか
とても 小さなこと に思えます。


最初に訪問した
もみじ回廊と久保田一竹美術館では

もみじ回廊


久保田一竹美術館


雨の早朝ということもあって
人影は疎ら♪

紅葉の精たち


誰に遠慮することなく
カメラを振り回しながら見て回れます。

薄緑





薄茜





もみじ回廊で見た 紅葉 は
雨に濡れているせいもあって
落ち着きを感じる彩。

苗色の記憶


彩狭間


丹色の世界


派手さ がないことが
却って 浅き夢 でも見ている…

つなぐ手


そんな気分にさせてくれるのです。



一方…

久保田一竹美術館周辺の紅葉は
まさに 紅葉ここにあり とばかりの
彩の世界♪

しあわせのとき


彩流


美術館自体のオープンは 9時半。
なので、開館前に周辺を見て廻っただけですが、

雨に霞んで


その美しさは 京都のそれ を彷彿とさせる
上品で雅やかな紅葉♪

雅紅葉


彩変化


それが
雨に濡れて 落ち着いた感じを纏う ものだから
私の 好きなイメージそのもの の世界が
其処此処に 落ちている のでした。

紅葉珠 放つ


ひとやすみ


ひとつのマフラーで


ひかり満ちる世界



夢中になること 1時間あまり…

あふれる思い



そろそろ
移動しなくちゃいけないと思ったのは
お腹が空いたから(笑)

名残惜しくも この場をあとにして
チェックしていた 8時オープン のパン屋さんへと
Pirelli を走らせるのでした。



今回見つけた パン屋さん は
私の好きな雰囲気を持つ建物の お店 で



この辺りで
朝の8時からオープンしているカフェは
貴重で ありがたい存在。



価格設定は やや高め でしたが、
美味しかったし 接客も丁寧だったので
また来ることになるでしょう。



そして、
お腹を満たして カフェラテで身体を温めたら
またもや撮りにいきたくなります。

ついでのついで ということで
一昨年に 偶然見つけた こちらにも
立ち寄ると…

紅世界


こちらも
まさに 紅葉の美 を絵に描いたような情景♪

紅に染まる


ここは 紅に支配されている 世界で

降臨


紅雫


紅だけで埋め尽くされた道は
それはそれは 美しく
何処か 現実離れ した感じさえするのです♪

紅いつばさ


静かなる情熱


ふたりの気持ち


見たい と思ったところで見たいだけ見て
撮りたい と思ったものを撮りたいだけ撮っている時間は
あっ という間。

時をとめて


“永遠に続けばいい…”

そんな風に思える 時間 を
過ごすのでした。

紅葉は見ている


とはいえ、
本日のメインイベントは
従兄弟夫婦との夕食会♪

心を鬼にして(笑)
撮影を切り上げて 三重へ と向かうのでした。

紅雨



今回の雨紅葉。

雨が降っているからこその
しっとりと落ち着いた淡い世界♪

瞳を閉じれば


いつもの
明るくひかりに満たされた世界も 好き ですが、
こんな落ち着きに満ちた世界も もうひとつの好き なのです。


水を含んだ空気に
やさしく包み込まれていくような感覚♪

そんなような感覚を
感じてもらえれば しあわせ です (*^-^*)


まだまだ見頃♪

この週末も雨予報ですが、
みなさんも 雨のなか お出掛けしてみませんか? (*^-^*)


【本日の一枚 〜君のもとへ〜 】



雨が降るなかの 紅葉狩り なんて
自らの意思で 行こう とはなかなか思えないので、
この 機会 を与えてくれた ご先祖さま に
感謝したいと思います(笑)


子供の頃に育った場所を持つ者は
その場所を 心の拠り所 とするのでしょうか…

私自身は 転勤族の子供 だったので
なかなか そんな気持ち を理解できないのですが、

この場所で育った人がいるうちは
おばあちゃんの家は大切な場所なのだろうから
できる限り維持していこう

そんな風に考えていました。


しかし…

その代償として
これまで従兄弟に大きな負担を掛けていて、
迂闊なことに それ に気づかずにいた私。


夕飯を一緒に食べながら語ってくれた
この半年の 従兄弟夫婦の毎日 は
親の介護もあって
聞いているだけで大変過ぎる日々。

それなのに
それを笑いながら話せる 彼らの懐の深さ と
無邪気にもほどがある 自分自身への自己嫌悪 で
とても 恥ずかしい気持ち になってしまいました。

人間として
従兄弟夫婦を心から尊敬します。


そして…

私も覚悟を決めて
おばあちゃんの家を整理することにしました。


いろんな軋轢があることでしょう。

でも、それは
私自身が引き受けるべきもの。
私自身が背負った責任。

逃げることなく
すべてを受け止めよう と思います。
Posted at 2015/11/12 21:46:48 | コメント(8) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2015年11月03日 イイね!

ひだまりの紅葉 -亀の井山荘-

ひだまりの紅葉 -亀の井山荘-野山のなかで見る紅葉は
あるがままの 移ろい が美しいのですが、
人の手によって創られた紅葉も
趣が感じられて いいもの です (*^_^*)

それに なにより
暖かい場所から 愛でる ことができるので
私には 向いているし…(笑)



今回 行ってみたのは

“いつかは宿泊してみたい”

と思っている 亀の井別荘 …

亀の井別荘


前庭の木々たち


に併設されているカフェ(笑)

その名を天井桟敷という
夜には bar山猫 になるカフェです♪



その “天井桟敷” という名前に
なんだか魅かれた私♪



導かれるように
立ち寄った時間が良かったのか
ひとりきり なのに
窓際の4人席に案内していただきます。




そこでいただいたのは
亀の井別荘に来たら是非とも食べなきゃ…
と思っていた



は おみやげ に持ち帰ることにして(笑)
(そもそも おはぎ は階下の鍵屋のもの)

美味しいと評判の
林檎のコンポート…



がデザートについている
こちらの ボイルドビーフサンド のセット♪




店内には
教会音楽である グレゴリオ聖歌 が流されていて

紅葉クロス


屋根裏を彷彿とさせる二階席と
本棚やアンティーク家具に囲まれた店内は
どこか 別世界 の雰囲気♪

とっても
居心地の良い場所なのでした。



窓の外を見ると…

ねじれた空間


中庭に配された紅葉の木が
緑と黄色と赤で織りなされた彩世界を構成していて
ちょっと早いけど 私には見頃♪

紅に黄に緑に


食べながらも

“どこをどう撮ろうかな…”

なんて
心は既に中庭へ(笑)


お会計のおともに ^ - ^



この場所は
宿泊者しか入れないエリアではなく
誰でも入れる場所なので

鍵屋にて


階下の鍵屋さんで
おはぎを 取り置き してから
ゆっくりと 見て回る ことにしました。



まだ緑の紅葉が
景色の大半を占めていることが

緑葉のころ


逆に
私の 創作意欲 を膨らませてくれます。

紅一葉


緑の窓から


若き紅葉色



よく見ると…

木々の上の方は
黄色や紅色に色づいていて

空は彩に支配され


いつかは…


それは
海のように 風のように
私のなかへと
押し寄せてくるのでした。

紅葉降る


天井紅葉




はっきりとした意識のときも

木漏れ陽に


四人姉妹



ふっ… と
意識が飛びそうになった時も

思い出は光とともに


やさしき夢



なんとなく
紅葉に 見守られている ような気がして
安心して身を任せながら
ひとり 紅葉狩り を楽しみます。


紅葉の一生



歩いてすぐの
金鱗湖にも足を伸ばしてみたのですが、

紅前緑後


水面の秋


そこは
公共の公園のような 様子 で

紅空に星


やっぱり、
小さくとも 創り込まれた中庭 のほうが
美しい…と感じます。

人の手が上手に加えられたとき
美しさは確かに 増す のだと
思い知るのでした。



中庭に戻ってからも
ずいぶんと長い間 撮り続けていた ように思います。

光のなかへ


秋彩濃く


ように思う… 

というのは
意識としては あっ という間だったから、
どこからどこまでの時間が それ なのか
覚えてないということ。

なんにせよ
幸せな時間 であったことだけは
確かなことなのでした (*^_^*)



そんな風に
夢中になっていた 最後の方 の時間に
私の目にとまった情景は
生の 終わり を意識させられる
紅葉たち。

天に還る


それは
私の気持ちのなかでも
ここでの撮影が そろそろ終わり というサインで

紅き星へ


名残惜しいと思う気持ちと
もう十分という気持ちが
複雑に織り混ざった感情となって
撮る 絵 に現れるのです。


桜の散り際を
美しく感じるように、

天へ召される


紅葉の葉の 最期の場面 を
美しい と感じるのは

彩に焼かれて


落ち葉としても


散り際に対する
日本人としての 憧憬 なのかもしれませんね。

この 情景 に出会えたことに
感謝したいと思います。




帰り際、
駐車場の足下で見つけたのは
ホトトギス。

足下の秋花


普段、
山のなかでしか見たことのない花が
この場所に いたこと に驚いたとき、
その花が私に 囁いた ような幻覚に襲われます。

花宇宙


“また来てね”

確かに
そう 聴こえた その声はやさしくて
私は思わず…

“必ず また 来ます”

と声に出して
何故か 丁寧語 で応えてしまうのでした(笑)


いつか必ず、
ここ 亀の井別荘 に宿泊しようと
心に決めたのは
言うまでもありません (*^_^*)

お金 貯めなきゃ(笑)


【本日の一枚 〜陽だまりに〜 】



この日の撮影は
実は 50mm単焦点のみ で撮影したもの。

荷物の制約から
交換レンズ無しで出掛けたのですが、
その 大役 を彼に任せることにしたのは
ちょっとした思いつき。


この 50mm は
カールツァイスのハーフマクロ。

私には扱いが 難しく 感じられていて
買ったはいいけど
あまり出番のない レンズとなっていました。

そんな彼と 今回 強制的に向き合うことで
なんとか 仲良く なれないものかと思ったのでした。


そうしたところ…

最初は なかなか合わないピントと
意図しない明るさやボケ味に
撮り直したり 設定を変えたり してばかりでした (^_^;)

ところが、暫くすると
彼の癖を少しずつ理解できてきて
その癖が却って かわいく 思えてきたりして
撮る…というより
遊んでいる感覚で撮っていたら
最後には 思ったとおりの絵 を見せてくれるように
なるのでした♪


カメラ機材は…
いえ… 人もクルマもそうですね (*^_^*)

ちゃんと向き合うことが
大切なのだと思います。


その 良さ は
接する時間の 長さ だけではなくて
どれだけ 真剣につきあったか によって
理解できるものなのだと痛感しました。


私が最近
主に使っていた レンズ は単焦点の2本だけ。

そこに明日からは
彼が加わって 3本 となることでしょう♪

なんだか 嬉しい です (*^_^*)
Posted at 2015/11/03 19:06:47 | コメント(11) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記

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