今年の 夏 は…
なかなか
横浜には来てくれないようで… (^_^;)(笑)
西日本と違って横浜は
最高気温が 30℃ に届かない日が続いていて
それはそれで 楽ちん なのですが、
仕事で九州にいることが多い私の身体と心は
少しだけ不安定になっています。
仕事以外 何もやる気が起こらない
ひとことで言い表すと そういうこと なのですが、
生活の中で仕事の比重が過度に高まると
そうなってしまうのかもしれませんね。
ということで、
ここ最近は お出掛け 自体が億劫になっていて
写真展の関係で 成田空港に行くこと を除けば
地元を歩くような休日ばかり。
Pirelliの給油も あろうことか 月1ペースです。
風はやさしく
今回は
そんな感じで過ごしていた 梅雨入り 以降、
何度か通って撮り溜めた 三渓園の蓮 を
お届けしたいと思います。
おつきあいくださいね♪
三渓園にて
今年の 三渓園の蓮 の咲き始めは
7月の初旬。
命放たれて
雨あがりに
雫とともに咲く蓮を撮れないものかと来てみたのですが、
咲いている数と場所が希望には適わず…
清き水に濡れそぼる
それでも
一年ぶりに観ることができた 蓮 は
やっぱりとても美しくて
寄り添いあって
ひかりすくいて
その 魅力 を
思い出すには十分♪
ただ…
さすがに わずかばかりの蓮華 では
撮りたい気持ちを満足させられるはずもなく
雨あがりの景色を探して園内を歩きまわります。
見つけたのは
道端にある なにげない情景。
梅雨ひと粒
そして
いつものように この世に在らざる者たち。
消えゆく梅雨の精霊
夏の精霊 こっちだよ
蓮そっちのけで
こんな 絵 ばかり撮っていると
周りから 不思議そうな顔 をされてしまうのですが(笑)
こういう撮影が いちばん好き かな ٩(ˊᗜˋ*)و
何者にも囚われない自由を感じるのです。
今年の 三渓園の蓮 は
気温が低いこともあって成長が ゆっくり で
人出に対して花数は少なく
人を見物
多くのカメラマンや家族連れで
すぐに 人だかり ができてしまいます。
それでも 蓮華たち は
そんな 人間たち を歓迎してくれていて
桃咲
最期の朝
少しずつ 少しずつ
順番に花を咲かせながら
夏が来るのをやさしく待っているかのよう…
花びらに純粋を溜めて
蓮華色の海
陽を灯そう
その 静かに信じて待つ という姿は美しくて
私の好きな人のタイプは
こういう風に そっと寄り添ってくれる人 なんだと
どうでもいいことを連想してしまうのでした (*^^*)
白い月が見守るなか
青空に白月
蓮の葉陰に
出航しようとしている花舟ひとつ。
出航前
静かに その時 を待つ花舟は
行先に待ち受ける 夏の情景 を夢見て
蓮葉色の擬態
蓮華色の優美
蓮葉のこころ
心の準備を整えるのです。
本格的な夏が来れば
少し沈んでしまっている 私の気持ち も
切り替わるかな…
梅雨の記録を閉じ込めて
密かに期待している私です。
期待は無限大
今の私を苛むもの…
それは、
自分自身のために使える 時間 は限られていて
その大半を 写真を撮る ことに充てているにもかかわらず
それでも 足りない という感覚。
さよならの情景
ひといろ
そもそも
孤独には強い耐性があると自負してはいるものの
“家族も友人もいるのにそんな日常でいいのか”
との問いを投げつけられたとき
私はいったい何をしたいのか…と考えてしまいます。
見えない絆
それは おそらく 今の私では
どんなに考えてみても分からないまま。
夏が来れば
きっと 夏色 に夢中になるんだろうな。
夏色情景
白蓮夢
蓮の彩
梅雨の記憶は彼方へと
その気持ち に正直に従いながら
流されてしまうのもいいかもしれないと
そう思っているのです。
【本日の一枚 -Love!- 】
来週末は
久しぶりに会う友と
久しぶりの遠出… しかも山歩きを
密かに予定しています(笑)
こんな状態の私なので
何も考えずに山を歩くことに精神的な期待があり
歩ききれるのかという体力的な不安があるものの
ともかく立ち止まっているよりは前に進むことが好きなので
とっても楽しみにしています。
久しぶりの遠出ですが
おそらく Pirelli はお留守番の予定です(笑)
Posted at 2016/07/26 22:10:55 | |
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