hornet：浮遊する青のブログ一覧

松山に来たので道後温泉に行ってきました。
道後温泉（本館）は２つのお湯，３つの休憩所があります。
お湯は霊（たま）の湯と神の湯。
休憩所は3階個室，2階席，脱衣所。

去年は最高級ランクの3階個室を利用しました。
1500円で2つの湯に自由に入れ，しかも又新殿（ゆうしんでん：天皇専用）の解説付き見学も含まれます。
さらに浴衣，石けんサービス，坊ちゃん団子付きです。

去年も夜行ったときは待たなければならなかったので，翌朝行きました。
今年は待たずに，一番安いコース，脱衣所使用で神の湯に入りました。300円です。

神の湯は，男性用の湯は２つあり，東浴室と西浴室と呼ばれています。
霊の湯は高価な材質で小さめに作られていますが，神の湯はゆったりしていて，壁の絵なども面白いので神の湯に入ることをお勧めします。

写真は上から，去年利用した3階個室（3畳），個室についてくる坊ちゃん団子（緑色のを食べちゃった後です），個室利用者だけが見学できる「坊ちゃんの間」。

一番下の写真は，ホテルに帰る道すがらの夕食，天丼ざるそばセットです。
大晦日のため，ほとんどの食べ物屋が休みか早じまいをしていてます。
そんな中，さすが大晦日の蕎麦屋。
ちゃんと営業していました。
昼間雉蕎麦を食べたので躊躇しましたが，丼物を食べようと思い入りました。
意外と空いていたのに，私が入ったあとから千客万来。
入り口には長蛇の列。
間一髪セーフ，というところでしょうか。

思えば，反体制を気取っていた私，年越し蕎麦を大晦日に食べるのは始めてかも。

今日は大晦日。
一年の最後の日。
月の最後の日を晦日っていうんだけど，誰も使わないね。
大晦日だけがポピュラーになった。

で，食事処がやってないんですけどぉ～！

道の駅も今日は休み。

やっと見つけた蕎麦屋できじ蕎麦を食べました。
写真で見えてるのは，雉じゃなくて舞茸。
雉肉は下に隠れてました。

雉肉，じっくり煮込まれてて，なんとなく鯨肉に似ていたな。

『みみどだけ』と読むそうな。
久万高原の旧美川村の面河（おもご）川と久万（くま）川との合流地点にある奇岩。
石灰岩が水中から突起し風化したらしい。
その形から，軍艦岩とも呼ばれているそうだ。

私には，ステージの後ろに立つ屏風のように見える。

今日の観光はここだけ。

高知からR33で松山に向かう。
今年は雪が多いという話だったので，スタッドレスを用意して臨んだのに，四国に雪が無い。
R33は山に入り，ワインディングが始まった。
さっきから背後にピタリと付いた車を，先に行かせるとレグナムだった。
車種に疎い私でも分かる。大きな文字でLEGNUMって書いてあるし。
ちょっと遊んでみようと思い，シフトをS（スポーツ）モードにした。
レグナムは結構なペースで先行している。
追いつかないように距離を取って追いかける。
挑発してると思われてはならない。
先行させたのは，アイスバーンがあると嫌だから，露払いになって貰うためだし。

アリオン，おやぢ車だけど結構走る。
D-4，CVTはあまり評価されてないかもしれないけど，私のテクニックでは御しきれないことが分かった。
気がついたらレグナムに追いついてしまい，道を譲られてしまった。
「あ，いえ，煽るつもりじゃなくて．．．」

途中，四国カルストに向かうべく，R440へ折れたとたん，雪が目に入った。
走行面には無いが路側に積み上がっている。
それがだんだん増え，上下2車線の道が1車線になってしまった。
さらに道自体が狭くなり，雪があるおかげですれ違いが無理な場所が増えた。
そんなとき対向車が来てしまった。
さっき，離合待避所を通り過ぎてから，５０メートルほどか。
５０メートルバックするのは嫌だなあ，と躊躇していたら，対向車がバックを始めてくれた。
屋根に黄色い回転灯をつけたミニバンで，助手席に中年女性を乗せたおじさんが運転していた。
かなりの距離をバックしてくれて，やっと離合できる場所まできた。
「ご苦労！」と手を挙げて挨拶し，すれ違う。

もう路面も雪が多くなってきた。
カーブ手前でブレーキを踏むと，なにやら異音が！
ブレーキが壊れたか？
ブレーキペダルからも振動が伝わってくる。
停車して下を覗き込んでみるが，変なオイル漏れ等は無い。
ゆっくり発進させ，再度ブレーキを踏んでみると，やはり振動と異音が。
どうやら路面の雪や氷のため，ブレーキロックしないようABSが機能しているらしい。
試しに完全にドライな場所でブレーキを強く踏んでも異音は出ない。
ははあん。
ABSってこんな感じなんだ。
取説を読んでおいて良かった。
ABSが効くときはこんな現象が出るが，強く踏み込めと書いてあった。
みなさんも一度経験されると良いですよ。

やがて前方に三叉路が現れ，カーナビは右折を告げた。
しかし鎖が張ってあり，積雪により通行止め。
左を見るとバリケードがあって，こちらは常に通行止めらしい。
そういえば，途中通行止めの案内が出ていたな。
地名が分からないから気にしなかったけど，ここだったのか。
四国カルストはおあずけだ。

じゃあああん！

大好きなスポットの登場です。

はりまや橋。

写真をご覧あれ。

日本がっかり三景の一つに燦然と輝く雄姿を。

日本がっかり三景とは，「有名な観光スポットだが，行って観るとがっかりする」場所。
誰が選んだか知らないが，このはりまや橋を筆頭に，札幌の時計台，沖縄の首里城の守礼門。

時計台とはりまや橋は，ロケーションの悪さが影響していると考えられる。
守礼門はなにが悪いのかな？
結構良かったけど。
時計台もビルに囲まれているだけで，立派な建物だ。

ただ，このはりまや橋，100%本物じゃ無いし。
平成十年三月完成って欄干にあるし。
「がっかり」というよりは，「失笑」ものだな。