5月15日は姫の誕生日なのに今年はどうも悪いことばかり起きている。
大殺界、天中殺、厄年…
どれもこれもいっぺんにやってきた感じでちょっと今年の姫は凹みがち。
スタートは、4月中旬。
愛犬ココアが散歩中に「マダニ」に咬まれたので、近所の動物病院に行って診察してもらったら、
マダニなんかよりもっと重大な問題が発覚してしまい結局大学病院の紹介状をもらって帰ってくる
ハメになりました。泣
その次は4月末の自分の「仙骨骨折」
死ぬほど痛くて転げまわってしまい、鯉のぼり走行会は走行できなくなってしまいました。
いまだにときどき痛みが走るので早く整形外科に再診に行かなくては…と思っているけど
時間がなかなか取れなくて行けていない。汗
5月16日
ココアの精密検査のために大学病院へ連れていく。
全身麻酔をかけてCTやMRIなどで検査した結果は、左腎臓癌…
このまま治療をしないでおくと寿命が6ヶ月~1年。
いまこんなに元気にしているのにちょっと信じられない感じでした。
13才という高齢犬に大手術をするのは返って可哀想なことになりはしないか?
全身麻酔に耐えられなくて術後すぐに亡くなるケースもある…
でももっと一緒に居たい…という思いで、手術をするかしないか毎日悩んでいました。
ココアを見ながら涙がでる日が何日か続きましたが、周りの方からの励ましもあって
手術を受ける勇気がでました。
5月27日
仲間たちとtc1000に走りに出かけた。とても楽しい時間を過ごしてきた。
帰りに姫号のオルタの電圧が゜18vまで上がり、嫌な予感。
最近、姫も高血圧気味の数値になっているので、クルマともども注意しないといけません。笑
クーリング無しの全周回アタックの猪走行でかなり疲れてしまっていて、22時近くに帰宅すると
玄関で座って靴を脱いだままうたた寝をしていました。
すると…
海外出張中のはずの従業員から電話が入りました。
「なんだろう?」と思って電話にでると震えた声で半分パニック状態になっている従業員が
「一緒に出張している〇〇さんが意識を無くして倒れてしまって、AEDも効かなくて救急車で
病院に運びます」と。
え゛!?
アナフィラキシーショックかも知れないので、家族の連絡先を教えて欲しいと言うことでした。
玄関で寝てしまうほど疲れていたのですが、従業員の生死にかかわる一大事ですから
これから出勤しなくてはなりません。
着替えることもなくツナギのまま会社に向かいました。
その後、海外にいる従業員、国内の関係部署の方々と連絡を付け終わったのが午前2時前。
帰宅して入浴、就寝するころには外が白々としていました。
この件はこのあととんでもない展開になります。
5月29日
手術当日。姫から看護師の手にココアを渡すと「嫌だ、嫌だ」とキャンキャン泣いて姫に助けを
求めている。滅多に吠えることがないココアの悲痛な叫び声を聞いてまた涙、涙。
当初2時間ぐらいと聞いていた手術時間が4時間半になって、何かあったんだと不安になりながら
大学病院の廊下で一人待っていました。
手術が終わってICUで横たわっていた虫の息のようなココアを見て、また涙、涙。
4kg弱の体重しかない小型犬のおなかの中に7cmの腫瘍があった。
これに早く気付いてもっと若いころに対処してあげられなかったのは自分の愛情が
足りなかったんだと思うと、可哀想なことをしてしまったと悲しくなるばかり。
退院まで毎日10分間の面会が許されていましたが、出張で面会に行けない日もあり心配で
仕方なかったです。
6月3日
退院。1週間ぶりの帰宅。おなかを大きく縫合されているのに痛くないのだろうか?
散歩に行きたがるので、少しだけ歩かせようと思ったらいつもと同じ距離を歩いてくれました。
手術前と同じことが出来るのがとても嬉しかったです。
6月5日の週
海外出張中の従業員が意識を無くして倒れてしまったことによる対応に追われる日々。
労基署や年金事務所を何度か訪問して相談してまわる。
個人情報のことがありますので詳しくは書けませんが、今日現在まで意識は回復せず、
日本にベットのまま連れて帰るための手配と労災申請の準備。
労災認定を受けられるようにするのかが姫の任務。
労災に該当するのか、しないのか非常に厳しい状況であるので姫には相当なプレッシャーです。
海外の病院からベットのまま日本の病院に連れてくるbed to bedという対応は
きっと姫が社会人生活で二度と体験することのない処理になると思います。
6月12日からの週
昨日は、本庄市の事業所の1200坪もある敷地の草刈りをしてきました。
今日は束の間のお休みで走行会の準備をしながらココアと遊んでいるホッとした時間です。
明日はまた午前中に本庄へ出張、午後から東京に戻り労基署に行く。
明後日はいよいよチャーター機で海外からベットのまま従業員が戻ってくるので
その立ち合いがあり、何時に帰宅できるか不明。
日本の治療を受けて意識だけでも回復して欲しい、ご家族と会社の願いです。
あとは姫にかかったプレッシャー(労災認定)をなんとかせねば。
6月16日はココアの再手術があります。
左腎臓の摘出手術は成功したものの、縫合した皮膚が
壊死している箇所があり、形成手術?をやらせて欲しいと大学病院側に言われました。
また全身麻酔で1泊の入院が必要です。
生死にかかわる手術ではないと言われていますが、高齢故に心配です。
こんなときに自分の健康を損ねないようにしないといけませんね。
すべてやり切ったときに負の連鎖は終わるのだろうか?
もうこれ以上は受け入れられません。姫のキャパオーバーです。笑
あとは走行会の日にお休み出来るように今の難題をクリアするように頑張るだけです。
◆お知らせ
6月23日(金)はtc1000にてグリップ走行会を開催します。
未経験者の方から上級者までの方を対象としております。
通常の走行(12分×5本)の他に1台ずつコースインしてタイムアタックをしていただく
スーパーラップも行います。こちらはタイヤの幅別クラス分けになりますのでどのクルマにも
大いに優勝のチャンスがあります。笑