ドアチェッカー加工、交換

ドアチェッカーから異音が出始めました。
もうずいぶん前に廃盤となって中古を入手してしのいでいましたがそれも限界が来たようです。画像は以前外した自車のもの。
もう中古も入手できないのでこれを使えるようにします。

見たところ異音は油切れのような感じなので注油ができるようにしてみます。入手した中古品を組みつけたときもレール部分にグリスを塗っておきましたが今回はニップルを取り付けてみます。十字を付けてポンチを打ったあたりにスプリングがあって中でボールを押し、両側でレールを挟み込んでいます。

バイスで固定し５ｍｍのドリルで下穴を開けます。板厚はあまり厚くないので斜めや手振れに注意。

６Ｘ１．０ｍｍのタップを切ります。
グリスニップルが固定できればＯＫなので広げすぎないように。

こんな感じで両側に取り付けます。
レール溝に残った古いグリスがキタナイ・・・固くネバつく感じで異音の原因ぽいです。

古いグリスをできるだけふき取りグリスポンプで新しいグリスを注入して取り付け準備完了。
ニップルが出っ張ってもカバーは取り付けできます。
油切れ以外にもドアを強く開けすぎたりすると変形し、これも異音の原因となるようです（経験済み）。

チェッカー本体は両側共通でカバーのみ左右があるのでもし解体車があったら消耗の少ない左側が入手できればラッキーです。