山陰・北陸を巡る2日目。
はわい温泉の望湖楼を出発し、日本海沿いに京都方面に向った。
【10月18日:2日目】
朝から青空が出ているものの、北東方向には厚い雲が見えていた。
出発して東郷池(東郷湖)を反時計回りに進むと、東郷池の湖岸南側には東郷湖羽合臨海公園がある。
駐車場もあるので、少し東郷池を眺めてみた。
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はわい温泉街も良く見え、宿泊した望湖楼と湖上露天風呂が良く見える。
東郷池の周辺には、はわい温泉に東郷温泉と2つの温泉街があるが非常にのどかだ。
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鳥取砂丘からはわい温泉までの前日は国道9号の青谷羽合道路を走ったが、この日は海岸沿いの国道9号の山陰道を走ってみた。
注:青谷羽合道路は、鳥取市気高町八束水から東伯郡湯梨浜町はわい長瀬の区間で高規格幹線道路。
途中、魚見台に寄ってみる。
とりあえず天候も良く、ak!sabanさんは覗岩を楽しんでいたようだ。
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★国道9号(山陰道)
再度、鳥取砂丘に寄ってみた。
砂丘会館同様、駐車場が無料な
砂丘センターに車を停める。
観光用リフトの乗り場といえば分かりやすく、ホテルもあるのだが、リフト共々今一つ客も少なく少々寂れた感じだ。
展望台からは比較的眺めも悪くないのだが、いかんせんガラス張りの展望台はいただけない気がする。
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鳥取砂丘を後に、景勝地である「浦富海岸」へ向う。
岩美町の網代漁港から国道178号に接続する鳥取県道155号は、海岸沿いに走る道で、所々にポケットパークのような展望駐車場が幾つかあり駐車に困ることはない。
しかし、駐車可能台数は多くないので繁華時期は注意が必要だろう。
一帯は景勝地なため、遊歩道も整備されており、全てを歩くと2時間くらいはかかるらしく、鴨ヶ磯展望駐車場に車を停め、波打ち際まで降りてみた。
波打ち際までは結構な高低差がある。
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浦富海岸の砂浜(海水浴場)の東端あたりに一部浜辺に出られる場所があった。
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岩美町小羽尾で国道178号から逸れ、西脇展望駐車場へ。
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西脇展望駐車場から兵庫県との県境は、旧国道を進む。
国道178号は、山陰本線東浜駅のある岩美町陸上から兵庫県の新温泉町居組間はワインディングの道であったが、2008年にトンネルを有する「東浜居組道路」が開通している。
★浦富海岸から兵庫県境
新温泉町居組で国道178号に合流し、少し走ると新温泉町釜屋にポケットパークがあった。
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ちょこちょこと展望駐車場には停まっていたが、とりあえず「道の駅あまるべ」で小休止。
架け替え前の余部橋梁を見ているだけに、現在のPCコンクリート製の橋梁はスマートな感じがする。
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余部を出発し、海側の国道178号を進んで香美町香住を通過。
ここから豊岡市城崎までの海岸沿いを走る兵庫県道11号は、日本百名道にもなっている「但馬コースタルロード」だ。
かつては「但馬海岸道路」という有料道路だったもので、2車線の比較的走り易い道で楽しめる。
特に、豊岡市竹野町周辺が景観も良い。
相谷トンネル前にて。
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豊岡市竹野町濱須井にて。
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豊岡市竹野町切濱にて。
この形の「但馬コースタルロード」の表示板は、これ一つしか見かけなかった。
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豊岡市竹野町竹野にて。
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時間的には少々遅くなった昼食にと向った先は、豊岡市気比にある「
カフェ レスト ボーイ」だ。
但馬コースタルロードでは、ちょっとした飲食店が無く(旅館は有る)、城崎マリンワールド、城崎温泉くらいだろう。
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この店の人気は”スリランカ カレー”と”焼きそば”だということで、スリランカ カレーを食してみた。
スパイスがインド系とちょっと違うのが分かる。
●スリランカ カレー(ポーク)
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●メニュー
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メニューには「山本シェリル直伝の…」と書かれており、それは誰ぞ?と思うのが普通だろう。
聞いてみたところ、オーナーシェフの義姉がスルランカ人だそうで、義姉の直伝がこのスリランカ カレーだった。
しかし、そのままでは辛すぎて食べられないということで、多少日本風にアレンジはしている。
インドのカレーとは違うスパイスを使った個人伝授の味は、他所には決して無い味だ。
駐車可能台数は少ないが結構人気があるようで、機会があればまた食べてみたいものだ。
★但馬コースタルロード(兵庫県道11号)
昼食時間が遅めで店を出るたのが14時半、行程は遅れ気味になったため、この先は少しピッチを上げて走ることにした。
更に県道11号で三原峠を抜け、久美浜で国道178号に出る。
京都府に入ると、そのまま一気に丹後半島は経ヶ岬を目指した。
京丹後市丹後町の袖志海岸からは経ヶ岬をバックに撮影。
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経ヶ岬で休憩といきたいところだったが、ちょっと時間も苦しく、更に丹後半島を周回することに。
鯛崎のある、伊根町立本庄小学校から京都県道623号で本庄浜へ向かい、野室崎を周った。
時間も切羽詰っていたせいか、どうも似たようなアングルばかりになってしまったのがちょっと残念だ。
※奥伊根温泉油屋(伊根町津母)への道の入口辺りにて。
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泊海岸の付近にて。
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伊根町泊から伊根の舟屋がある伊根町亀山までが「新井崎海道」といわれる。
本庄浜から新井崎海道経由で伊根町亀山までの間は、海道にふさわしい景観だ。
付近は棚田も多く、時間があれば散策するのも良いかもしれないが、今回は時間に余裕が無い。
この辺りは、単に国道178号を走るより楽しめる。
伊根町大原にて。
伊根港の防波堤代わりにもなっている亀島の鷲岬をバックに撮影。
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●伊根の舟屋
ここの風景は陸地から撮影してもあまり意味が無く、できれば船で海上から撮影したいところだ。
今回、亀島の先端に近い「亀山集会所」から撮ってみた。
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★丹後半島
丹後半島が駆け足で少し犠牲になってしまったのが残念ではあるが、何とか予定より30分遅れてこの日の全予定行程をクリア。
後は、この日の宿に直行するだけだ。
この日の宿は、天橋立の付け根にある「
神風楼」。
創業は昭和初期で、創業当時のままの姿で現在に至る建屋に、部屋の窓からは天橋立を望める老舗和風旅館だ。
ちょうど遊覧船乗り場の真ん前である。
外観は昭和初期に建てられた旅館の風情保ち、内部は廊下や階段は当時のままではあるものの、客室やロビー、浴室などはリニューアルされている。
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部屋は7部屋と少なく、モダンデザインを取り入れた個性的な部屋となっている。
今回は、2部屋ある3階の一つで『満天星』という部屋だ。
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立地は非常に良く、大浴場は成相観音温泉を引いている。
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夕食は、前日に続いて”肉”だ。
でも、前日の望湖楼のプランより肉は上質だった。
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神風楼は、天橋立散策には歩いても遊覧船でも都合良く、傘松公園へのケーブルカー乗り場も近くて立地条件に優れている。
館内には古い部分が残っているものの、隅々まで手入れが行き届いているのには驚かされた。
外観は昔ながらの純和風旅館、部屋はモダンテイストな和風が落ち着いた雰囲気で非常に好ましかった。
【10月18日のルート】
※各マップは拡大可