2012年07月02日
サム・ライミ版「スパイダーマン」から、まだ10年も経ってないのに、もうリメイク!?
しかも、あの完成度の高さで高評価の、前シリーズを超えることなんてできるの!?
・・・と、どうしても先入観があり、当初はあまり期待してなかった。
実際、前半はイマイチ盛り上がりに欠け、主要キャラの紹介や背景、スパイダーマンになるに至った経緯が描かれているが、「あ~、サム・ライミ版ではこうだったな~。」と、どうしてもそれぞれを比較してしまう。
しかも、今回のマーク・ウェブ版は一人ひとりのスポットのあて方が浅く、物語の中でも重要なベンおじさんが亡くなるシーンでさえ、あっさりしすぎていてどうも感情移入が出来ないのだ。
ヒーローになるにあたっての覚悟、葛藤も描写が曖昧なので、う~ん、ずっと微妙な感じで作品を観ていた。
・・・ところが後半、スパイダーマンと敵キャラ・リザードのバトル中心で展開するに従って、どんどん惹き込まれる自分に気づかされる。
ハッキリ言って、サム・ライミ版のように重厚さはないのだが、単純さゆえに何ともアメコミらしいシンプルな戦いを楽しめるのだ。
つまり、ドラマの部分では到底前シリーズには追い付いてない感があるものの、純粋にスカッと軽いアメコミの実写版として考えれば、マーク・ウェブ版もありかな~と思えてきた。
ピーター・パーカー役のアンドリュー・ガーフィールドも違和感なかったし、何よりヒロインは前シリーズよりも断然イイしね。
次回作を匂わせるエンドロールだったので、それにも期待!!
Posted at 2012/07/02 23:38:52 | |
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映画 | 日記