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「重松清　ビタミンF」を読んでます。

その中の「セッちゃん」という話。

短編なのですぐに読み終わりましたが読み終わった後には心の中にずどぉ～んと重たいものが残りました。

いじめられている子ども（娘）を持つ親の視線から描いた作品ですが、

いったい親は何をすべきなのか？してあげられるのか？

俺の子どもはまだちっちゃいので普段から考えてるわけではないですが、子どもを持つ親としては子どものこと考えると不安になることもたまにあります。

本を読むといろいろと考えることがあります。いい勉強になります。考え方も基本的には変わりませんが色々な角度から物事を見られるようになってきます。

よく映画化された書籍がありますが、本を読んだ後に映画を見てもイマイチです。
私はたいてい一冊読むのに10時間位かかるんですが、それが2時間に凝縮されていてもやはり物語りに入り込む度合いには大きな差があります。
映画の中にはよく出来た作品だなぁと感心する作品もありますが。

でも今では俺は絶対、映画よりも本派です。

「博士の愛した数式」は映画も好きです。（やはり本の方が意味深いですが。）


今回読んだ短編は20分ほどで読んだと思いますが凄い考え込んでしまいます。

本嫌いの人も一度時間作って読んでみては？