VW問題で欧州の報道ぶりは毎日大変で、ドイツ人たちは青天の霹靂の連続状態であるらしいが、何故か日本は不正に同情的なコメントとか、違法じゃなければOKみたいな馬鹿な評論も見かけ呆れてしまう。
「正々堂々と挑め!」と正論を言えないのか。
で数年前の話だが、某日本メーカーの支社長が欧州のモーターショーで「我々のエコ環境技術は欧州のそれを5年は先行している!」と胸を張って発言したと言う話を聞いた。当時は???だった。
だが、今となっては、その人は真実を知りえていたのではないかと思える。
ちなみにベルギーでは早速VWゴルフの値段の下落が始まったようだ。ディーラーも買替えの下取り以外では買い取ってくれないという噂も出始めた…
それはさておき自分の場合、
500bGツインエアーはまだまだ乗る事に決めたので長年悩んでいた冬季スタッドレスの購入に踏み切った。
その際、通常16インチのところを2段階14インチにダウンするとした。
欧州のスタッドレスは乗り心地を大きく損なうことを身を持って知っているからである。そして、14インチだと豪雪時にチェーン着用も可能だ
然し、グッチ版乗りとしてどうなの?と一部の人におしかりを受けそうな「アルミじゃない版+ホイールキャップ」の組み合わせとした(汗)
これは冬場のホイールお掃除が面倒というだけの理由でもない。鉄は加工の関係上熱がこもりやすい難点があるが冬はどうせ熱もこもらないし、ゴム面積が増えて乗り心地が向上するし、メタル面積減少の効果で足周りも結局のところ軽くなってる。唯一の弱点は「ダル感」の増加。はてさて。
さてピレリだが、最近のところクライミングシューズ以外殆どお世話になっていなかった。(欧州のクライミングシューズのソールの多くがピレリ系列である)。以前アルファの146に乗っていたときピレリP3000あたりが純正品だった(後にミシュランパイロット・エグザルトに換えたが)。その後自分はブリジストンをメインで使うようになった。近年はコンチネンタルも嫌いではない。がピレリとはかなり縁遠くなっていた。
でも、フィアット側はそうでもないようで、熱心にピレリを勧めてくる。その為に多少の値引きもするとの事。分かった!いいよ、ピレリで(笑)
アポを取った日は結局ベルギー全体のゼネストの日となった。メカニックなどブルーカラー職種は都市部でのデモに参加し、職場に来ない人が多く、フィアットグループもほぼ開店休業状態だ。日本ではこういう事態は発生しないから想像するのも難しいかもしれない。
それでも、整備士1名は出勤してくれていて助かった。こっちはこの為に休暇を取っている訳だし。時間は多少かかったけど、その間はカフェを飲んだり500xを眺めたりして時間をつぶした。
作りはそれなりにいいと思うが、正直な気持ちとして500xはどうでもいい。
ミニのカントリーマンがどうでもいいのと同じくらいの気持ちでどうでもいい。多分半額で買えたとしても興味が沸かないと思う。ついでに書いておくとそれがアルファロメオのSUVでもジャガーのSUVでも同じ事だ。こういう節操のなさが嫌いなのかもしれないし、自分はただ頭が固いだけなのかもしれない(笑)
そうそう、ピレリのスタッドレスの話だった(笑)
雪が降ってからでは遅いので今のタイミングで換えているわけだが、正直なところその性能に驚いた。スタッドレスなのにエコ系の評価を受けているのでさほどの期待はなかったが濡れた路面にめっぽう強い。そして、やはり段差越えで恐ろしく衝撃が吸収されている。インチダウンのデメリットとして、もっさりなのり味感はある。これは走り出してすぐに分かった。16インチはものすごくシャープなハンドリングを与えていたのだ。
しかし、冬場はこれくらいの方がいいかもしれないとも思える。ロードノイズは種類が変わったが煉瓦状に組まれたサイプがあるのだから仕方ない。しかし、想定よりも低いくらいのノイズだ。スタッドレスもここのところ進化したのかもしれない。後は燃費がどうなるのかに多少興味がある。自分の500bGは冬に燃費ががくっと落ちるので…
とにかく、冬場の高速も安心して航行できる(速度対応レベルはT)かと思うとその部分に新たなわくわく感が見出せた!
こんな感じでニューアベンシスの方に装着するブリジストンのものは2015年の超最新型に変わるので本当に楽しみになってきた。
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500 by Gucci | クルマ
Posted at
2015/10/09 05:20:08