• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年10月09日

Pirelli スノーコントロール・セリエ3

Pirelli スノーコントロール・セリエ3 VW問題で欧州の報道ぶりは毎日大変で、ドイツ人たちは青天の霹靂の連続状態であるらしいが、何故か日本は不正に同情的なコメントとか、違法じゃなければOKみたいな馬鹿な評論も見かけ呆れてしまう。「正々堂々と挑め!」と正論を言えないのか。
で数年前の話だが、某日本メーカーの支社長が欧州のモーターショーで「我々のエコ環境技術は欧州のそれを5年は先行している!」と胸を張って発言したと言う話を聞いた。当時は???だった。だが、今となっては、その人は真実を知りえていたのではないかと思える。
ちなみにベルギーでは早速VWゴルフの値段の下落が始まったようだ。ディーラーも買替えの下取り以外では買い取ってくれないという噂も出始めた…

それはさておき自分の場合、
500bGツインエアーはまだまだ乗る事に決めたので長年悩んでいた冬季スタッドレスの購入に踏み切った。その際、通常16インチのところを2段階14インチにダウンするとした。
欧州のスタッドレスは乗り心地を大きく損なうことを身を持って知っているからである。そして、14インチだと豪雪時にチェーン着用も可能だ

然し、グッチ版乗りとしてどうなの?と一部の人におしかりを受けそうな「アルミじゃない版+ホイールキャップ」の組み合わせとした(汗)
これは冬場のホイールお掃除が面倒というだけの理由でもない。鉄は加工の関係上熱がこもりやすい難点があるが冬はどうせ熱もこもらないし、ゴム面積が増えて乗り心地が向上するし、メタル面積減少の効果で足周りも結局のところ軽くなってる。唯一の弱点は「ダル感」の増加。はてさて。

さてピレリだが、最近のところクライミングシューズ以外殆どお世話になっていなかった。(欧州のクライミングシューズのソールの多くがピレリ系列である)。以前アルファの146に乗っていたときピレリP3000あたりが純正品だった(後にミシュランパイロット・エグザルトに換えたが)。その後自分はブリジストンをメインで使うようになった。近年はコンチネンタルも嫌いではない。がピレリとはかなり縁遠くなっていた。でも、フィアット側はそうでもないようで、熱心にピレリを勧めてくる。その為に多少の値引きもするとの事。分かった!いいよ、ピレリで(笑)

アポを取った日は結局ベルギー全体のゼネストの日となった。メカニックなどブルーカラー職種は都市部でのデモに参加し、職場に来ない人が多く、フィアットグループもほぼ開店休業状態だ。日本ではこういう事態は発生しないから想像するのも難しいかもしれない。
それでも、整備士1名は出勤してくれていて助かった。こっちはこの為に休暇を取っている訳だし。時間は多少かかったけど、その間はカフェを飲んだり500xを眺めたりして時間をつぶした。
作りはそれなりにいいと思うが、正直な気持ちとして500xはどうでもいい。
ミニのカントリーマンがどうでもいいのと同じくらいの気持ちでどうでもいい。多分半額で買えたとしても興味が沸かないと思う。ついでに書いておくとそれがアルファロメオのSUVでもジャガーのSUVでも同じ事だ。こういう節操のなさが嫌いなのかもしれないし、自分はただ頭が固いだけなのかもしれない(笑)

そうそう、ピレリのスタッドレスの話だった(笑)
雪が降ってからでは遅いので今のタイミングで換えているわけだが、正直なところその性能に驚いた。スタッドレスなのにエコ系の評価を受けているのでさほどの期待はなかったが濡れた路面にめっぽう強い。そして、やはり段差越えで恐ろしく衝撃が吸収されている。インチダウンのデメリットとして、もっさりなのり味感はある。これは走り出してすぐに分かった。16インチはものすごくシャープなハンドリングを与えていたのだ。
しかし、冬場はこれくらいの方がいいかもしれないとも思える。ロードノイズは種類が変わったが煉瓦状に組まれたサイプがあるのだから仕方ない。しかし、想定よりも低いくらいのノイズだ。スタッドレスもここのところ進化したのかもしれない。
後は燃費がどうなるのかに多少興味がある。自分の500bGは冬に燃費ががくっと落ちるので…
とにかく、冬場の高速も安心して航行できる(速度対応レベルはT)かと思うとその部分に新たなわくわく感が見出せた!

こんな感じでニューアベンシスの方に装着するブリジストンのものは2015年の超最新型に変わるので本当に楽しみになってきた

ブログ一覧 | 500 by Gucci | クルマ
Posted at 2015/10/09 05:20:08

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

スナイパーライフル
avot-kunさん

ランドクルーザー250の申し込みに ...
index/さん

【その9】最終回 ⑥ ルノー TW ...
コムス にゃんこRさん

静岡麦酒は やはり安定の美味さ 〜 ...
pikamatsuさん

レアル・ソシエダの試合が日本で見れる
MLpoloさん

シェイクバニラSを購入。
vfr800ccさん

この記事へのコメント

2015年11月27日 19:41
“Pirelli スノーコントロール・セリエ3” のインプレッション、探していた情報なのでありがたく読ませていただきました。

> スタッドレスなのにエコ系の評価を受けて
> いるのでさほどの期待はなかったが濡れた
> 路面にめっぽう強い。

日本市場では正規輸入はあるものの、16"で2サイズ(ランフラット含む)、15"で3サイズしかラインアップがなく、私のクルマの適合サイズは選べないのが残念ですが・・・。

また、

> その際、通常16インチのところを2段階
> 14インチにダウンするとした。
> 欧州のスタッドレスは乗り心地を大きく
> 損なうことを身を持って知っているから
> である。

随分、思い切ったインチダウンだと最初は驚きましたが、“500 1.2l Pop” で14"の乗り心地を体感しているからこその判断なのですね。今日、過去記事(2013年05月01日)を拝見してわかりました。

> そして、14インチだと豪雪時にチェーン
> 着用も可能だ

さらにこういうメリットもあるわけか・・・ナルホド。

私のブログ記事(2015年11月13日)で、MICHELIN FRANCEは FIAT 500 を16” サイズ(195/45R 16)で検索すると、夏用タイヤのリコメンドだけで、冬タイヤを表示してくれないことに触れました。さらに MICHELIN はインチダウンを推奨しているのでは? と書きましたが、私の読みはあながちハズレでもなさそうですね。

http://minkara.carview.co.jp/userid/2449787/blog/36790279/
コメントへの返答
2015年11月28日 4:48
若翁さん、

こんにちは。
インチダウンのメリットは値段が下がることもあります。
そして、これは欧州独特の事情ですが、タイヤは例え乗り心地が悪くなっても、変形率を抑えて高速で各車種の対応速度に応じた設計・生産らしいので、日本の冬タイヤと比べると乗り心地が大幅に落ちますがその分をインチダウンで補うという考え方です。ただ、ブレーキキャリパーの緩衝は気になるのでフィアットで換えました。

日本の雑誌には「日本のアイスバーンの環境は世界一過酷なのでタイヤは専用に開発されている」と言うような記事を見るのですが、さらに補足すべきは「日本の法定速度に合わせるのなら開発の自由度が劇的に広がるので欧州の制約とは違う」でしょう。

若翁さんが書いておられるとおり、東北や北海道などの豪雪地帯以外での冬タイヤを使うのなら欧州タイプもありかもしれません。

そして、これはベルギーのメカニックが口をそろえていいますが「重い車には固めのコンパウンドが多いメーカー、小型車は柔らか目がいい。」これはブリジストン直販店、トヨタディーラー、フィアット、メルセデスにおいて聞いた同じコメントです。前者の代表はブリジストン、後者はピレリやコンチです。なので500はピレリで納得です。ただし、今までの経験から言うとピレリは減りが早い(笑)

あと、「外車は乗り心地が硬い」というコメントを良く見かけるのですが、日本で売られているホイールが本国の標準より大きいインチ数を標準として売られていることが多いです。
まあ、大きいインチの方に優れたデザインのホイールが多いので単純に高級感重視の結果ですね。

プロフィール

「欧州では「ディーゼルの終焉」が報道され、国によっては軽油がガソリンと変わらない値段になっているというのに日本ではいまごろ「クリーンディーゼルもいいね」的な論調。今更開始の日本販売はいらないもの処分じゃないのか。モータージャーナリスト連中にはもう少しお勉強してほしい。」
何シテル?   01/14 07:15
アルピニスタス・グッチシマです。ターボバージョンの500 by Gucciに乗ってます!よろしくお願いします。 車でのヨーロッパ旅行に興味ある方はこちらをどう...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

トヨタ アベンシスワゴン トヨタ アベンシスワゴン
BMW製エンジンを積んだアベンシスです。ロードサインアシスト、DSPオーディオ、脱着式ト ...
フィアット 500 (ハッチバック) フィアット 500 (ハッチバック)
パノラマルーフ、ターボバージョンのグッチです。イタ車はバルケッタ、アルファ・ロメオ146 ...
トヨタ アベンシスワゴン トヨタ アベンシスワゴン
数年前2代目アベンシス・リフトバックに乗ってました。今回はプリウスからの乗り換えです。 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation