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2017年01月12日 イイね!

約2000km遠征、零下14℃のフレンチアルプス走行


正直なところこの車に対する愛着は前モデルほどではない。
(ところでこんなのあり?キャンピングカーでスマート牽引・・・)
走りも静粛性も先代より良くなっているが、既に一度故障しているので完全に信頼できないし、ナビは相変わらずバカだ。1年そこいらで、建てつけの緩さも露呈してしまっている。正直なところ、この車購入以降にトヨタ車に対する信頼はかなり損なわれてしまっている。自分は長らく欧州にいるので、ドイツ車に対する過度の評価もないし、外資の流入や身売りで「ぽさ」を失ったメーカー(ブランド)というのも知っているのでメーカー神話に対する幻想もないが、自分の車にはあまり「費用対効果」を感じていないとは言える。

マイチェン前は欧州人のダメさ加減を日本人チーフエンジニアがうまく取りまとめていたのだろう。だが、ビッグマイナーチェンジの際に「不具合」といって差し支えない補えないほどの改悪をもたらしてしまった。擦り合わせが不得意な欧州人エンジニアに任せっきりにするとこういう車になってしまうという例かもしれない。
とはいえ、これは日本で売られているガソリンエンジン版には必ずしも当てはまらない。
あくまでもBMW製ディーセルターボエンジン版を購入した自分の車の話だ。
故障もこのディーゼルに起因しているし、自分はこの車一番の問題だと感じている「NVH」問題もディーゼルエンジンが誘発する微振動がなければ、ここまで気にならないかもしれない。また、自分のナビ派欧州版でドイツの3流メーカー製なので、これまた日本バージョンには当てはまらない。これらの点を考えれば、組付チェックまで行われる日本で売られるアベンシスは良い車かもしれないと言える。

さて、愚痴っぽくなったが、幾つかアップデートされた点や新たに気づいた良い点挙げていこう。
まず、今やCHR搭載以下の装備であるセーフティーセンスCだが、寒冷地や湿度の上昇を帯びた条件でも通常動作するようになった。これはありがたい。まあ、車のパソコン化が進んでいるので商品を出してから改良するというのが普通になりつつあるのかもしれない。
そして、夜間のスキー場まで続く走行での性能。特にAFS(Adaptive Front Lighting System)はありがたい。これはフォグランプと連動しているのだがアベンシスのフォグランプはハロゲンでも暖色よりなので雪道の起伏を読みやすい。こういう場合、白色LEDとの統一感がないとバカにするような人もいるようだが、それは無知という物だろう。長らくフランスではフォグランプは黄色と法律で決まっていたぐらいで、霧の発生時や降雪時の視認性は白色に近づくほど落ちていくのだ。

今回、零下14度のアイスバーンや夜の雪道を通り抜けてきたので、路面情報と視認性がいかに大事か身に染みて感じた。ちなみに前方にいたSUVのダチア・ダスター(ルノー製)はかなりノロノロしていたので道幅の広いところで抜き去った。この手のなんちゃってSUVとかクロスオーバーという名のビジュアル商品よりは安全装備満載のセダンの方が実力が上だということかもしれない。

また、今回自分たちのBCとなったコテージの隣にいたのがBMWX1だったのでじっくり観察していたのだが、X1を買わなくてよかったという結論に落ち着いた。X1はおそらくのところ素晴らしい走行を見せ、気持ちよく山へ向かえるということだろうが、居住性を重視した余り、親子4人が1週間山荘で過ごすだけの荷物が載らない。スキートラップがあっても前席を浸食するほどに伸びてくるし、荷物をハッチゲートぎりぎりまで積み上げての積載となり、トノカバーで荷物を隠すことすら出来やしない。欧州ではSAや街中での食事中にガラスを割られての盗難も珍しくないので、自分はこういう不安要素を負いたくない。また、こういう不安を解消すべくThuleのルーフボックスを設置しているX1やメルセデスGLAを多数見かけたが、ただでさえ車高が高いのにさらに車を不安定にして時速130㎞で走り続けるような話なら自分は他の車を選ぶ。ルーフキャリアというのは本来車高が高い車に向いていない。安全性が落ちるし、燃費も極端に下がる。なんだかなあと思った。

とはいえ、セダンの積載にも問題はある。トランク容量をVDA方式で図ったのかどうか知らないが、L字型のヒンジ可動が邪魔して側面の容量はかなり削がれる。これはハッチバックやツーリングワゴンにはない問題でやられたなと思う。初代のマイアベンシス(厳密には2代目)はリフトバックだったが、実はあれが理想形かもしれないと思った。もっともセダンが追突に対して一番安全だと言われているのも知っているので、そこをどう考えるかだが。
また、今回からフランス高速用ETCを導入したので走りは更に快適だった。他方、6時間以上の運転が当たり前の南アルプス行だが、DSPが搭載されていてもやっぱり音質レベルは気になってくる。管楽器や弦楽器の音が明瞭に聞こえるレベルをパナ製紙コーンに求めるのは無茶という物かもしれない。フランスにあるオートバックスにでも寄る機会があったらフロントスピーカーだけ変えたいな。
というわけで、家族が無事に大遠征を終えられて、自分にも殆ど疲労が残らなかったという点において、やはり本アベンシスは及第点を取っているのである。

冬タイヤを16インチに抑えている点も功を奏し、乗り味も然程シビアでなし、往路復路とも子供たちも快適に寝入っていた。まあ、旅車としてはこんなものかも、と思う。
というわけで、数年後に自動運転車を購入する時まではこいつの世話になろう。



Posted at 2017/01/13 06:12:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | アヴェンシス | クルマ

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