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RS6アバントとRS7スポーツバックの本国仕様に、いつの間にか“パフォーマンス”なる新グレードが追加されたそうです。

恐らくこれらはBMWのM5・M6に設定の“コンペティション・パッケージ”装着車や、メルセデスのE63 AMGやCLS 63 AMGなどに用意されている“S”仕様に対抗すべく生まれたモデルでしょうね。

両モデルの内外装はベース車とさほど変わらないように見えますが、変更点については搭載される4.0TFSIエンジンの出力が（先に登場した“S8プラス”と同じく）605馬力に引き上げられているほか、このパワーを受けとめるために8速ATやシャシーの改良も加えられていたり、あとはタイヤサイズが21インチにインチアップされているとのことです。

2台の性能は上記のパワーアップなどにより、0-100km/h加速：3.7秒(ベース車比-0.2秒)、0-200km/h加速：12.1秒(ベース車比-1.4秒)、そしてオプションパッケージ装着車の最高速度はRS6が280km/h、RS7は305km/hを誇っているそうです。ただし、そのオプションを装着しない場合の最高速度は250km/hでベース車と変わらない模様です。

この2台は先日開幕したロサンゼルスショーでショーデビューを飾っているほか、本国では今月より販売されているそうですが、共通のエンジンを積むS8プラスと同様に、日本市場への導入にも期待したいところですね。