たく：ぶろぐのブログ一覧

今年に入ってからのMBJ（メルセデス日本）は、横置きFFのMFAプラットフォームを採用したモデル群を“新世代メルセデス”と称してすごく推しているんですが…。

何せこれまでにテレビCMを多く見かけたことはもちろん、新型のCクラスクーペやEクラスセダン目当てでディーラー訪問した時にもリーフレットが用意されていたぐらいなので、私的にはここ最近のAKBグループの若手メンバーよろしく推してる度合いが半端じゃないなぁ…という感じがしてならないんですよね。

これは私なりの解釈ですが、たぶん各車をいま積極的に推しているのは「C・E・Sクラスなどの中・上級車だけじゃなく、コンパクトなモデルにも力入れてますよ」というアピールをするためと、このなかのAクラスが間もなくモデル末期（当ブログでも既報のとおり、すでに海外では次期型のスパイフォトが公開されているので…）に入ることもあり、早く売って販売台数をさらに稼ごうとしているためなんじゃないかと思っています。ターゲットは各車のサイズや価格的に若年層が主でしょうね。

願わくはBMW（ジャパン）もね…本国が100周年を迎えたんだから奮発してこれぐらいの努力を見せてほしいなぁと思っているのですが、搭載しているプラットフォームがそれぞれ同じメルセデス各車とは違い、サイズで競合する1シリーズや2シリーズクーペはFR、2シリーズアクティブ/グランツアラーや現行X1はFF（一部4WD搭載のグレードを設定している車種もあり）と駆動方式にバラつきがあるほか、グループ内で小型車となるとMINIブランドの存在も大きいので、その点は躊躇気味になっているのかもしれませんね。

『アウディ A6 シリーズ 仕様変更…S lineエクステリアが標準装備に』

そういえば仕様変更後の現行A6（セダン/アバントの各標準モデル）は今春に本国で一足早く発表されていて、そのときに当ブログで取り上げるのをすっかり忘れておりました…。

この仕様変更でSラインエアロが標準となったり、（それとはやや別のデザインが与えられた）Sラインパッケージ装着車もフロントグリルがS6のに似た意匠に変わったりと、今回はエクステリアだけが一新されたようですが、恐らくこれはライバルの5シリーズやEクラスが、ここ数年エアロ付きのグレードを推していることに対する対抗策でしょう。それでいて各グレードの価格は仕様変更前と不変らしいので、「（ジャパンのことだから）ややプライスアップするんじゃないかなぁ…」と思っていた私にとっては正直ホッとしましたね。

あとこれによって、ガソリン車の一部廃止やディーゼル車の追加といったエンジンラインナップの変動もあるかな…？と予想していたんですが、結局バリエーションは仕様変更前のまま（1.8TFSI、2.0TFSIクワトロ、3.0TFSIクワトロ）で落ち着いたみたいですね。