Air Bag警告灯が消えない。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
漸く燃料ポンプが正常になりエンジンが廻るようになったのだけど、<Air Bag警告灯>が消えてくれません。
何故かAudiではいろんなモデルで多発しているみたいです。
本来はIgn. Onで他のwarning lamp同様に赤く点いてから、エンジン稼動後に数秒で消灯するもの。
この、一旦点灯してからエンジン掛かった後に消灯するというのが曲者で、修正回路とか、迂回回路を設ける等という安易な方策は通用しません。
背番号55さんのご協力で、海外での事例は多くがシート下のカプラーの接触不良である事が判明しました。写真の黄色のカプラーがシート肩部のAirbag用です。
赤、緑のカプラーはパワーシート用だと思われます。
注意書き
Airbag用のカプラーにテスターを充ててはいけません。
テスターからは電流が流れるので破裂します。結果は廃車だそうです。
2
順序が逆になったけど、シート下のカプラーに到達するにはシートを外す必用が有る。以前V40のパワーシートが重くて、2人がかりでも大変な目に有った。
なので、外さないでシートを起こしてめくるだけでカプラーに触れないかチャレンジしました。
写真はシート後部の取り付け。左右共、車輪がレールに挟まっているだけです。レールの後方はオープンなので下げれば起こせそうです。
3
フロント側は、中央部に固定するボルトが有りました。13㍉径2本です。頭が半分カーペットに潜っていると見つからないかも。短いエクステンションを付けて廻しましたが、相当なトルクでした。(ホイールボルト並) 真ん中のボルトは取り外しには無関係です。
このネジ全体が黒い樹脂製カバーで覆われていますがネジの類は有りません。このカバーがあまりにもガッチリ付いていたので、てっきりネジ止めされてるものと思い込み、鏡を入れてメカ氏と1時間苦戦して危なく余計なトルクスネジを外すところでした。運転席側にはこのカバーが無かったので、以前誰かが触ったのでしょうか?
4
シート位置は最後部になっています。少し持ち上げて、木片を下に置いておく。
モーターも3個有り、全て一体化されているのでかなり重たい。
<後日判った事>
この状態でも、パワーシートSwを操作するとモーター部分は動いてしまいました。シートは動いてくれません。
下手に動かして、何かを咬み込んで余計な作業をする羽目に為らぬよう、触らない事です。
5
上の状態で後方にまわり、シートを引っ張ると後輪が外れるので、45度位迄起こせます。
6
このカバーの脱着に1時間を要しました。判れば簡単ですが、コロンブスの玉子でした。
単に上部でパチンと嵌まってるだけです。
7
シートの背もたれを一番前に倒しておく。それでもリヤシートに当たるので45度位しか起こせないけど、作業には充分。
赤、緑、黄色のカプラーはホルダーに固定されているので其処から外す。
最初は分かりにくいのでホルダーを外す方が簡単です。
赤は外し易い位置に有るのでホルダーに付いたままレバーを起こして抜き取る。するとその奥の+ネジを緩める事が可能となるので2本抜けばホルダーは外れます。
後はじっくり見ればホルダーからの外し方、カプラーの抜き方は理解出来ます。
黄色のカプラーのみ、紫色のカバーが部分的に付いており、ピンに漏電しないようになっています。
最後に黄色のカプラーを外す前にバッテリーを外す事。15分置いてから作業再開。
オス,メスとも丹念に視たけど、ピカピカで錆の痕跡は無し⁉両側に接点復活剤を充分スプレーして、組み付けました。 が、結果はダメ。車検通らないではないか❗ どうしよう😖💧
<注意書き>
原因除去したら、VCDSでリセットする事を勧める。↓のように電極外しはリスキーなのでしないで下さい。
8
物凄く苦労して撮影したのでUpしておく。僅かに映っているトルクスネジが横からカバーを止めてるように見えたけど、間違いでした。
後日、バッテリー交換したらair bagの警告灯は消えていました。
原因を除去したら、リセットしないといけないようです。
まあ、でも、解決しました❗
[此れは運が良かったという事のようです。]
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