TRAFICを乗せた輸送船は6/23にハンブルグ港を予定通り出港し、横浜港へ向けて長い旅に出た。
最初の寄港地はオランダのロッテルダム港。
ドイツからオランダへの航海である。
毎日楽しみに輸送船を追跡していると、購入先のお店よりトラフィックの輸送船が変更になったと連絡が入る。
楽しみに追跡していた船にはトラフィックは積まれてなかった・・・
■THALASSA HELLAS(シンガポール船籍)
総トン数:148667t
載貨重量トン:152343 t
全長×巾:368.45m×51m
建造年:2013
出航:6月25日(木)ハンブルグ港
寄航:8月04日(土)横浜港
ハンブルグ出港は2日遅れだが、横浜港入港予定は8月6日だったので、実質2日短縮になったので良しとしよう!
そして、『THALASSA HELLAS』号、本日無事に当初予定していた輸送船が停泊中のロッテルダム港に入港した。
と、ここで・・・船舶繋がりという事で、少々脱線するが・・・
最近巨大船舶に興味が有る。特にパッセンジャー(客船)は楽しい!
別に特段詳しいわけではないのだが、横浜港や東京港に大型客船が寄港する時は時間が許せば見に行く。
大型客船が出港する時の『旅情』にグッと来てしまう様だ。
ここ最近、生で見て・撮って来た客船を少し紹介しちゃう。
■飛鳥II(日本船籍)
総トン数:50,142トン
長さ:241m
全幅:29.6m
乗客員数:960人
※2015年6月時点で日本船籍では最大の客船。
■セレブリティーミレニアム(アメリカ船籍)
総トン数:91,000トン
長さ:294m
全幅:32.0m
乗客員数:2158人
※大さん橋からの出港シーンに立ち会った。和太鼓のショーなど有り、巨大なビルの様な客船が静かに離岸していく様に鳥肌が立ったのを覚えている。
■ボイジャーオブザシーズ(バハマ船籍)
総トン数:137,276トン
長さ:311.1m
全幅:48.0m
乗客員数:3138人
※今まで見た客船の中では最大。このクラスはベイブリッジもレインボーブリッジも通過する事が出来ない。
このような超大型客船が横浜に寄港する際は大黒ふ頭に寄港するのが通例になっているが、旅情という意味では是非大さん橋に接岸してほしいものだが・・・いっその事、橋を掛け替えたほうが良いのでは(汗)
ちなみにこの写真は大井ふ頭にて海上より撮影。
■ダイヤモンドプリンセス(イギリス船籍)
総トン数:115,906トン
長さ:290m
全幅:37.8m
乗客員数:2674人
※日本で製造された客船。大さん橋には年間数回寄港する。大さん橋に入港できる客船としては最大級。特徴的な船首のデザインはさながら『シロナガスクジラ』
■ロストラル(フランス船籍)
総トン数:10,944トン
長さ:142.1m
全幅:18.0m
乗客員数:264名
※大きな船では無いが、フランスらしいデザインがかなり好み。
近年の大型化・肥大化で客船のデザインもワンボックス化している中、この船の流麗なデザインは目を引く。
■コスタアトランティカ(イタリア船籍)
総トン数:85,619トン
長さ:292.6m
全幅:32.2m
乗客員数:2112名
※こちらはイタリア船籍。あの有名な座礁転覆事故を起こした『コスタコンコルディア』も所有している、コスタクルーズの船舶である。ちなみに座礁した船は114,500トンとこの船より2回り以上大きいクラス。
とまあ、こんな感じ・・・
世界各国の豪華客船を見るのは楽しいものだ。
いつかこの中のどれかで世界一周クルーズに繰り出して見たいが、そう簡単な事では無いだろう・・・
と色々な船舶を紹介してきたが、今回トラフィックを運んでいるコンテナ船は紹介したどの客船より大きい事に関心した。こんなのが横浜港に寄港するのだから、是非到着の際は実物を見に行ってみたい物だ。
さて、せっかくなので、各寄港地について少し触れていこうと思う。
■ハンブルグ港(ドイツ)
ハンブルクのエルベ川沿いの河口から約100kmに位置しているドイツ最大の港湾。大規模なコンテナターミナルを擁し欧州ではロッテルダム港に次ぐ第2の港湾である。
ハンブルク港がコンテナ貨物の取り扱いを開始したのは、1960年代後半。
以来、貨物取扱量は拡大を続け、2002年の年間貨物取扱量は537万TEUで世界第9位。
欧州ではロッテルダム港(オランダ)についで第2位の規模を誇るまでになった。海から120km離れた内陸港でありながら、世界最大級のコンテナ船が寄港できる施設を持つ。
今はgoogleマップのストリートビューで世界各国の主要都市をバーチャルで歩き回ることが出来る。
ハンブルグも大型客船が寄港する旅情を誘う良い都市なんだろう。
ハンブルグ港をバーチャル散策していると、初代コカングー発見。
日本に輸入された個体は全て両側スライドドアだと思うが、現地は片側スライドドア仕様が多い。
なかなか新鮮である。正面左側の窓はスライドで開くのだろうか?
現地で走っている車を見るだけでもストリートビューは楽しい。
■ロッテルダム港(オランダ)
ロッテルダム港は元々は河口からかなり遡った場所が発祥であり、その後北海に面する河口まで伸張した経緯が有る。
現在では幅約3km・長さ40km程度の港湾地域(川の両岸と中洲)が河口に向かって東西に広がり、コンテナ貨物からケミカル・鉄鋼まで網羅した欧州最大の港となっている。
超大型コンテナ船は河口のターミナル「マースフラクテ地区」に入港しているが、現在も鉄パイプで土砂を堰き止めながら、「マースフラクテ2」という港湾拡張造成工事が進行中であり、さらに大規模なコンテナターミナルの増設が計画されている。
トラフィックを乗せたコンテナ船、『THALASSA HELLAS』もこのマースフラクテ地区に寄港している。
地図を拡大すると船影までクッキリと・・・楽しい『Marine Traffic』
しかし、ロッテルダム港はヨーロッパ最大の港という事で、ストビューで歩き回るとスケールの大きさにびっくりする。
と、港を抜ける海底トンネル付近で『第一トラフィック』発見。。。
やはり現地で活躍しているLCVはカッコイイ!
という事で、今日はハンブルグからロッテルダムをご紹介。
(背後には世界の車窓からのテーマ曲が流れている感じ)
そうそう、このまま車ネタゼロってわけにもいかないので。。。
今日から新しい代車がやってきた。
おっと・・・マチガエタ。
これは代車じゃくて、お店に展示してあった4桁万円の伊高級車だ。。。
今日からの相棒は206のハッチバック!
先回残念ながらオーバーヒートしてしまった206SWからのリベンジだ!
この206は割と初期型らしい。。。
でこの車、シートが良い!
206SWのシートは特別仕様車だったからかワカラナイが、私には合わなかった。でもこの206のシートは変な当たりも無く、座り心地GOOD!
やはり、仏車はシートが命!
明日から暫く家事に仕事にレジャーに頑張ってもらおう!
ところで、今回紹介した写真で一枚だけフィルム写真が紛れているのだが、お分かりだろうか?
実は最近、フィルムカメラにまで手を出している。
やはり、クルマも写真も『アナログ』に魅力を感じる今日この頃・・・
デジタルカメラの解像感には勝てる訳もないが、何だろうフィルム写真にはデジタルには無い『味』が有るんだと思う・・・
フィルム写真の件はまた次回ご紹介したい・・・
最後は今日の夕焼けカットで!
長文失礼しました!