帰郷・往路篇

　先週の月曜から土曜に掛けて帰郷してきますた。まー珍道中でしてね。


　家族３人で行く予定だったので荷物満載の父の車で出発したのだが……札幌を出発して２時間、パパ様が「っべーわ、マジないわー」とか言い出して、よくよくその寝言を聞いてみると、どうやらバッテリー電圧低下のランプが消えない模様。
　ちなみにバッテリー自体は去年の冬に買ったばかりの品で故障の線は細い。……まぁ結果から言うと、オルタネータ（＝発電装置。自転車のダイナモみたいなもん）がイカレてるっぽい。

　そりゃあ毎日乗ってるのにも関わらず、頻繁にバッテリー上がりするわけだわね。っていうか昨日まで平気に車乗ってて何で気付かないのか。
　理系脳で免許も多く所持してて、それこそ何でも直せる父なのだが、どうも車に興味がないというか、何なんだ。
　確かに母に言わせりゃあ「自分の車を大事にするわけでもなく洗うわけでもなく、長年乗っている割にメンテも完全に車検任せだし、怪しいとは思ってたけど」との事。あーコレあれだ、所有欲だけだわ～ｗ　他人と同じモノ持って満足するタイプだわ～。

　ともあれ、ウィンカーの点滅もママならない位に下電力低下しちゃってるので、急遽自動車工場に入って、札幌に引き返すくらいの充電をしてもらう事に。
　どうやらこのままだと、よしんば無事に港まで辿り着いてもフェリー内でエンジン（の電源）落としたら、到着時に点火出来ない位に危険だとか。……いやいやいや、そんな危ない状態の車に何故家族全員乗せたんだよ！！ｗｗｗ

　もっと言うと、遠出する事は決まってたんだから昨日の内にバッテリーを満充電させておけば何の問題も無かったというのに。あーあ。
　結局、２時間足止め喰らって（その間、工場に父を置いて自分と母だけアイス喰ってたｗ）札幌にトンボ帰り。あびゃあああ～～～～　(ﾟ∀ﾟ)





　この後の家での修羅場を考えると、とてもじゃないけど耐えられないと思ったので「ワシだけでも」という事でパー子に跨って、その日の夕方から函館を目指して出発。今回の往路は函館→青森の航路を経由（２年前は苫小牧→八戸）。

　車と違って、バイクだと飛び入りでも船に乗れる事は多いので、アポ無しで突入～。

　どうも天気がイマイチで、本当に曇天＆蒸し蒸しでね。山ん中なんて濃霧の中で雨も降ってないのにビッシャビシャになりながら、走ってたｗ
　(;´A｀)ﾑｼﾑｼｽﾙｰ

　手が謎に痺れてきたので、途中のコンビニで一休み。
　周辺で飼ってる野良なのか珈琲とパンで小休止してたら、やたらと猫達が寄ってきたぞ。
　鳴き声からしてまだ若いな。人を怖がらないヤツで、ワシのパン狙ってたしパー子の下に潜るしで、なかなか愛嬌のある奴だ。パシャリ。


　
　道中休み休みしつつ、５時間かけて港に到着。
　案の定ガラッガラだったんで、飛び乗った次第。こん時はもう深夜前。船には４時間揺られるので、故郷への到着は早朝になるね。




　青森港から田舎までは１時間掛からない位。到着は夜明け頃だったか。

　実質２年前ぶりだったんだけど……どうも市だか町だかの政治力が爆発してて、やたらアチコチ開発が進んでてたりして。特に幹線道路が顕著で、田舎の田んぼや畑のド真ん中を区切るように、やたら広いバイパス道路が敷設されてたりして、若干引くわぁ～ｗｗｗ
　ちなみにウチの山とか田んぼは横切ってないらしく、爺さんが「補助金貰い損ねたわぃ」とボヤいてたがｗ


　翌日、仙台の叔父母も合流したので、今回は竜飛岬の方にプチ旅行。
　その辺はまた明日。