yamatのブログ一覧

久しぶりの投稿でございます。

1年ぶりにやってきましたこの季節。。そう、年に一度の大決算シーズン。

今回はこんなクルマの試乗からスタートした。


Honda StepWGN

このサイズのクルマは激戦区であると同時に個人的には興味のない領域であったが、今度のステップワゴンはなんかイイ。

まずは1.5L Turboエンジン。試乗投稿では、みなさん高評価であることから期待をもって試乗。
うん、確かにイイかも。まずは街乗りでは非常に静か。現状のデリカより断然静か。CVT特有の出足の遅さはあるが、Turboラグも感じずフラットトルクである恩恵を得られる。

そのまま坂道ステージへ。デリカだとベタ踏みになりそうな坂でも8割ぐらいのアクセル開度でグイグイ登っていく。（ちなみに試乗は大人3名子供2名）　音は賑やかになるが不快な音ではない。
1.5Lのお安い税金でこの特性なら断然お得である。

続いてイイのが”ワクワクゲート”。 正直つい最近まで絶対不要な装備だと思っていたが、ベビーカーが必要になってくると断然便利だと思った。いちいちリアゲートを上げる必要がなくドアを開ける感覚で荷室に積めてしまうのだ。ドアの開閉もかなり軽いタッチででき、子供たちも大喜び。
また格納式の3列目を設置しておけば床下に広大な荷室も出来る。この装備は2列目ベンチシートで有効に使えるのではないだろうか。
ちなみに試乗時にリアウィンドウのセンターに位置するワクワクドアのピラーはまったく気にならなかった。

最後に装備。今回特別仕様車として発売されたクールスピリットの話にはなるが、個人的にほしい装備が満載だ。定価でナビをつけると300万円を超えてくるが、レーダークルーズにLKAまで搭載される安全装備と、ワンボックスに必要な装備群がフルで搭載。正直追加Optionは不要である。

で、たぶん値引きも期待できそうであったが、、やはり我が家には狭い。

迫力にかけるフロントビューや人によっては不要と思われるワクワクゲート搭載であっても今回のステップワゴンは他人にお勧めしたくなるクルマであった。

売れ行き好調なこのクルマに意外にもこんな早いタイミングで追加された。




つい最近FMCされたSTEPWGNに搭載された1.5Lエンジンを活用したRSグレード。




価格的にはグレード差を加味せず単純比較すると約20万円のマイナス。
HYBRIDを加味しても高いと感じたJADE、ここから-20万円だとしても253万円というプライスはやはり高いと感じてしまう。

実質的にストリームの後継車なのだから、250万円は切るべきではなかろうか。。

それはさておき、1.5L turboエンジンの展開がこんなに速く可能であるなら、予想価格 380万円のオデッセイ HYBRIDを出す前にこの1.5L Turboを搭載して安くしたオデッセイをぜひともリリースしてほしい!


現社長の掲げた台数至上主義のヒズミを補正すべく、S660に続いてスポーツモデルの早期投入は、今後のHondaも少しは明るくなる、、かな？

FITの冠を外して登場したシャトル。



デザインもマイルド顔のFITから決別し、オデッセイに近いシャープな顔つきになった。個人的にはこちらが好み。

FITの冠を外した理由はわからないが、多数のリコールを発生させた車種と同系列に思わせたくないHondaの意向があるのかもしれない。

Packageとしては5ナンバーサイズにきちんと収めたうえで1クラス上のプリウスαを凌ぐ荷室を稼いだのは優秀。

直接的な対決はカローラフィールダーだろうが、価格面でやや下回る設定にしたのは、インサイトの反省からだろう。カローラはシステム費用が安い（と思われる）ニッケル水素電池であるがモーター出力が高い一方、シャトルはリチウムイオン電池を搭載するがモーター出力は対カローラで30%ダウンぐらい。これが燃費や走りの力強さにどうでるか？

シャトルの利点は4WDの設定があること。燃費は大きく退化し、34km/L → 25.8km/Lとなるが。
（HV車の実燃費自体がそもそも胡散臭い）

ただ、ハイブリッド + 4WDで一番上のクラスを選ぶと 254万円！
これに23万円足すとレボーグが買えてしまう。

（一クラス上の内装＋フルタイム4WD + EyeSight Ver3.0 + 17inchアルミホイール） - LEDヘッドランプ - 燃費差 7.6km/L - 自動車税差額 5千円

の公式が23万円より高いと思うか安いと思うか。

ま、シャトルの選択肢で HYBRID Z（4WD)を選ぶ人はまずいないので、直接競合とはならないだろう。

個人的には5ナンバーワゴンであればHYBIRDは選択しないだろうし、シャトル NA(2WD)の 21.8km/Lやフィールダーの 23.0km/L はもっと評価されてもよいと思われる。

今回Hondaは、このNAクラスを最下位クラスと位置づけ、装備も簡素化した1グレード展開。

ユーザーもメーカーも、そろそろHYBRIDの呪縛から目を覚ますときでは。

HONDAが小型車に最適な1モーターの軽量コンパクトなハイブリッドシステム「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive」を開発したと発表。１．５Lアトキンソンサイクルエンジンに7速のDCTを搭載とは、TOYOTAのアクアを通り越してUp!やPOLOを射程圏におさめたか？

来年のFITモデルチェンジから順次搭載とのことで小型車市場が面白くなってきた。


ちなみにHONDAは、

1 MotorのSPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive
2 MotorのSPORT HYBRID Intelligent Multi Mode Drive／Plug-in
3 MoterのSPORT HYBRID SH-AWD（SPORT HYBRID Super Handling - All Wheel Drive

の3体制でHybrid戦略を進めるとのこと。上からFIT,Accord、NSXですかね？最初の搭載は。

最近のHONDA, ベース車のデザインが良くなってきているためか無限のパーツに違和感を感じてしまう。今回発表されたN1もまさしくこの一例。正直ベース車のままのほうが良い気がするんですけど。。

そして走りを意識しました、、みたいなアルミも　もう一工夫ほしいところ。無限だからしかたないのか。。
マイナー前のFITのときは、乗るなら絶対無限のフルエアロ！と思っていたが、マイナー後の無限にはまったく興味が失せてしまった記憶が蘇った。

ちなみにN1に関してはWBS（テレ東のNews番組）で発表当日簡単な試乗レポートがあったのだが、いい音出してました。コレ見てかなり気に入ってしまった。