御茶ノ水周辺でエメラルドグリーンの景色に浸ってきました☆
【ニコライ堂前 千代田区・東京】
ここは1891年からこの地にある正教の教会。
設計は数多くの名建築を日本に残したジョサイア・コンドル。
東京駅・丸の内駅舎などでも有名な辰野金吾も彼の下で学びました。
1923年の関東大震災で大きな損傷を受けましたが、その後の手厚い修復で復活。
1962年には国の重要文化財に指定されました。
ニコライ堂も良いのですが・・・
今回はここから少し歩いた場所にある聖なる御堂へ♪
水の響き
滲む景色
濃いエメラルドグリーンの空気
ここは日本か・・・?
【湯島聖堂・文京区・東京】
建物の建立は1691年、徳川幕府 第五代将軍の綱吉によってなされました。
この建物は儒教の創始者である孔子の霊を祀るためのものです。
重厚な扉
古くから学問所として使われてきただけあり、どこか威厳が感じられます。
火事と喧嘩は江戸の花・・・
この建物も過去4度の江戸の大火で焼損し、その都度再建を繰り返してきました。
現在の本堂は、1923年の関東大震災で焼失後、1935年に再建されたものです。
【入徳門】
そんな焼失と再建の歴史の中で、この門だけは1704年から無事原形を保つ貴重な文化財です。
敷地内の緑
水鏡に映るクレーン
この界隈も、都心の流れに乗って高層ビルが増え続けています。
それでも、この場所はそれらの侵入を防ぐ・・・いわば聖域のような場所に感じられます。
一歩外へ出れば、普段の生活が。
たまにこんな場所で日常と隔絶された時間を過ごすのも良いと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
<カメラ>
SIGMA DP2x
<場所>
ニコライ堂:千代田区・東京
湯島聖堂:文京区・東京
Posted at 2012/07/24 23:29:32 | |
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