新卒から働いてきた会社をおととい、9月20日に退職しました。7年と5カ月働きました。
そして、新しい会社に10月1日から働き始めます(※一部の方にはお話ししましたが、試乗記を書かなくなる理由はここにあります)。
散々悩みましたが、10月より愛知住まいになります。
しかし、ほぼ毎週休みごとに三重に帰ってくる予定ですが(笑)
ちょうど1カ月ほど前に宣言した、試乗レポートは10月以降書かないというお話。
というわけで、今回が最後の(?)試乗レポートになるかもしれません。
といいつつも…「プジョー RCZ R」の試乗記忘れてる?(爆)
榮倉奈々のCMでおなじみの先日マイナーチェンジをして発表された「フォルクスワーゲン ポロ」です。
フォルクスワーゲン ポロ TSIコンフォートライン(7速DSG)
外観上はさほど変わっていませんが、エンジンが最新のゴルフと同じエンジンとなったポロです。燃費が向上し、JC08モードで22.2km/Lと公表されています。その代わり、若干パワーとトルクはマイナーチェンジ前モデルより下がっているようです。
しかし、実際に走ってみてパワー不足やトルク不足を感じません。ゴルフと同じ1.2Lターボエンジンとはいえ、これもチューニングが違うようでゴルフよりも出力は低くなっています。1,400回転から3,500回転で16.3kgmという最大トルクを発揮し、7速のDSGが組み合わされていますから、街を走る分に不足を感じることはありません。
そして、俊敏な変速は相変わらず気持ちのいいものです。
音は改良前に比べ、かなり静かになったようです。
もう半ば当たり前のアイドリングストップですが、明らかにここ最近のドイツ車は進歩しているようで、再始動時の振動や音がほぼ気にならなくなりました。ストール時は無論スムーズです。
この試乗車にはオプションのACC(アダプティブクルーズコントロール)がついていました。これは簡単にいうと追従装置で、前車の車速に応じて、適切な車間距離を保ちながら走れるものです。これはゴルフでも採用されていましたから、驚きはしませんが、このポロのセグメントに採用してきたことに驚きました。それも、価格は6万円ほどでつけられるということで、これはぜひつけたい装備だと思います。むしろ廉価グレードでも標準にしてほしかったほど。
ただ、ゴルフのようなレーンキープアシスト機能はありません。もちろん、緊急自動ブレーキ機能は採用されています。
いつも感心するのはその乗り味です。とても国産のコンパクトカーでは味わえないしなやかでありながら、重厚感のある乗り味。これがポロの魅力です。シートサイズもたっぷりしており、このクルマならロングツーリングもいいだろうと思わせられます。
ただ、後席空間は正直言って狭いです。後席も多用する人ならゴルフがいいと思います。特に降りる際の足の運びで、家で言う敷居の部分で足が引っかかりがちです。
逆にその分ラゲッジスペースは思ったよりは広い印象です。
日本で乗るには特に幅方向でかなり大きくなってしまったゴルフですが、このポロならば全幅は1700mm以下で収まっており、やはり日本の道路事情で扱いやすいということを再認識させられました。
全体的に派手さはないですし、感激するほどのものではないですが、しかしマジメに、実直な自動車であるということを痛感しました。
コンパクトな実用車としては推したい一台といえるでしょう。
Posted at 2014/09/22 22:38:58 | |
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