澤　圭太のブログ一覧

アイメックヨコハマ走行会に参加した人だけが手にする
澤圭太直筆の富士レーシングコースの攻略法（画像）
ここみんカラの皆さんもサーキット走行を趣味にされている方が
多そうなので今回は特別に何回かに分けて紹介してみたいと思います。

１回目は前半の部（ヘアピンまで・・・）

名物のストレートではＧＴ３００で１コーナー手前２６０キロ以上。
ＧＴ５００で２８０キロ以上になります。
１コーナーのブレーキは１５０Ｍ看板よりちょっと手前ぐらいですね。
でもいきなりそこまでは行かないようにっ！徐々に攻めましょう。
１コーナーはクリップ付近より下りになるのでしっかり減速して
向きを変えてから蛇角が残りすぎた状態でトラクションを掛けて
巻き込んだりしないように綺麗に立ち上がりましょう。
ここからＡコーナーまではなるべく抵抗が無く
かつ、最短距離を・・・。
Ａコーナーは旧コースより高速になりました。
５速から４速にダウンして
１００Ｍ看板の先からブレーキです。
ここはアウト一杯まではらむことに
こだわらずに前半部分の最大難関ポイントでもある
１００Ｒに向けての姿勢作りに専念しましょう。
１００Ｒは旧コースよりも後半のＲがきつく、ポイントは
１００Ｒ前半から後半への向きの変え方と
スピードコントロールが肝です。
経験上、色々な走行パターンを試しましたが
大きな差は生まれないのも事実。
なので無理の無い範囲で自分のドライビングスタイルや
マシンの特性を活用してなるべく後半部分が登りになってくるので
スピードを殺さないでヘアピンへのアプローチが出来るラインを
目指しましょう。
ちなみにパドックからも１００Ｒ出口から
ヘアピンアプローチの部分は見えますので
速いマシンの１００Ｒの脱出してくる角度や
ヘアピンへのアプローチの仕方を見てみると
ベンキョーになるはずです。
ヘアピンは以前は２速コーナーでしたか、
今は入口も出口も大きくなったので
３速で回れるコーナーになっています。
ただ、１００Ｒの脱出ラインが厳しくてヘアピンの
アプローチが内側からになると回りまわって
出口からその先の３００Ｒのスピードの乗りにも影響するので
注意が必要です。
１００Ｒの時点でＢコーナー進入までのスピードの乗りは
決定しています。

そうです。サーキットの走行ラインは人生と一緒っ！
目先の利益に囚われず先の先をいかに有利に進めるか？を考えて
走りましょう～。
僕の場合は人生という名のレコードラインはかなり目先重視で
先のことを考えられずに居ます・・・（悲しい～）
そしてついついヘアピンは突っ込みすぎになる傾向が多いので
それも注意です。

さて、これで前半は終了です。
次回は新しい富士の肝でもある
後半セクションについてお話しましょう～。