いよいよ来週に迫った
ポルシェカレラカップアジアシリーズの開幕戦に向けて
データロガと車載映像と睨めっこが多い澤圭太です。
プロフィールがシリーズのサイトに掲載されているので
ご覧下さい→
こちら
何でもそうですが特に海外のレースは
段取り8割
色々なシチュエーションを想像して準備を怠らないというのが
基本姿勢です。
特にこのシリーズは走行時間が極めて少なく
クルマのセットアップも厳しく制限されていますから
こないだの走行会に参加された皆さんのように
自分の好のみに合ったパーツを盛り込んだり出来ないのです。
セットアップの方向としては
基本的にポルシェの場合は
コーナーリングスピードを追求した設計ではないので
ブレーキのスタビリティーが高く、
出口のトラクションがしっかり掛かる車にしておいて
あとはタイヤが傷まない程度になんとかする
という方式。
ポルシェの凄いところの1つに
コースによるセッティングの違いがあまり無いということ
もちろんギア比は変わりますが、
足回りを中心とした基本セットは
スタンダードと言われる数字にしておくと
どこでも走れてしまう
良く取ると楽なクルマなんですが
逆にレーシングカーの1ミリの車高でも敏感に
反応するという部分は無い。
でもダルなクルマではなく、悪いパーツや
セットアップに対してはしっかり反応してくれる
クルマでもあります。
ポルシェで良くあることは・・・
色々変えて動きを追求していくけど
最終的には元のスタンダードセットが良いよね~
ということ。
今回レースに同行してくれるエンジニアと
タイヤの使い方のシュミレーション
前回のテストのラップチャートを踏まえての
ベースセッティング
レースウィークにやりたいセットアップ項目を
やれるかやれないかは別として
全部リストアップして
そこから限られた環境の中で
これとこれをやろう・・・などと
かれこれ7時から始めたミーティングは
10時を超えてました・・・。
どんな内容か?は誰が見ているか判らないので
詳しくは書けませんが・・・。
2人して頭の中でポルシェ997カップカーが
セパンを何周も走ってしまっています。
頭の中では
3秒ぐらいぶっちぎってのポール獲得で
レースも楽勝のシュミレーションなんですが・・・。
さて、どうなるでしょう~??
つまらないダジャレばかり考えているわけっ!
という訳です。
Posted at 2006/03/11 08:50:09 | |
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