澤　圭太のブログ一覧

カレラカップの話をしたら
何だか車載を見たくなって、
見たら皆さんに紹介したくなったのでアップします（笑）

これは２００７年のＰＣＣＡ最終戦マカオの
スタートから２ＬＡＰ目のリスボア通過までの約６分弱。

予選は５番手（黄旗に悩まされました）
スタートで２台パスして３位へアップ！
そしてトップ２台はその年スーパーカップに参加していた
宿敵Ｄ．Ｏ’ヤング選手とＤワッツ選手のスポット参戦組み。
マシンは０６年タイプに鞭を打つ私にとっては悲しいけど
０７年仕様のスーパーカップマシンは速すぎます・・・(笑）

この時も予選のベストタイムが３０秒台でしたが
レースのベストタイムはファステストラップのコンマ５秒落ち位で
２８秒台だったと思います。

→　決勝日の方が路面が出来上がるのでタイムが上がる・・・市街地レースならではです。

このレースで総合３位、上位２台は章典外だったので優勝ポイントをゲットして
シリーズ２位を確定するのでした。

当然ながらシーケンシャルギアとは言え、ガヤルドに比べると忙しい！（笑）

レースの時にはある程度のリスクと危険を背負って走りますがこれを経験しているからこそ
ドラサポではお客様の車で走る以上、異分野での集中力を発揮してると言えます。
ＦＳＷでゴルフのタイムアタックをして２分１０秒位とか
ＰＤＫカレラ４Ｓで１分５８秒位とかの走りでは当然ある程度速く走るという分野も大事ですが、
それ以上に何が起きても対応できる【充分な余裕】を持って走る事と
車両の判断をする為に【感じる余裕】や【解析する余裕】、そして【調整してみる余裕】も大事ですね。
例えて言うなら、走りながら膝で牛丼抱えて食べながらメールを打つ位の感覚！？
実際には出来ませんが(笑）その位の尺度で走れないとなかなか難しい～！と思います。
あくまでも絶対的なタイムの話では無く例えば・・・の話で大事なのは走る時の余裕度を状況に応じてコントロールする事です。。。

今年はリベンジッ！！

私は２００６年２００７年と
ポルシェカレラカップアジアに参戦しておりました。
もう既に皆さんはご存知ですよね。

そして今年はまだ正式にアナウンスしておりませんが
新車を用意してアジアポルシェチャンピオン・・・です。

でも皆さんにとっては
車両は世界共通、レギュレーションもほぼ同一である
ポルシェカレラカップジャパンのほうがお馴染みかも？
私の印象ではＡクラスはアジアだけでなくヨーロッパからもドライバーが押し寄せる
アジアシリーズはトップ５～６台は最高峰であり私が２００８年にチャレンジした
スーパーカップでトップ１０を走れるようなドライバーが集結するのですが
Ｂクラスの選手層は日本のほうが高いと思います！

現に、昨年ＧＴオートポリス戦でサポートレースとして開催されていた
Ａｓｉ－ＧＴ３レースにＧＴ４クラスとして日本のカレラカップのＢクラストップドライバーが参戦した際
クラストップを独占したばかりでなく総合でも上位に食い込む走りを見せ付けた訳ですから・・・

アジアのドライバーやメカニック達も私に質問を浴びせます。
【奴等はここのサーキットを走りこんでいるのか？】（とあるメカニック）
【いや、初めて走ったって言ってたよ～】（澤）
【奴等は日本のカレラカップのＡクラスドライバーか？】（またまたメカニック）
【Ｂクラスのトップドライバーだよ、日本のジェントルマンレーサーはレベル高いよ～！】（澤）

そんなやりとりがありました。
これはやはりＡクラスは練習量の確保があまり成績に左右されませんが
Ｂクラスの場合はやはり練習量が確保できる日本のシステムのほうが良いのでしょう。

今年も私がアジアで実際にレースを戦う車と同一ですからセットアップデータ等共有出来るし
一緒にアジアで戦ってきたエンジニアも含めメンテナンス体制もパッケージングでサポートします！
年間を通じてテスト～レースウィークと総合的かつ実践的なトレーニングが可能です！
日本のカレラカップＢクラスに参戦したいと考えているジェントルマンレーサーは
是非興味があればご一報欲しいですね～！

余裕さえあればアジアのカレラカップだって帯同して
私の戦う姿を間近で見てもらえれば色々と得られるものがあると思いますよ～！