つ、ついに手に入れました。
なんとTOM'Sのファンネルです!
…と言っても大多数の方は意味不明でしょう。このファンネルは元々TOM'SがF3で勝つために作られたAE101のレース用ファンネルで、当時カーボン製の大容量インダクションボックスとセットで売られていましたが、もう絶版品で今でもAE101乗りには根強く人気のパーツなのです。
何がすごいかというと、まずは…
①TOM'S独自のスリーブ
・中低速のトルクを稼ぐためにスロットル径43Φからファンネルで40Φに絞って吸気の流速を上げています。絞る場合は普通はフランジの部分までで絞るのでですが、写真を見てもらえば一目瞭然ですがこのファンネルはスロットル手前まで直線的なテーパーで緩やかに長さを稼ぎながら絞っています。こういう手間のかかった形状はTOM'Sだけです。
②絶妙なファンネル長
・このファンネルは75ミリあり、ファンネルからスロットル、インマニ、吸気ポートまでのトータルの吸気管の長さが36センチあります。
L=2550/N
L(メートル)=トータル吸気管長
N(rpm)=慣性加給回転数
上の式から慣性過給が最も効率良く発生する回転数を導きだすことができます。計算すると慣性過給がおいしい回転数は7000rpm付近。ファンネルが入るギリギリのサイズなので、まあ妥当な線ですね。
ちなみにファンネルなしの場合は9000rpmで発生します。そんなクルマはS2000くらいしかないじゃん(笑)
Posted at 2005/12/02 03:53:49 | |
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