懐かしのMZ-80K

遺品整理をしながら、ふと頭をよぎった・・・パソコン部屋の古いPCたち

いったん遺品整理の手を止めて、古いPCたちを掘り起こすことにしました。

PC-9801FA、PC9821Xc13などといった比較的新しいPC（それでも20年は経ってますね）と、
MZ-80Kが出てきました。



中学の時、父親と秋葉原の店にあった展示品を買ったものでした。
このMZ、キーボードがMZ-80Cのものに換装されていて、80K独特の四角キーボードではありませんでした。
それに、当時はセミキットで、一部を自分で組み立てるものでしたが、完成品でした。

見た目がひどくて写真を載せられませんが、プラ部分は黄ばんでおり、キーボードの部分は錆で真っ黒になっています。
今のキーボードはプラ部分ばかりですが、MZは一体モデルで金属部分が多く、キーボード部分は金属でした。
使っているうちに、手とこすれて塗料がはげてきて、そこがさびてしまいました。
ちゃんとケアしておけばよかったです。

さて、実際に電源を入れてみると・・・入りました。
モニターも表示されたので、キーボードを押してみる・・・文字が表示された。

ただ、一部のキーが入らず、致命的だったのは「CR」キーが入らなかったこと。
これだと、コマンドが起動できません。
と、言うことは何もできません。

今のPCはハードディスクやらCDROMやら、WindowsやらLinuxやらありますが、MZ-80Kはクリーンコンピュータなので、プログラムをカセットテープから取り込む必要がありました。つまり、カセットテープからプログラムを取り込めないため、何もできません。

しかも、カセットデッキもまともに動きませんでした。

とはいえ、捨てる気にもなれません。
このPCでプログラミングを学び、結局、今もプログラムを組む仕事を続けています。
スタートはこのPCからだったと思うと、WindowsPCを使う今となっても手放す気にはなれませんね。

さて、残りのPC98はまともに動くでしょうか・・・お楽しみです。